先日ある本を読んでいたら「もったいない」という言葉を、世界の環境問題のキャンペーンの言葉にしようという運動があるということを知りました。「もったいない」という言葉は英語にはないらしいのです。あえて訳すならreduce(減らす)recycle(再生)repair(修理)というところらしく、ビミョーにニュアンスが違うらしいのです。そこで「MOTTAINAI!!」を世界共通の言葉にしようということらしいのです。
これはTBSの「ニュース23」で以前やっていたらしいのですが、昨今では「もったいない」が死語になりつつあり、そんなこともないとは思うのですが、最近の若者は「もったいない」という言葉を知らない者もいるとか・・・。
知らないとは大げさだと思いますが、確かに宿泊業ならび飲食業を営み、老若男女問わず接していると、やっぱり年配の人ほど「もったいない」とおっしゃいます。「まったく最近の若いもんは・・・」と心の中で思うこともありますが、これは若者のせいというより、そういった現代社会のせいで若者はある意味、犠牲者なのかもしれないなぁなどと思ったりもします。
・・・とそんな話をしようと思っていたら昨日、たまたまテレビをつけたらテレビ東京の「ガイアの夜明け」で「もったいない」の運動のことが取り上げられていました。その運動自体は非常によいことだと思うのですが、そういった運動に企業が参加し始めたというのがどうにもひっかかりました。ある大手商社がその「もったいない」という言葉を売りに、世間でいうとこの「ロハス」な自然素材のグッズを売りに出そうとしていました。企業が環境問題に関心を向けることはとてもよいことだと思うのですが、とくに利益追求の場である商社が、ロハスやオーガニックやスローライフといった言葉を使い、それらをビジネスとして考えているというのがどうにも納得できませんでした。
ここだけの話ですが、正直僕は「ロハス」という言葉が嫌いです。結局それって都会で広まった言葉だと思うし、今のこういった世の中だからこそ、その反動で広まった言葉であると思うからです。それでもって都会のど真ん中の、クーラーががんがんに効きまくっているデパートで「もったいない」という言葉をキャッチコピーにして、ロハス展だかなんだかやっている・・・なんかそれってとっても違う気がするのですが・・・。
番組の後半ではある田舎の企業が紹介されていました。山の中の小さな集落で自然素材の洋服や雑貨を作り販売し、徐々に業績を上げ、今では東京のデパートをはじめ全国あちこちに支店があるというのです。その会社は何年か前に新聞に取り上げられており、たまたま記事を読み僕も関心をもっていたのですが、やっていることはとっても素敵でいいのですが、それをビジネス展開し都会に支店を増やし、田舎暮らしを売りにビジネスを拡張しているというところがどうにもひっかかりました。これも先に書いたデパートの話に通じますが、都会のデパートで田舎暮らしの雰囲気が感じることのできるお店としてビジネス展開していく・・・、やっぱりなんか違うんじゃないといいたくなります。
僕の知り合いに、有機野菜の畑をして、いろいろな動物を飼い、自由気ままに暮らしている素敵な夫婦がいます。でもその人は自給自足とかロハスとかオーガニックとかいうわけでもなく、自然とそれらを実行しつつもそこにこだわりすぎず、時にはパフェを食べにカフェに行き、時には好物だからとコンビニで肉まんを買ってほおばっています。雑誌の取材要請や本の出版の話もあったようですが、すべて断っているようです。僕はそういった人にこそ本当のロハスやらスローライフという言葉があてはまるのだと思うのですが・・・。
ちょっと話がまとまらなくなってきましたが、今のロハスとかスローライフとかいう言葉は、僕にしてみれば都会だからこその言葉にしか聞こえません。だからといって都会が嫌い、都会の人が嫌いというわけでは全然なく、都会も好きで実は今日も東京へ行こうか昨日まで迷っていました(結局いけませんでしたが)、何が言いたいのか自分でもよくわからなくなっちゃいましたが、ようは田舎暮らしやそれに通じる、ロハスとかスローライフをビジネスとしてとらえるのはどうなんだろうと思った次第です。
写真は本文とは全然関係ないのですが、明日より始まる夏向けの新スイーツです。
これはTBSの「ニュース23」で以前やっていたらしいのですが、昨今では「もったいない」が死語になりつつあり、そんなこともないとは思うのですが、最近の若者は「もったいない」という言葉を知らない者もいるとか・・・。
知らないとは大げさだと思いますが、確かに宿泊業ならび飲食業を営み、老若男女問わず接していると、やっぱり年配の人ほど「もったいない」とおっしゃいます。「まったく最近の若いもんは・・・」と心の中で思うこともありますが、これは若者のせいというより、そういった現代社会のせいで若者はある意味、犠牲者なのかもしれないなぁなどと思ったりもします。
・・・とそんな話をしようと思っていたら昨日、たまたまテレビをつけたらテレビ東京の「ガイアの夜明け」で「もったいない」の運動のことが取り上げられていました。その運動自体は非常によいことだと思うのですが、そういった運動に企業が参加し始めたというのがどうにもひっかかりました。ある大手商社がその「もったいない」という言葉を売りに、世間でいうとこの「ロハス」な自然素材のグッズを売りに出そうとしていました。企業が環境問題に関心を向けることはとてもよいことだと思うのですが、とくに利益追求の場である商社が、ロハスやオーガニックやスローライフといった言葉を使い、それらをビジネスとして考えているというのがどうにも納得できませんでした。
ここだけの話ですが、正直僕は「ロハス」という言葉が嫌いです。結局それって都会で広まった言葉だと思うし、今のこういった世の中だからこそ、その反動で広まった言葉であると思うからです。それでもって都会のど真ん中の、クーラーががんがんに効きまくっているデパートで「もったいない」という言葉をキャッチコピーにして、ロハス展だかなんだかやっている・・・なんかそれってとっても違う気がするのですが・・・。
番組の後半ではある田舎の企業が紹介されていました。山の中の小さな集落で自然素材の洋服や雑貨を作り販売し、徐々に業績を上げ、今では東京のデパートをはじめ全国あちこちに支店があるというのです。その会社は何年か前に新聞に取り上げられており、たまたま記事を読み僕も関心をもっていたのですが、やっていることはとっても素敵でいいのですが、それをビジネス展開し都会に支店を増やし、田舎暮らしを売りにビジネスを拡張しているというところがどうにもひっかかりました。これも先に書いたデパートの話に通じますが、都会のデパートで田舎暮らしの雰囲気が感じることのできるお店としてビジネス展開していく・・・、やっぱりなんか違うんじゃないといいたくなります。
僕の知り合いに、有機野菜の畑をして、いろいろな動物を飼い、自由気ままに暮らしている素敵な夫婦がいます。でもその人は自給自足とかロハスとかオーガニックとかいうわけでもなく、自然とそれらを実行しつつもそこにこだわりすぎず、時にはパフェを食べにカフェに行き、時には好物だからとコンビニで肉まんを買ってほおばっています。雑誌の取材要請や本の出版の話もあったようですが、すべて断っているようです。僕はそういった人にこそ本当のロハスやらスローライフという言葉があてはまるのだと思うのですが・・・。
ちょっと話がまとまらなくなってきましたが、今のロハスとかスローライフとかいう言葉は、僕にしてみれば都会だからこその言葉にしか聞こえません。だからといって都会が嫌い、都会の人が嫌いというわけでは全然なく、都会も好きで実は今日も東京へ行こうか昨日まで迷っていました(結局いけませんでしたが)、何が言いたいのか自分でもよくわからなくなっちゃいましたが、ようは田舎暮らしやそれに通じる、ロハスとかスローライフをビジネスとしてとらえるのはどうなんだろうと思った次第です。
写真は本文とは全然関係ないのですが、明日より始まる夏向けの新スイーツです。