カフェのテーマは「季節」です

　本日はカフェのテーマです。
　カフェの大きなコンセプトにしていきたいと考えているのが「季節」です。これは、カフェだけに言えるのではないのですが、お店全体はシンプルだけど、けっして無機質ではない、そしてお店の外はもちろん、店内からも季節というものを感じてもらえるようにしていければと思っています。
　季節を視覚で感じるのはもちろんですが、それと同じくらい感じることのできるのが、味覚ではないでしょうか？益子は最近はオーガニックカフェ等が増えたことにより、多少なりと知られるようになりましたが、こだわりの農家さんが多い土地です。そんな方々が作る旬の地の物をおいしくいただける様にできればと思っています。
　昨今は様々な技術革新により、１年中同じものが手に入るようになりました。１年中同じメニューのお店も少なくない世の中です。１年中同じ物を出し続けるのは、それはそれで大変なことだと思います。しかし、やっぱり季節によっては味が落ちたり、冷凍物を使わざる得ないこともおこります。
　益古時計のカフェは決してオーガニックと声高らかに言うつもりはありませんが、新鮮な旬の物を、そしてできるだけ地の物をご提供していきたいと考えています。
　ランチメニューはじめお食事はもちろん、ドリンクも季節の果実ジュース・季節のハーブティーなどからその季節にあった味のコーヒーや紅茶を四季折々ご提供できればと思案中です。
　せっかく自然が豊かな益子ですから、それを最大限生かして都会のカフェとは一味違った雰囲気になればと思います。
　写真は、今が旬のスモモとウメです。カミサンは今日これでジャムを作ってました。

　今日はお金がない、時間がないの話をしなくてすみました・・・タマにはネ・・・。


　

人に会う日々

　こうやって新築工事ならび新規にお店をオープンする準備をしていると、毎日のように人に会います。週末は友達の結婚パーティーで東京シティーに行ったことは前述のとおりですが、帰ってきたら棚作りやらＨＰ製作やらに精を出すぞと思っていたのですが、案の定なかなかはかどらない。
　昨日は、ペンションに宿泊のお客さんもいらっしゃったのですが、その前に益古時計の宿泊者向けに置こうと思っている自動販売機の設置について業者の方にきてもらい、いろいろ話を聞きました。そして今日は、朝お客さんを送り出してから少しして、厨房関係の品物を扱っている業者の人がお話をということでやってきました。それが終わったと思うと、今度は建築屋さんが天井の高さについてご相談したいということでやってくる。そうこうしているうちに前々から約束があった税理士さんに会いに出かける。そうこうしているともう夕方、税理士さんと別れた後は、近くにあるチェーンソー屋さんに借りていたチェーンソーを返しに行き、今度は購入予定の中古のチェーンソーをもらってくる。そんでもって陽も暮れ始めた頃、ヤマダ電機に掃除機を買いに行く。結局、うちに帰ってきたのは20時を過ぎていた・・・。
　どれもこれも、大切な用だし、人と会うのはけっして嫌ではないし、皆違う職種の人なので話してても勉強になってよいのだが、またこうして1日が終わったという感じです。
　前々から時間がないと愚痴っていますが、多かれ少なかれ毎日のように用ができるので丸1日、棚を作ったりＨＰを作ったりする時間がとれないのが実状でまたしてもあせってしまいます。
　ブログを開設してから1月以上たち、このブログは「お金がない、時間がない」がメインテーマになっていると気づきました。なんだか悲しい話で申し訳ないですが、こんなブログにおつきあいいただき、ありがとうございます。

　

久しぶりの雨

　今日の夕方、久しぶりにまともな雨が降りました。梅雨入りしてからちゃんと降ったのは初めてではないでしょうか。こーも暑い日が続くと普段は嫌な雨もちょっとうれいいものです。でももっと涼しくなるかと思ったんですが余計ジメジメです・・・。雨が降るといろいろ予定が狂ってしまい、オープン準備がなにかとできなくなるのですが、こう暑い日が続くと、それはそれで思考回路がおかしくなってします。かといって1日中エアコンに頼るわけにはいかないし、ほんと根気がない自分が嫌になります。頑張ると疲れがたまるし、じゃーちょっと休むと、間に合うのかと不安になり休んでちゃダメだとあせりとともに自己嫌悪に陥るし・・・。
　正直、しんどいことも多いのですが、今日お泊りのリピーターのお客さんからブログ見てますと言われ、恥ずかしいから見ないでくださいと照れながらも、内心ちょっとうれしかったりして・・・。最近、知り合いにも宣伝しているせいもあってアクセス数が増えています。アクセス数をチェックしながら夜中にひとり怪しくにやけてます。世の中数字ではないと思いながらアクセス数をチェックせずにはいられない小生なのでした（今日のわんこ風）。
　皆さんに読んでもらえることがひとつの励みになりますので、たまに読んでもらえると幸いです。
・・・雨はどこ言った・・・。

結婚と友と東京と益古時計

　わけのわからないタイトルですみません。
　昨日と今日、友人の結婚パーティーのため東京シティーへ行ってきました。オープン前の忙しい時期になんでやねんと密かに思ったりもしたのですが、オープンしてからだったら余計に行くことはできなくなりそうだし、やっぱりなんだかんだいっても、そういう場に呼んでもらえるのはうれしいことです。
　ましてや今回はカミサンと知り合った専門学校時代のクラスメートなので、同窓会気分も味わえるし、気がつけばもう１０年！！みんな歳をとったなーというか大人になったなーという感じです。友人と逢うのは、いろいろ刺激にもなります。同級生ということはある意味スタートラインが同じというか同じ土俵にいた仲間なので、やっぱり小生としては負けたくないという気持ちもあるし、仕事頑張ってるという話を聞くと、うれしくもあり励みにもなります。逆に小生がこうして頑張ってるということが皆の刺激になればうれしいです。
　そんなわけで、友というのは大事だし、ありがたいものだとしみじみ思いました。
　でも、田舎に住んでいると、都会に住む友と、例えるなら同じ歳なのにジェネレーションギャップというか、もしくは同じ国なのに時差みたいなものを感じるのも事実です。
　まあ、こうして結婚していく友をみるといつの間にか「youthful days・青春の日々」が過ぎ大人と呼ばれる人間になったんだなーとしみじみ思います。
　益古時計には大人から子供まで、都会から田舎から、北は北海道から南は三波春夫まで・・・こんなギャグがオヤジになった証拠・・・いろいろな人が訪れてくれると思いますが、誰もがやさしい時間を、そしてどこか懐かしいような気持ちに、非日常的な日常を味わうとでもいいますか、でも訪れた人それぞれがなんだかわかんないけどガンバローと、ちょっとした刺激も感じてもらえるようなお店にできればなーと思います。
　うーん、無理矢理結婚と益古時計を結び付けようとしてややこしくなりましたが、とにかくＫ夫妻これからもお幸せに！！昨日はほんとにありがとー！！　
　写真は言わなくともわかると思いますが、昨日の様子です。出てる人全員に許可を得ていないので勝手に載せてます。もし、顔がでるとやばい人は目の上に黒線を引きますのでご一報ください。ちなみに前のほうで見切れてるのが新郎です。（スミマセン写ってない・・・。）

土地についての続き

　昨日の土地のお話の続きです。
　自分の中ではいくつかの候補地ができ、法務局へ行って誰の土地なのかを調べます。もちろんダメもとではあるのですが、どこかかんかからその地主さんの知り合いを見つけ出し、仲介してもらおうといろいろあたりました。たまたまいいなと思っていた土地は益子焼きのギャラリーをやっている方だったので、陶芸家さんとも繋がりがある。そんでもってたまたま、お隣の陶芸家さんがそのお店と取引しているのでその陶芸家さんを通じて地主さんを紹介してもらいました。
　本当に偶然なのですが、その土地はどうしてあいてるの？というくらい、益子の人に言わせると最高の場所、これまでもその土地を欲しいという人はたくさんいたらしいのですが、地主さんは売る気がなく、ゆくゆくはそこに自宅を建てるつもりだったとか・・・。ただ、諸々の都合で自宅は別の場所に建て、さらにいろいろあり売ってもいいという話になったようです。
　売ってもいいと、地主さんが言ってもそこからが大変！！これを事細かに書くとあと３日くらいかかりそうですが簡単に言うと、地主さんにＯＫをもらってから正式に契約するまで丸１年かかりました。まあ、土地の値段のことや広さのこと、その敷地は相当広かったので、そのどの部分を買うか、さらには土地だけ買ったはいいけど建物を建てるお金がなければ意味がないので、その辺に絡んだ融資のことなどです。間に不動産屋さんに入ってもらい進めたのですが、それでも気がつけば１年かかったという感じです。
　とにかく立地は本当にこれ以上ないというくらい、理想の場所が手に入ったので、「これも何かの縁よ」といろいろな人に言われますが、本当に地主さん、不動産屋さんそれ以外にもいろいろ情報をくれた益子の方々に感謝しています。
　そんなわけで細かく書くときりがないので終わります。
　明日からまたしても東京で友達の結婚パーティーがあるので書き込めるかわかりませんのであしからず。ジューンブライドですが、もうちょっと涼しければ・・・田舎者には東京の暑さはかなりこたえる・・・。
　　　

土地について

　本日は土地のお話。建物のことで頭がいたい今日この頃ですが、建物を建てるには土地が必要なわけで（当たり前ですが）、その土地が決まるまでがこれまた大変でした。
　益子に新しくおったてようと思ってから、実際土地が決まるまでは約２年かかりました。どうしてそんなにかかるのかというと、まあいろいろあるのですが、まず益子は田舎でちゃんとした不動産屋さんがないので（材木屋さんが兼ねていることがほとんど）、いわゆる売り看板・売り広告というものがほとんどありません。都会やリゾート地ならいろいろ情報がありますが、まず情報すらないのです。まさにローラー作戦とでもいいましょうか、詳しそうな人にはかたっぱしから話して相談するのはもちろん、自分たちの足で情報をつかみとるとでもいいますか、歩いてもしくは車でこの辺は土地があいているとか、建物が建てれそうとかしらみつぶしに探しまわりました。
　しかも、前にも書きましたが、あいているからといってどこでも建物が建てれるわけではありません。まず、ライフラインの問題、それに法律に絡めた地目や道の問題。さらには一般住宅とは違いお店なのでどこでもいいというわけにもいきません。結果的にはお店ということで場所が限定され逆に探すのに楽でしたけど・・・。そんなこんなでいくつか自分たちなりの候補地が挙がったのですが、それから今度は法務局に行って登記簿をとり地主が誰なのか調べたり、土木事務所に相談にいったりとまたまた大変。それで、今の土地がいいなということにはなったのですが、そこはもちろん売り看板もないしどうしたものかと・・・。
　このあとも長くなりそうなので今日はこの辺で・・・また続く・・・。

シェーカー家具完成！！いざ出陣！！

　以前からお伝えしている、益古時計で使う、キットで購入した椅子とテーブルがこのほどようやく完成しました。届いてから気がつけば２ヶ月が過ぎました。当初の予定では５月中には完成するはずだったのですが・・・。削り・塗装・組み立ては先週には終わっていたのですが、椅子の座面の編みこみに多少時間がかかってしまいました。といっても家具作りばかりやっていたわけではなく、逆にやることがいっぱいあってその合間を見ての家具作りだったので思いのほか時間がかかってしまいました。
　そんでもってこれまた前にも書きましたが、完成品を置いておく場所がないため知り合いを通じて陶芸家さんのお宅にオープンまで預かってもらえることになり、本日はその搬入に出発するところのヒトコマの写真です。
　これでひと段落と思いきや、今度は完全自作の、ギャラリーの展示棚や脱衣所の棚、和室・デッキのテーブル等を作らなければなりません。本当はこっちの方が大変な気がするのですが・・・。本当にオープンに間に合うのかかなり不安です。オープン仕立ての頃、お越しになることがございましても、まだ未完成な部分があるやもしれません。その時はどうか、ながーい目で暖かく見守ってください。

仕事について

　写真は本日の小生の仕事？です。今日は雨ということもあり午後からは、昨日使ったチェーンソーの刃研ぎとＨＰの作成に費やしました。昨日はチェーンソーを振り回しなんちゃって木こりに、今日はパソコンに向かいデスクワーク、小生の仕事は一体何なんだろうと思ってしまいます。職業はと聞かれると、今のところはペンションオーナーです。しかしやってることといったら、何でも屋状態です。
　サラリーマンの人は、仕事とプライベートが基本的には線引きされていると思いますが、自営業者の人（特に自宅が仕事場の人）は、どこからが仕事でどこからがプライベートかわからないのです。サラリーマン家庭にそだった小生は今ひとつその生活が慣れません。
　しかもとにかくいろいろなことをこなさなければなりません。チェーンソーで、草刈機で、木や草を刈ったり、かと思えばこうしてパソコンの前に座ったりと事務仕事に追われたり・・・。ましてや今は、ペンションを営みながら益古時計のオープンに向けての準備も進めなければなりません。正直、わけがわからなくなるときがありますが、それもまた楽しと思って頑張っています。
　それにしてもパソコンは奥が深いというか、いろいろ覚えなければならないことが多いというのは皆さんもご存知でしょうが、チェーンソーも奥が深いという事をこの間チェーンソー屋のご主人から話を伺いしみじみ思いました。家具を作れば木工は奥が深いと思うし、コーヒーにこだわればこれまたきりがない・・・。こだわるということは本当に大変だということを実感していますが、この経験は何者にも変えがたいものであると思い日々精進しています。

「北の国から」から「益古時計」へ

　本日は、小生の経歴にからめて、なぜ益古時計に至ったということを簡単にご説明します。
　小生はその昔いわゆるＴＶっ子でした（いまではほとんどＴＶは見なくなりましたが）。そんななかでも自他共に認める「北の国から」マニアです。
　高校を出て、東京へ上京し、紆余曲折を経て、サラリーマンとして生きる、都会で生きるということに疑問を持ち始め人生模索の日々が続いていました。どーせ住むなら大好きな「北の国から」の富良野だ！！ということになり、じゃーなにするよと考えたとき、富良野にはじめて行ったときに泊まったペンションのことを思い出し、いつかは富良野でペンションだ！！ということになりました。
　ペンションというとみなさんもそうかもしれませんが、脱サラしてリタイアした年配の人がやるものだと思っていました。もちろんお金も物凄くかかる。そんなわけで遠い夢だったのですが、あるときリース（賃貸）でペンションを経営できるということを知り、その物件を紹介してくれるコンサルタントがあったのです。それで一気に夢から現実へ。そのあとは、富良野のペンションで見習いのバイトをしたり、運送会社でお金を貯めたり（リースでもそれなりにお金はかかるのです）、カミサンは料理学校へいったりしました。そんなこんなを経て、コンサルタントに相談に行き、紹介されたのが今のペンションしいの木でした。そのころはいずれ富良野へという思いはあったのですが、とりあえず関東近郊の益子でリース契約をむすぶことにしました。当初はリースの契約が順調に終わり、自己所有のペンションが建てれるようになったら富良野へ行けばよいと思っていたのですが、益子がすっかり気に入り、この地で暮らしたいと思い、益子で新しく建てようということになりました。それでいろいろ考慮した結果、ペンションという形を少し変えて、カフェ＆ギャラリー＆ステイの益古時計の構想が生まれたのであります。
　ざっと益古時計に至るまでの経緯を記しましたが、決して目標に向かって一心不乱にやってきたのではなく、その場その場で頑張ってきたらこうなってしまったという感じです。
　いまでももちろん富良野は大好きですし、富良野に住みたい思いもあります。でもこの決断にはけっして後悔してませんし、これからの益子生活がますます楽しみです。
　「北の国から」に関連したネタは今後もたびたび登場すると思いますが、お付き合いくださいませませ（本日は「北の国から」の音楽も手がける、さだまさし風でした）。
　写真はご存知！？「北の国から８４～８９」の五右衛門風呂です。
　

Ｈについて

　思わせぶりなタイトルですが、下ネタではありません。
　Ｈとは、ずばりそのままローマ字についてです。先日、横浜のカミサンのお兄さんに会いに行ったという話しは書きましたが、そこでホームページのドメイン取得の話をしていたとき、益古時計をそのままローマ字にするかどうかということを相談していて、益子のつづりが小生はＭasikoだとおもっていたのですがＭashikoではないかといわれました。小生はhを入れていませんでした。このブログのアドレスもhが入っていません。常識的に昨今のローマ字のシはsiではなくshiということで小生はすっかり昔の人・・・というかただのバカな人になってしまいました。
　・・・というわけで近々開設する益古時計のホームページのアドレスにはＨが入ると思いますが、このブログは入りませんのでややこしいですがご注意ください（ホームページが開設してもブログは続けていこうと思っています、ホームページからもリンクできるようにしています）。
　ホームページを作る前にローマ字の勉強から頑張ります。
　ついでに、このブログを読んでいるカミサンから誤字脱字が多いと指摘されました。こちらとしてはそんなことより内容を見ろといいたくなるのですが、たしかに多い・・・。実はこのブログはダイヤルアップで繋いでいるので、早く書かなくちゃとあせっているのです。というのは言い訳で、もともと小生はガキの頃からテストの答案を読み返すようなことは面倒くさくてやったことがありません・・・。とりあえず、今日ここ数日のおかしなところを直しましたので・・・。
　文章がおかしくとも今後ともあたたかい目でブログにお付き合いいただければと思います。

　写真は昨日、工事現場に行ったら窓が届いていたので撮ったものです（これひとつでかなり高い）。