益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

葛藤/ジレンマ

2005-12-10 23:12:46 | Weblog
 ここ最近、前のペンションに泊まってくれた方が、DMが届いたと訪ねてきてくださる方が結構いらっしゃいます。また、オープンして数ヶ月なのに再度益古時計にお茶をしに来てくれたり、泊まりに来てくれる方も増えてきました。本当にありがたいことだし、再会の喜びというのは何ものにもかえがたいものがあります。2度3度と訪ねてきてくれるということは益古時計ならび小生を気にかけてくれているということだし、本当に励みになります。
 そういった方々と再会し、おしゃべりするのは本当に楽しいひと時であり、お店をやっているうえで一番楽しい時間ともいえます。と、そのへんで今日の題名が絡んできます。昨日のブログに書いたように益古時計は純粋なペンションでもなければ喫茶店でもありません。常日ごろ書いているようにまだまだやることだらけです。本当はオーナーであるところの小生がカフェのカウンターにたち接客をするというのが理想なのですが、宿泊のベッドメイクをはじめ清掃もしなければならないし、ギャラリーに置いてもらっている作家さんとの連絡もとらなければならないし、はたまた手続き関係やら外周(庭整備)やらといろいろあるのでなかなか1日中カフェにいることができません。手伝ってもらっているバイト君にもいろいろ雑用を頼んでよくやってくれてはいるのですが、手続き関係のことなどは頼むわけにはいかないので結局、カフェの方はバイト君とカミサンに任せてその他の仕事を小生がやらなければならない時間帯が多いのが事実です。
 その辺がジレンマというか、本来はオーナー自らカフェで接客をするのがベストだと思うのですが、すべての時間においてというのは難しくその辺がジレンマということです。逆にカフェにずっといればそれだけ他の仕事がはかどらないので、いつまでたっても整備できないという状況になってしまいます。朝の8:00からカフェはやっていますし、夜も宿泊のお客さんがいます。そうすると自ずと営業時間中に銀行や郵便局へいくというような用事もでてきます。
 まあ、そんなわけでお客さんひとりひとりに充分な接客ができているだろうかということは常に葛藤としてありますし、特に最初に書いたような再訪してくれる方がいらした場合、お逢いできないことがあったら・・・小生も非常に残念だけどお客さんもそれ以上に残念と思われるかもしれません。
 また、まったく逆の葛藤になるのですが、再訪してくれたお客さんや知り合いの人ばかりとしゃべりすぎて初めてきてくれたお客さんがしらけてしまう・・・というようなこともあります。これを俗に「文化祭カフェ」と言うらしいのですが、知り合いだけで盛り上がり、他のお客さんを寄せ付けない、こういうお店は潰れるとか・・・、逆にその辺も葛藤といいますか、本当はもっと喋りたいのだけれど何組もお客さんがいらっしゃるのに1組のお客さんとばかり喋っているという状況にも気をつけなければなりません。まあ、いまのところはまだお客さんも少ないし、貸切状態になる事の方が多いのですが・・・。
 まあ、そんな風に接客をするということはもちろん楽しくもありますが、葛藤というかいろいろ考えてしまうことも多いです。とにかくすべてのお客さんに気持ちよくすごしてもらえるような空間を作るということが何よりの前提としてあるのですが・・・なかなか難しいです。
 それにしてもカフェをやっていると宿泊と違い予約してからいらっしゃるわけではないので、けっこうみなさん突然いらっしゃいます。びっくりしますが余計にうれしくもあります。今日も2~3組そういうお客様がいらっしゃり楽しくおしゃべりもできました。さらにそういった方のほとんどがこのブログを読んでくれているようです。謹んで?お礼申し上げます。今後ともブログで益古時計の進化をチェックしつつ、さらに遊びにいらしてくれることを願うばかりです。
 今日の写真は本日撮った益古時計の外観です。今までHPなどに載せていた外観の写真は2~3ヶ月ほど前のものです。一見は一緒ですがよくみると少しずつ変化している部分があるかと思います。そんな風に外部も内部も少しずつ変化(進化)していますので、時々チェックしにきてください・・・ネ・・・。
 
 

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