本日は
SINGAPORE ZOO &
NIGHT SAFARIに行ってきました.
シンガポール動物園はリピーターの多い動物園として世界的に有名です.
珍しい動物がたくさんいて,楽しいショーもあり魅力的です.
それ以上に有名なのが,世界でも類を見ない
オープンシステムの動物園になっています.
オリやサクは一切なく,熱帯雨林や湖に囲まれた地形をうまく利用し,植物や水路でうまく人と動物とのボーダーラインを作っています.
サルや鳥は放し飼い,そして野生の鳥たちも多く舞い降りてきています.
生命力に満ちた熱帯雨林に木々に色鮮やかな花々,そこに伸び伸びと生きている動物たちが印象的です.
動物にも植物にもそして人間にも「やさしい」動物園で是非お勧めです.
市中心部からは
MRT南北線に乗り北上します.
#市街地からタクシーで行っても20~30分で700円ほどです.
アン・モ・キオで下車します.(地下鉄代:110円)
郊外に行くと団地がたくさんあります.
バスで動物園に向かいました.
22・24・25・・・と書いてあるのがバスの番号です.
下段に各バスがどこのバス停に停まるかが書いてあります.
動物園行きは138番です.(バス代:110円)
バスの時刻表はありません.
始発と終発の時刻,それに何分間隔でバスが来るかが書いてあります.
(例)
始発:06:05
AM:12~18分間隔
PM:15~20分間隔
終発:23:15
シンガポールでは,地下鉄も信号機も「あと何分,あと何秒」という表記です.
信号も青になったとたん,青は点滅し始め隣にカウントダウンの数字が表示されます.
地下鉄も地下への入り口に「北行きあと4分,南行きあと3分」とか表示されています.
走れば間に合うか,あきらめてゆっくり歩くかのジャッジが早くできるので慣れると便利でした.
バスの中の広告です.というか警告です.
さすがシンガポール!厳しくルールが決めてあります.
ドリアンは持ち込み禁止のようです!
いよいよ動物園到着です.
まずはショーの時間をチェック.
ショーを中心にその日のスケジュールを組むといいと思います.
標示されているのは英語,中国語,そしてカタカナです.
よく「ン」と「ソ」,「ツ」と「シ」が間違えられています.
出迎えてくれるのは大きな木々たちです.
そしてよ~く目を凝らすと・・・木上におサルさんがたくさん遊んでいます.
サクもオリもないので,おサルさんがちぎったハッパとかがヒラヒラと頭の上に落ちてきます.
こんなに近くにおサルさんがいます.
#私のカメラはボタンは1つ,シャッターのみです.
#ですから望遠はありません.すぐソコにいます.
道端にある標識です.
どちらの方向に行けばどんな動物と逢えるかが一目瞭然です.
いきなりシンガポール動物園の目玉のオランウータンのところにやってきました.
ここのオランウータン・コロニーは世界最大です.
オランウータンとはマレー語で"森の人"という意味で現在スマトラ島やボルネオ島に約5,000人しかおらず,絶滅に瀕しています.
ここでは30人ほどが和気藹々と過ごしています.
ゾウの水浴びが始まりました.
飼育員の合図に合わせて足を上げて洗ってもらったりしてて可愛かったです.
水浴びを終えたゾウにバナナをあげました.
が,シャッターを切った時には既にとられてました.
案外ソフトタッチでスっと持っていかれました.
(写真左の鼻先にバナナが見えます)
こんな感じでバナナを手渡しできます.
実はこの写真,私がカメラを構えているスキに写真手前のゾウが私の持っていたバナナを奪った瞬間です.
すごい勢いで鼻を伸ばして一瞬のスキに持っていかれました.
オランウータン・コロニーに戻ってきました.
エサをあげてはいけませんという注意書きです.
満腹になって担架で運ばれているオランウータンの絵が面白いです.
左奥にオランウータンの背中が見えます.
人間の子供のようです.
楽しそうにずっと遊んでいます.
夫婦でしょうか.仲良く遊んでいました.
見ていて飽きないです.
オニゴッコのようなことをしていましたが,トリッキーな動きをしてみたりして知恵を使って遊んでいるのがわかります.
クジャクが普通に道路を歩いています.
ペリカンやアシカのお食事の時間です.
ちょっとした芸を披露しながらのお食事です.
ここで注目していただきたいのは水の中です.
泳ぐ姿が愛らしいマナティーが一緒に参加しています.
日本ではジュゴンとともにデリケートに育てられていますが,ここでは同じ動物.エサもアシカと争って食べてました.
南国シンガポール.でもペンギンものびのびと元気に過ごしています.
カワウソです.ショーではチョイ役で登場して可愛かったです.
ゾウガメです.大きな甲羅を力強い足腰で持ち上げのそのそと歩いていました.
これまでゾウガメといえば,生きているのか疑うくらいジッとしているのしかみたことなかったのでアクティブに動き回っているゾウガメは新鮮でした.
大きすぎてワニの全身が画面に入りきれませんでした.
チンパンジー園です.
オランウータン人気に押されてかギャラリーがあまりいませんでした.
マンドリルです.
カラフルなお尻が眩しかったです.
綺麗なグリーンのヘビです.
色鮮やかですが・・・怖いです.
減少しつつある森を再現し,動物を放し飼いにしているフライジャイル・フォレストです.
すぐ近くにおサルさんが近寄ってきました.
木の上が少し恐そうです(笑)
体のわりに大きく立派な尻尾を持っておりうまくバランスをとってました.
シマウマを真上から撮ってみました.
左右対称ではないんですね.新たな発見でした.
チーターです.
こちら(人間側)との間には水路があり飛び越えてくるのが難しくなっています.
背の高いキリンさんです.
1日に16~20時間もエサを食べているそうです.
なのにスレンダー...羨ましいです.
シロサイの親子です.
サイはツノが民間療法の薬の材料になるため乱獲され,絶滅に瀕しています.
鋭いツノをもった母親(右)とおっぱいを飲む子供(左)です.
鎧のような皮膚を持ってはいますが,ほほえましい光景でした.
道路にはクジャクの歩いていますし,馬車も通ります.
いよいよショーの始まりです.
オランウータンの登場です.
ギャラリーの上を気持ちよさそうに綱渡りします.
飼育係とのコントのような掛け合いもさすがです.
知能の高さがうかがえます.
アシカやカワウソもキュートでした.
動物園には綺麗な南国の花々も咲いています.
カンガルーにエサをあげました.
柔らかそうな毛ですが,案外ゴワゴワしてました.
人懐っこいカンガルーもいて,ずっとくっついてきました.
親と間違えているのかな?
世界四大珍獣のひとつコビトカバです.
ぷりっとしたお尻にスラリとした長い足が特徴で,体重は普通のカバの10分の1以下と超小型です.
珍しいベンガルホワイトタイガーです.
寅年なので,トラを見ると愛着がわきます.
見詰め合うおサルさん親子です.
左後ろのオスはボスザル(αオス)のようです.
αオスはずーっと吠えてました.
#α(アルファ)オス・・・群れを統率するリーダーを意味する「ボス猿」に代わって使われ始めた言葉です.
石のイスにちょこんと座りこっちを見ていました.
ゾウのショーも滑稽で面白かったです.
飼育係の説明の英語はややシンガポールイングリッシュでした.
ショーのあと,ゾウは前に出てきてくれて触れ合うことができます.
以上がシンガポール動物園(8:30-18:00)です.(大人:S$19=1,400円)
隣の動物園のナイトサファリ(19:00-24:00)にも行きました.(大人:S$24=1,800円)
お昼のシンガポール動物園とセットだとS$25です.
ナイトサファリの前にはフクロウやヒョウと記念撮影ができます.
ナイトサファリのエントランスに早くついたのでBEN&JERRYSでベリーフローズン(S$7.5=600円)を食べました.
いよいよナイトサファリの始まりです.
太陽が沈み,そこは一転神秘の森と化します.
ほとんどの動物は夜行性であるため,動物たちの活発な行動を見ることができます.
動物にストレスを与えたり警戒心を強めさせたりしないようストロボは禁止なので,写真はございません.
ここももちろん,サクやオリはありません.
暗くてわかりませんが,うまく水路等で人間と動物との境界線を作っているようです.
ナイトサファリのショーも神秘的でお勧めです.
ぼんやりとした灯りの中フクロウが舞うのは圧巻です.
トレイルに乗って,ショーを見て,徒歩コースを歩けばもう終電が近づいています.
チョット恐いハリボテを見つつ帰路につきました.