AYAKO’s MOVING CASTLE

映画は楽しいね!

「ラブ★コン」劇場

2006年07月26日 | ☆☆☆☆映画
  ラブ★コン

  2006年 日本

原作コミック:中原アヤ
監督:石川北ニ
出演:藤澤恵麻 、 小池徹平 、 谷原章介

デカ女のリサ(藤澤)は、いつもふざけ合っていたチビの大谷(小池)を好きになってしまった。
大谷に告るべきか、このまま楽しく過ごしていた方がいいのか・・。

原作コミックの大ファンです。
リサと大谷の漫才が面白く、リサの片思い振りが胸キュンで切ない。
映画は、かなりギャグあり(鈴木おさむ氏が脚本を書いている。)で「オイオイ」と最初はツッコミたくなったけど、胸キュン所はちゃんと押さえていて感動する。
とくに徹平君が好きと言うのではないのでキュン死にはしなかったけど、リサの片思いの切なさに3回くらい泣いた。

リサ役の藤澤恵麻ちゃんが漫画のリサと同じ変顔をしてくれていて、演技も上手くて楽しく観られました。
 

「ウーマン・ラブ・ウーマン」DVD

2006年07月23日 | ☆☆☆☆映画
ウーマンラブウーマン 2000年 アメリカ

ハピネット・ピクチャーズ

3つのオムニバス。
第一話 監督:ジェーン・アンダーソン
    出演:ヴァネッサ・レッドグレイヴ、マリアン・セルデス、ポール・ジアマッティ、エリザベス・パーキンス

第二話 監督:マーサ・クーリッジ
     出演:ミシェル・ウィリアムズ 、クロエ・セヴィニー、エイミー・カールソン

第三話 監督:アン・ヘッシュ
    出演:シャロン・ストーン、エレン・デジェネレス

時代と共にレズに対する環境が変わり、彼女達の考え方も変わっていく。
そんな、女性同士の愛のあり方を3つの時代で見せていく。

この映画は昔観た記憶がある。
私は結構ゲイの話もレズの話も、良く観ます。
でも、レズの話の方が映画は少ないですよね。
そんな数少ない映画のなかの一本です。

三つの話の内、第二話のミッシェルとクロエが良かった。
丁度若い女性達がウーマンリブを掲げ出した時代。
ミッシェルは、私はレズよ。と堂々とカミングアウトしたけど、世間の目の冷たさも気になって生きていた。
そんな時に、男装をして自分は自分だとしっかりと生きているクロエに出会う。

ミッシェルは、「ブロークバック・マウンテン」でヒース・レジャーの奥さん役の人。
若いときから魅力的な人だったんだなぁ。

そして、クロエは男装をしていてとても恰好いい。
彼女は、最近では「メリンダとメリンダ」に出ているが、残念ながら私は観ていない。
パッケージだけ見てみたが、男装とは違って女性の姿もとても綺麗だった。
是非「メリンダ~」も観てみようと思った。


「ハツカレ」スカパー

2006年07月10日 | お薦めTVドラマ


  ハツカレ

  2005年 日本

監督:梶研吾
出演:黒川智花、細田よしひこ、悠城早矢、秋山莉奈、東海林愛美、水嶋ヒロ

漫画「ハツカレ」の実写版。
生まれて初めて告白されたチロ。男の子と二人っきりで話すのもデートするのも初めて。

初々しくてキュンとする物語です。
チロ役の黒川智花ちゃんは、テレビ連ドラ「いま、逢いに行きます」で主人公の少女時代の役をしていた。
可愛い子だなぁ。と思っていたので、「ハツカレ」も見たいと録画した。
一気に見る。
なかなか良かった。

相手が何を考えているのかわからない。今、楽しいのかつまらないのかわからない。
不安。
ちょっとしたことで悩んで、にこっと笑いかけてもらっただけで嬉しい。
付き合い始めの初々しい感じが、たまらないですね。

「セイブ・ザ・ワールド」DVD

2006年07月09日 | ☆☆☆映画
セイブ・ザ・ワールド 2003年 アメリカ

日活

監督:アンドリュー・フレミング
出演:マイケル・ダグラス、アルバート・ブルックス、ロビン・トゥーニー
   ライアン・レイノルズ、キャンディス・バーゲン

神経質な中年医師(アルバート)は、娘の結婚相手の家族と会う。
結婚相手の父親(マイケル)が何やら妖しげな人物で、なぜか彼に振り回され騒動となる。

アクション・コメディ。
気軽に楽しく観るのが良し。

「オープン・ウォーター」DVD

2006年07月08日 | ☆☆☆映画
オープン・ウォーター 2004年 アメリカ

ポニー・キャニオン

監督:クリス・ケンティ
出演:ブランチャード・ライアン、ダニエル・トラヴィス

スーザンとダニエルは、やっと休暇をとりカリブ海にやってくる。
しかし、ファン・ダイビングに行った時 手違いで二人だけ置き去りにされてしまう。

実話を元に作られた話。
ただただ ずっと二人の海のシーン。何もないところに凄い恐怖感。
チープそうな作品だけど怖いです。

「カサノバ」劇場

2006年07月07日 | ☆☆☆☆映画


  カサノバ

  2005年 アメリカ

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ヒース・レジャー 、シエナ・ミラー 、ジェレミー・アイアンズ 、
   オリヴァー・プラット 、レナ・オリン

18世紀、ヴェネチア。
ジャコモ・カサノバ-娼婦から淑女まで、落とせない女性はいないと評判のプレイボーイ。
フランチェスカは、女性の地位向上を願う男勝りな女性。
そんな二人が出会った。

完全なラブコメ。
カサノバと聞いて、時代劇で深刻なのかと思ったら、おふざけありの楽しいコメディでした。
こんな明るいラブコメなのに、大々的に宣伝しなかったのは配給会社の関係でしょうか。
それともヒース君の人気が無いからでしょうか。
私は、ヒース君の大ファンなのですごく楽しく観ました。
相手役のシエナも美しくてキリッとしていて素敵でしたよ。
ラブコメ好きな人にはお薦めです。

「流星花園Ⅰ・Ⅱ-花より男子」「流星雨」

2006年07月03日 | お薦めTVドラマ
流星花園 ~花より男子~  2001年 台湾

エスピーオー

出演:ジェリー・イェン、ヴィック・チョウ、ケン・チュウ、ヴァネス・ウー、バービィー・スー

台湾版「花より男子」。
主演のF4がみんな格好いい。
つくし役のバービィーも可愛いし、配役がみんな合っていて楽しめる。
特にⅠは、面白くて、格好良くて、ちょっと切なくて良かった。
Ⅱはちょっとシリアスで切なすぎて私には辛かったです。
「流星雨」は、「流星花園」の番外編。

「ダ・ヴィンチ・コード」劇場

2006年07月02日 | ☆☆☆映画
 

   ダ・ヴィンチ・コード

   2005年 アメリカ

監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、オードレイ・トトゥ、ジャン・レノ、イアン・マッケラン

ルーヴル美術館で起きた館長殺人事件。
容疑者となったラングドン教授は、 無実を証明するために被害者の孫ソフィーと共に、ダ・ヴィンチが仕掛けた 最大の謎に挑んでいく。

原作は読んでません。
難しい話と思っていたので、付いていけるかなと思ったけど、解らないことはなかったです。
ただ、途中で結末が見えて来たから謎解き度は半減しました。(主人は解らなかったようですが。)
ロン・ハワード監督は好きだけど、最近はイマイチかなぁ。

先日、大好きな「アメリカン・グラフィティ」のDVDを購入。
久し振りに監督の若かりし姿を見た。
髪がフサフサでソバカスが初々しいです。

「フライト・プラン」DVD

2006年07月01日 | ☆☆☆映画
フライトプラン 2005年 アメリカ

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター 、ショーン・ビーン 、ピーター・サースガード 、
   エリカ・クリステンセン

航空機設計士のカイルは、6歳になる娘のジュリアとともに飛行機に乗り込むが、寝ている間に娘が消えてしまう。
そして、周りの人間は誰もカイルと娘が一緒にいるのを見ていなかった。娘はこの飛行機に乗っているのか?

飛行機内での物語りは、やはり設定に無理が生じます。
主人公が一人で騒ぎ立てるところでは正直引いてしまう(もちろん実際に母親だったら騒ぐでしょうけど。)
ジョディは、いつも絶対に負けない。
彼女がどうやって解決していくか最後まで目が離せません。

「ムーンライト・フェリーフィッシュ」DVD

2006年06月16日 | ☆☆☆映画
ムーンライト・ジェリーフィッシュ 2004年 日本

ポニー・キャニオン

監督・原作:鶴見昴介
出演:藤原竜也、岡本綾、木村了

幼くして両親を失ったヤクザの寺沢セイジ(藤原)は、紫外線を浴びると皮膚ガンを起こす難病と知的障害を患う弟ミチオ(木村)の面倒をみていた。

弟思いで、強気で頭もいいセイジ。昼に生きられない弟に合わせて闇の世界に入ったのか。
ヤクザもの(ドンパチ)は苦手なので、主人公の気持ちがよく解らないけど、切ない話ですね。

「パニック・フライト」DVD

2006年06月14日 | ☆☆☆映画
パニック・フライト 2005年 アメリカ

角川エンタテインメント

監督:ウェス・クレイヴン
出演:レイチェル・マクアダムス(「君に読む物語」)、キリアン・マーフィ、
   ブライアン・コックス、ローラ・ジョンソン

ホテルウーマンが飛行機で移動中、ホテルに泊まる要人を暗殺しようとしているグループに父親の命を救いたければ言うことを利けと脅される。
要人を守るか、父親を守るか。。。

ちょっと脅される内容には無理があるので、お話的にはお粗末。
でも主役のレイチェルは魅力的でした。
映画よりテレビドラマでも良かったかな。

「かもめ食堂」劇場

2006年06月07日 | ☆☆☆☆映画

   かもめ食堂

   2005年 日本


監督・脚本:荻上直子
出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、マルック・ペルトラ
   ヤルッコ・ニエミ

フィンランドのヘルシンキで小さな食堂を開いた日本人のサチエ。
かもめ食堂のメインメニューはおにぎり。
おにぎりどころかコーヒーすら飲みにくるお客さんは一人もいない。
ある日、日本オタクの青年がコーヒーを飲みに来くるが、彼は「ガッチャマン」の歌を教えてくれと言う。

フィンランドののんびりとした空気の中、日本人女性3人が出逢う。
そして、徐々に町の人たちも食堂へとやって来るようになる。
深刻な事件があるでもなし。悲しい出来事があるでもなし。大騒ぎもない。
ドラマチックなことは何もないけど、なんだか癒される。

小林聡美さんは本当にいい女優さんだ。
なんとも言えない雰囲気をかもし出す。
いつも割と女性っぽさを出さない感じだけど、この映画の聡美ちゃんは、何気なくとてもいい女だ。
今までは人として恰好いいと思っていたけど、今回はひとりの女性として惚れ直しました。

「蝉しぐれ」DVD

2006年05月28日 | ☆☆☆☆映画
蝉しぐれ 2005年 日本

ジェネオン エンタテインメント

監督:黒土三男
出演:市川染五郎、木村佳乃、緒形拳、原田美枝子、今田耕司、ふかわりょう

藤沢周平の同名小説を映画化。
15歳の文四郎は父を罪人として処刑され 母と二人で貧しい長屋で暮すことになる。
幼馴染のふくと文四郎の淡い恋は。。。

文四郎とふくの言葉もほとんど交わすことのない淡い恋。
何年経っても どんなに離れていてもお互いを忘れることがなく想う。
15歳の二人がとても初々しくて可愛い。
特にふく役の佐津川愛美のくりくりっとした目が可愛らしい。

何の言葉も交わさず 二人で荷車を押すシーンは目頭が熱くなる。

この映画は映像が美しい。
どのカットも写真として切り取って飾れるほど美しい。
でも、あまりに同じ感じのアングルばかりでちょっと飽きてくる。
雰囲気は最初から最後まで一環していていいと思うけど、同じ写真ばかり見せられてる気がしてちょっと残念。
とは言っても 全体の雰囲気がなんとも言えず静かで情緒があって、好きな映画です。

「ザスーラ」DVD

2006年05月27日 | ☆☆☆☆映画
ザスーラ 2005年 アメリカ

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

督:ジョン・ファブロー
出演:ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナ・ボボ、ティム・ロビンス
   ダックス・シェパード、クリステン・スチュワート

兄ウォルターと弟ダニー。ウォルターは幼い弟を疎ましく想い、弟は兄を慕って一緒に遊びたがっていた。
ある日、兄に地下室へ閉じ込められたダニーは、ザスーラと言うゲームを見つけてくる。
二人がゲームを始めると、突然家が宇宙に浮かんでるのだった・・・。

アドベンチャー。
「ジュマンジ」の原作者クリス・バン・オールスバーグ原作。
「ジュマンジ」と同じ出だしだけど、今度は宇宙。
私はこちらの方が面白かった。
確かに子供向けっぽいけど、映像的には結構すごい。
レトロっぽいロボットも愛嬌。
子供たちもいい。
兄と弟の絆もみどころだし、全部ゲームだと思うとつじつまの合わないことも許せる。
このくらいの幼い兄弟のガンバル話は好きですね。
小さい子供たちにはすごく楽しいのではないかなぁと思います。

「きいてほしい、あたしのこと-ウィン・ディキシーのいた夏」DVD

2006年05月26日 | ☆☆☆☆映画
きいてほしいの、あたしのこと-ウィン・ディキシーのいた夏 2004年 アメリカ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

監督:ウェイン・ワン
出演:アンナソフィア・ロブ、ジェフ・ダニエルズ、シシリー・タイソン、
   デイブ・マシューズ、エヴァ・M.セイント

パール(アンナソフィア)は10歳。牧師である父とこの町に引っ越してきたばかり。
友達も居ないパールは、大きなのら犬と出会いウィン・ディキシーと名前を付けた。

ウィン・ディキシーの不思議な力で、色々な人々と友達になって行くパール。
そして、パールと共に町の人たちも心を癒されていく、ヒューマンドラマ。
童話が原作らしく、しかめっ面の少女や魔女と恐れられている女性などなど変わった人たちが出てくる。
この物語は、大人だって子供だって悲しみを秘めて生きているんだと言うこと、そしてそれでもみんなと一緒なら前向きに生きて行くことはできる。
そんなとても大切なメッセージが込められている。
結構感動を抑えて作られている気がする。映画的にはもう少し感動的に作っても良かったかな。
主役の犬、ウィン・ディキシーは本当に笑い顔が出来る。その笑顔が最高に癒される笑顔だ。必見。