七越ぱんじゅう

とりあえず初回なので自分が一番好きだった食べ物の話をします。

それは伊勢市駅前にあった七越ぱんじゅうです。

wikiよりhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B1%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%86。

youtubeより

一個50円で、皮が転輪焼のようなパンのようなこしあんの饅頭でした。

名前もパンのような饅頭、からぱんじゅうと名づけられていたものです。

40代以上の伊勢っ子なら、日曜は親に連れられてジャスコ、三交で買い物をした後、

ジャスコB館の6Fか三交6Fでご飯か七越でおやつ、という流れを覚えていると思います。

入り口に薄汚れた（失礼）大きいパンダのぬいぐるみがあって、それを見るだけでも

ウキウキしたものです。

店内はお世辞にも綺麗といえませんでしたが、とにかく美味かった。

死ぬ前に何が食いたいと聞かれたら、迷いなく七越ぱんじゅうと答えますね。

伊勢の名物は赤福と広く認知されていますが、私はぱんじゅうの方が遥かに美味いと

今でも思っています。

夏はカキ氷が150円（後に値上げして200円）これもよく食べました。

まるで綿菓子のようにふわふわの氷がてんこ盛り、シロップをかけると氷が崩れるので、

シロップは別添えでした。種類もとんでもなくありました。

このシロップをいかに氷を崩さないように少しずつかけて食べるかが子供のころは

難しかった。

カキ氷も絶品でした。赤福氷も七越の前では霞みます。氷の質が違うんですよね。

未だ七越以上のカキ氷を食べたことはありません。川久はいい線行ってましたが、

やはり敵いません。

残念ながら改装中に廃業されてしまいました。再開を楽しみにしていたのに。

事情を聞いたところ、とても悲しい事情でした。

その後、有志の方々が復活させようと何店舗もお店を出されていますが、いかに伊勢っ子の

心の中に残っているかそのことからもわかります。

残念ながら本家の味を出せているお店はありません。

古くからあるあこやぱんじゅうも本家ほどではありません。

もう一度食べたい。

そういや近くの梅花堂のあんぱんも美味かった・・・