フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

もみじの種播き

2007年02月09日 | ◇もみじ・栽培記録
 もみじの種を播いた。

「もみじ」を育てる目的は前回記載通りホボ達成出来たが、後はどのような変化種が
現れるか、どのように成長していくのかの確認である。

今年は暖かいので思い切って播いてみた。

種類は、オオモミジ系少々と殆どがヤマモミジ系。
場所によっては異なるかも知れないが、前回のイロハモミジ系同様、山や公園に行けば
たいていは見られる品種である。こちらは、紅葉時の赤の鮮やかさは劣るものの黄色が
ほど良く昆在しそのコントラストは見事である。

ちなみに、私の好きな紅葉の場所に「御手洗渓谷」がある。ここは、「みたらいもみじ」
としてこの地方に多く自生するイロハ系の赤の最も鮮やかなもみじが多く、深い緑から
急で極端な冷え込みにより紫となり赤くなるこの緑と赤のコントラストがすばらしく、まるで
真っ赤な花が咲いたようで、まさに感動ものである。
但し、もう10回近く訪れているがまだこの感動は3回しか味わっていない。

本題にもどるが、これらは、原種系なので種から育てると稀に変化種が出現する場合がある
とのことだ。
昨年12月初旬~中旬にかけ、チャリンコでアチコチを廻り、途中のお家や公園等で種を
戴いてきた。

これは、軽く湿らせた新聞紙で包んで冷蔵庫に入れ、約40数日間低温処理をしたもの。
新聞紙を開けてみるとヤマモミジ系ではもう 早くも発芽しているものが ソコソコあった。
オオモミジ系は全く発芽がみられない、発芽の容易性は種類によって異なるようだ。

いざ、もみじの種を得ようと、種を付けた木を探し街を廻ったが意外と少ない、4割くらい
は木が大きいが種は付けていない。
大きな木はあるが種を付けていない木が多い、日当たりも悪くないのに不思議だ。
訪ねてみると、「毎年付ける」から、「隔年」とか「忘れた頃に種を付ける」等だ。

興味深い話は。
ケッコウ古い大きな木が2本お庭に植えられていて、日当たりも良好ながら、片方は種が
付いてないがもう片方の木は種がビッシリ付いていた。「もう50年ほどみているが
片方の木は種を付けないこの木は雄木だから、隣は雌木なので毎年か隔年かに種が出来る、
もちろん肥料などやったこともない。」そうだ。

種が出来ないのは・・・「雄木だから」~「雄木と思われる」等、3人の方に出会った。
またある場所では、「40年間くらい種を付けなかったが最近種が少々付きだした。」
等である。
何れも品種名は不明にて「小さい頃から既に庭に植えられている普通のもみじ」とのこと
だった。素人目には「ヤマモミジ系」と「イロハ系」だった。
木に雌雄がありそうだったので、早速専門家に問い合わせたところ「雌雄は無い」との
ことだった。
雌雄木に付いては、私にとって種も観賞の対象なので種の付かない、花の咲かない木は無理
して育てたくないのでかなり重要な内容にて、種が画像のごとく葉の上側に突き出ている
タイプに拘りをもっている。

要は、雄木ではないが、種を付けない実暗種が存在するようだ。
トコトン種を付けることを忘れた超ソソッカシイのがケッコウいてる。

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   4枚画像です。
マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。


今回は、暖冬の影響で低温処理してない分も発芽してきた、この処理の目的からすると処理は
不要だった。ケッコウ無駄な事をしてしまったようだ。


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