今年もパプアニューギニアの豆が入荷しました。この国は、ニューギニア島の西部にあたり、東側はインドネシアが領事しています。収穫期が5～8月頃で、今年もその新豆が入りました。毎年この国のシグリ農園を飲んでいますが、いつもさまざまな香味を覗かせてくれ、おもしろい豆ですが、どんなローストに仕上げるか、毎年悩みます。
精製のロットでも香味に差があり、よい状態のものをチョイスして販売いたします。
他にありそうでない豆なので当店でも、心待ちにしているお客様がいらっしゃいます。
先程飲んだら、一瞬、いちごのような甘みを感じました。ぜひ一度お試しください。
最近なんだか体が疲れやすい。ケーキを作っている時はほぼ上半身のみを動かし顔は下を向いているので、首やら肩やら腕やら夕方になるとどーんと重くなってしんどい。ぴーぴー言っていると夫は「ストレッチをしなさい、いつも続けないからまた凝るんだよ」と一言。確かに続かない（三日はやっていると思うが・・）、凝っていないときは調子にのってさぼってしまう。今日からまたがんばるぞ。でもマッサージの方がいいかな。
それはさておき、今日、明日の為にティラミスを仕込みました。コーヒー店にしか出せない濃厚で美味しいコーヒーを抽出してもらい、濃厚なマスカルポーネチーズを合わせ絶妙なバランスに仕上げました。ぜひご賞味ください。
朝晩と涼しくなり、夏場はコーヒーを買い控えていた
お客様がちらほらと戻ってきてくれています。
やっぱり秋風が吹くこの時期からがおいしいコーヒー
の本番でしょうか。今日は、パナマをお客様と
いっしょに飲みながら、忘れかけていたハワイコナの
味を思い出しました。ちょっとしたことで、コーヒーの話
が盛り上がってしまいます。足止めしてしまいすみません。
もうすぐ、１０月ですね。
ケーキ室では、相方がモンブランの試作をしています。
今年は、和栗でいきます。お楽しみに！
ティピカと呼ばれる品種のコーヒーが入荷しました。パナマと
コロンビアとパプアニューギニアです。コーヒーの本を広げた
ことのある方なら聞いたことのある品種かもしれません。
今日では、貴重な在来種です。デリケートな品種なので生産性は
低く、病害虫や天候にも影響されやすい為、生産国では、年々
減少しているようです。この品種にこだわるのは、品種改良された
ものが、必ずしも香味の向上に繋がっていないからです。また、
本来の香味を積み重ねていないので、これが作り方の味なのか、
産地の気候や土壌の味なのか、品種の味なのかわからないからです。
私が過去に飲んだコーヒーのなかで、３本の指に入るコーヒーの１つは、
2002年に飲んだコロンビアのティピカです。当時の問屋さんが
その産地を荒らされないようにとトレーサビリティを隠したネーミング
が付けられていました。しかし、これも毎年安定した生産ができず
幻となってしまいました。
ハワイコナ、ブルマン、コロンビア、ニューギニア、東ティモール
このあたりのコーヒーを飲んでいるとティピカの香味の輪郭が見えて
きます。ただし、良い状態のものは少ないのでやはり難しい豆です。
よい状態なら、とにかく香味がクリーンで柔らかな触感、チェリーの
ような心地よい酸味と香りがいつまでも続きます。
パナマは少量入荷です。やわらかなコクと甘みがずっと続きます。
切り出した木の香りも感じます。ぜひどうぞ！
お店をやっているとお客様から突然嬉しいいただき物があります。
いつも紹介しようと思うのですが、二人とも口が先に動いてしまい
いつの間にかぺロット食べてしまっています。（あのオーブンミトンの
パウンドも美味しかったなー梨も美味しかったな・・・）今日は、いつも
お世話になっているお客様から大阪の「Takeuchi」というブーランジェリー
のパンを頂きました。パン好きのわたしにはたまらなく嬉しいいただきものです。
バターの香りがふわーっと漂ってきます。カフェオレによく合いそうなブリオッシュ食パンと
ハード系でくるみとドライフルーツが入ったわたしの大好きなパン。
休日の朝は必ずパンを食べます。仕事の時はご飯にお味噌汁でささっとと
すませ、バタバタと出て行きます。なので休日だけは、コーヒーをいれ、
パンを焼き、ゆっくりいただきます。それが私の楽しみの一つです。