映画のせかい

私が最近見た映画 ※ネタバレあり

妖星ゴラス #282

2005-04-03 | や行映画
1962年 日本 89分

日本から打ち上げられた土星探検宇宙船が、地球よりも重量にして6000倍、大きさは3/4くらいの惑星ゴラスに近づいた。宇宙船は引力に引かれ、衝突してしまう。この惑星、だんだん地球に向かっていることが明らかになり、このままではあと700日でゴラスに吸い込まれてしまう。

国連が取った対策は2つ。ゴラスを爆破するか、南極に巨大なジェット噴射口を作って地球を動かすかである。南極に原子力を運ぶ一方で、金井らは鳳号に乗りゴラスの調査に向かう。

惑星が地球にぶつかるというのは「ディープインパクト」や「アルマゲドン」と似た設定だが、地球そのものを動かすという発想(可能不可能は別にして)に驚いた。ジェット噴射口をつけた南極から正体不明の怪獣が出現したり、ゴラスに接近した金井が記憶喪失になったり、と盛りだくさんの内容である。

作中で「政府も国民も自分のこととして捉えていない、アメリカやソ連に任せておけばいいと思ってる」という架空とも現実とも付かないような台詞があった。活躍するのは日本軍なのだが、実際にこういう事態になると日本は何ができるだろうか?

最新の画像もっと見る