中尾雅幸の人つなぎの旅

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出向の方からの貴重な意見をいただいた国家公務員時代。今でも忘れることができません

2017-01-08 11:40:02 | 夢実現

 若者の夢実現を応援されている皆さん、こんにちは!!!

 今朝は、私のブログの師匠でもある
 “ 実名でブログを書いている公務員 ”仲間の島田正樹さんの
 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜 に島田さんが経験された
 国への出向のことをブログに書かれていました

 私は、1985年から2000年まで農林水産省、2010年から武雄市役所に勤務して現在に至っていますす
 (武雄市役所は10年の民間勤務、自営の後、再就職していますので出向ではありません)
 
 民間企業では、出向というとドラマで良くあるように
 本社の人事から離れて、関連子会社に転籍し本社に戻ることはないというイメージがありますが、
 公務員の出向は、本人にとってはキャリアアップのため、
 派遣する役所としては、新たなつながりをつくるため優秀な人材を送り込むという意味合いがあります

 私が1985年に農林水産省に入った時も県庁や町役場からの出向の方がいらっしゃいました
 新規採用の私にとっては、霞が関の先輩方から教え込まれる霞が関の常識より
 出向の方々から聞く、現場の声が大きく印象に残っています

 県庁や市役所の職員の皆さんは、国の法律や制度に基づき、様々な事業を導入し
 “住民のため事業者のため”仕事をされています

 そのご経験は霞が関では決して学ぶことはぜきないことであり
 新規採用の時に、率直な意見を言っていただける出向者の方が
 周囲にいらっしゃった事は非常にラッキーでした

 国家公務員は採用一年目でも担当している事業に関しては
 大きな権限を与えられています

 事業の査定などで県庁の方々との協議の機会も多かったのですが
 現場の声を普段から聞いていたおかげで
 霞が関の役人としてではなく、現場の目線で会話ができたと
 感謝しております

 1年間の霞が関勤務を経て、人事異動で高知県の山奥の現場事務所に転勤しました
 (一軒家の一つの部屋が事務所になっている、警察署の駐在所のイメージです)
 ここでの勤務も非常に大きな経験だったのですが、
 私は地方自治体の仕事に興味を持ち始めており
 青年団で知り合った友人が町長さんの親戚で出向をお願いしてみました
 前述のように公務員の出向は優秀な人材を派遣するという意味合いがあり
 人事にとっては私を出向させることは寝耳に水であり反対意見もあったようですが
 町長さんからの一声で決定し、2年間の出向を経験しました

 ここでの経験の大きかったことは、農林課ではなく地域振興課という
 企画と商工と観光が一緒になった課に配属となり
 農林水産省では経験できないような幅広い仕事をさせていただきました
 町民の皆さんや事業者の皆さんからいただいた情報も大きな財産でした

 もう一つの貴重な経験は、町役場の職員だから言っていただいた
 「国の事業や国家公務員に対して、現場の皆さんが日頃感じている率直な意見」
 を聞くことができたことです

 いや~~~。ここでは書けないような貴重な意見がたくさんでしたよ

 あまりにも貴重な経験でしたので、2年の予定を3年に延長したいと
 人事と交渉したのですが、認めてもらえず
 霞が関に呼び戻されました
 (これ以上、出向させておくと、危険人物になると思われていたようです)

 私は農林水産省でも森林や木材関連の行政を担う、林野庁の所属だったのですが
 戻った霞が関でも、1年4か月の林野庁勤務を経て、
 農林水産省の大臣官房企画室、経済局国際部へ3年8か月の出向を命じられました

 ここでの経験は後日、お話をさせていただきます

 その後の事は、ちょっと予告しておきますと

 1995年、久しぶりの国家公務員としての現場勤務は鹿児島北の山の中

  そして、異例の2度目の地方自治体への出向!!!
   ここでも、いろいろとやらかしてしまい、そして、農林水産省に辞表を提出!!!

  福岡に移住し、民間企業、経済団体、イベント会社、自営、雇用促進団体勤務

    そんな人間が、なぜ武雄市役所に再々。。。。。就職?

   市役所に再就職したのに、8か月後には佐賀県庁に出向
    そして、戻ってきてから今に至る、そして、これから

 

 

 

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