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気になったフレーズ・出来事を日記やメモとして残してます。

マロン 虹の橋へ

2023-06-14 17:01:32 | (犬)マロン&サリー&けいすけ&ワタル&ポゲータ

 

マロン、6/9(金) 15:25に虹の橋へ向かいました。

17才9か月でした。

 

荼毘にふしたことで、ようやくBlogへこの事をアップしようという

気力が起こせたので今日のBlogでは、マロンが亡くなる前後の出来事を

綴ろうと思います。

 

6/4(日)

夕方のお散歩へ出発。

今、振り返るとこのお散歩がマロンにとって最後のお散歩になりました。

家へ向けた帰り道、いつもは目が見えないながらもリードで誘導してあげると

スタスタと家まで歩いていけたのですが、途中で疲れたようで自分から立ち止まり

奥さんにダッコしてもらいながら帰りました。

ワッちゃんも帰り道ではハァハァと口で呼吸をしていたので、この日は暑かったんですね。

 

数か月前から、早朝でも肩で息をする様子を見かけるようになったマロン。

いつもマナーウェアや、うんぽパンツ(自作)を身に着けた上で

ましてやワンコは1年中毛皮を身に着けている体。

気温も上がってきていたので、もしやと思いエアコンをつけると、

その後は呼吸も穏やかになり気持ち良さそうに寝始めてくれました。

そんな事もあったので激しい呼吸は暑さからくるものだと思っていました。

 

そんなマロンが6/8(木)の朝に急変。

 

私は蔵前へ出社、急変したのは家を出た後の朝8時頃だったんだそうです。

2ワンの朝ご飯を用意した奥さんがマロンのいるサークルを確認すると

激しい呼吸をしながら、意識を無くし横たわり口から出た舌は紫色に。

 

病院で酸素室へ入ってからは、呼吸も穏やかに戻り、寝ていたようです。

検査により心臓の一部(右心房)が肥大していることが分かったそうです。

心残りが無いよう自宅へ連れていくほうが良いと先生から話があったんだとか。

 

自宅に帰ってきたマロン、呼吸が荒かったのでサリーの時に使って以来になりますが

酸素発生器を久しぶりに使うことにしました。

このおかげで、呼吸も穏やかに過ごせる時間ができました。

サリー、マロンを助けてくれてありがとうね。

 

途中から写真(下)のテントで覆い、酸素濃度を高めるようにしながら

暑くならないよう保冷剤をマロンのそばへ置くことに。

この日はマロンはサークルの中で寝ることに。

 

6/9(金)

AM4時前くらいだったでしょうか。

「ふわぁーん」とマロンが聞いた事のない鳴き声を何度も発し

私達夫婦をサークルの中から呼んでくれました。

この声を聞いて夫婦とも、マロンとのお別れがそう遠くないと感じました。

こんな日なのに、私は蔵前へ出社しての仕事の予定。

とても悔しかったのですが、仕方ないですね。

 

時間が許す限り出社するまでマロンのそばにいて、

家を出る直前にこれが最後になるかも知れないと感じ

「マロン、ずっと大好きだよ。今までありがとう」と声をかけ家を出ました。

仕事の合間にふと見たスマホに奥さんからLINEの着信で

マロンが亡くなった事を知りました。

 

最後のほうは、呼吸が速くなっていたようですが

海老ぞりをしたマロンを見て、これが最後と感じた奥さんに

ダッコされると穏やかに逝くことができたそうです。

 

我が家のワンズで初めて亡くなったサリーの時、

亡くなった事を受け止める術を知らず、長い間夫婦でどん底へ気持ちが落ち込み、

それを乗り越えた経験があったためなんでしょうかね。

その後、けいすけともお別れを経験。

サリーと、けいすけが亡くなった時に乗り越えた経験があったので、

マロンが亡くなった寂しさを何とか受け止め踏ん張って立ち続ける事が

できていると感じました。

そんな気持ちを奥さんへ話すと、奥さんも同じ気持ちで

いることが分かりました。

 

不思議と涙があふれてこず、この日まで頑張って生きた

マロンを誇らしいと思う気持ちの方が大きく感じ、

「本当にお利口さんだったなぁ」と横たわるマロンの亡骸を眺め思います。

でも、やはり寂しいですね。。。

 

日曜(6/11)が友引で火葬場が休みだったため、

荼毘にふすのは6/14(水)になりました。

6/14はたまたまでしたが、GISTの術後、1年に1度の検査(今年は術後4年目)を受けるため

私も休みを取っていたので、検査後、一緒にマロンを見送ることにしました。

マロン、こんなところも考えて、このタイミングを選んでくれたんですかね。

 

荼毘にふすまで数日間、マロンと一緒に過ごせることになったので

それまでの間、マロンのそばを華やかにしてあげることにしました。

 

夏の時期に生まれたマロン。

その時期に咲くひまわりを一緒に添えてみました。

耳が遠くなった後、大きなてんかん発作を何度もこの小さな体で乗り越え

昨年の発作を乗り越えた後には視力まで奪われてしまいましたが、

それからも1年間近く懸命にその命を全うしてくれたマロン。

その間、少しだけ介護のようなお手伝いをさせてもらえることになりましたが

そういった事も経験させてくれたおかげで、今、夫婦の心の中で感じる

「マロン、本当に頑張ったね」という誇らしい気持ちでいることができています。

お、ワッちゃんもマロンと同じ寝相で添い寝してくれているのかな?

 

マロンの周りが、たくさんの綺麗な花で囲まれ最後の夜を過ごすことができました。

人で言えば人徳、ワンで同じ事を表現するならば犬徳とでも言うのでしょうかね。

たくさんのワン友さんやワンちゃん達に優しくしてもらえたのは、マロンの犬徳だなぁと

感じました。

 

マロンへ

生後まだ1回目のワクチン接種をする前から我が家の家族になったね。

あれから17年9か月が経ったんだね。

マロンのおかげで、その後、サリー、けいすけ、わたるを家族に迎えることができました。

その分、マロン自身が私達に甘えたいのに、甘えることを他のワンへ譲ってあげた事が

あったのかも?と、マロンに私達のほうが頼ってしまった事も多かったのかも知れないね。

 

表情豊かで、争いを好まず他のワンにご飯を食べられても

困ったなぁと私達に目線を送ってくれる優しいワンコだったね。

 

大きな病気を乗り越えた後、目も見えなくなったけど

その後も、その環境を受け入れウマウマとご飯を食べてくれて嬉しかったです。

お父ちゃんがもしマロンの立場になったら、マロンのように過ごすことが

できたのかな?と、そう考えた時、マロンは本当に凄いなぁと思いました。

 

最後は、奥さんにダッコされながら虹の橋へ向かえたので、

独りぼっちではなく本当に心強かったね。

 

虹の橋では、サリーと、けいすけが待っています。

3ワンでユックリ、穏やかにお散歩を楽しんでね。

いつの日か、私や奥さんがそちらへ行ったら、またみんなでお散歩をしようね。

今までありがとう。

2023年6月14日

 

 

今、思うと1週間くらい前に偶然見かけた写真(下)の雲。

ワンコ達が空をお散歩しているような感じがしたのが気になって撮影したのですが、

サリーや、けいすけ達から「そろそろマロンを迎えにいくよ」とサインを

くれたのかも?と、感じています。

サリー、けいすけ。

そちらへ向かうマロンのことを宜しくね 

 

 

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9 コメント

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Unknown (えるまま)
2023-06-14 18:12:03
えるのはじめてのお友達のマロンくんU・x・U
ずっと仲良くしてくれて本当にありがとう。
さーちゃん、けいけいとノンビリ過ごしていてね。
いつかまたみんなでお散歩しようね。
Unknown (うさぎ)
2023-06-14 21:07:28
お話ししてくださってありがとう
何かあったと感じてました
そうですか
マロンちゃん…逝ってしまいましたか
この子達は小さい身体で
大きな大きなものを
たくさんたくさんくれます
ほんとに敵わないなぁって思います
マロンちゃんもハルも重い病を抱えながらも
聞こえなくても見えなくても
頑張って頑張って生ききってくれました
それを見せてくれたから
私は毎日泣きながらでも
心は穏やかに過ごせてるんだと思います

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Unknown (うさぎ)
2023-06-14 21:16:03
パパさんママさん 眠れる?
私は眠れないんです
長い間 耳だけ起きてたっていうか
呼吸とか小さな声とか
おしっことかウンチとかとかとか…
(あー思い出すと可愛くて泣ける)
もう眠れるはずなのに眠れないの
Unknown (まろママ)
2023-06-14 21:46:10
ママに抱っこされて穏やかに行くことが出来て
マロンちゃん、最後まで幸せいっぱいでしたね
雲の写真、本当に迎えにきてくれていたのですね。
また、みんなでお散歩できるね。
それまでお空の上でパパママワタルくんを見守ってあげてくださいね。
お話してくれてありがとうございます。
マロンちゃん、いままで可愛い姿を見せてくれてありがとう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
Unknown (えるままさんへ)
2023-06-15 21:58:23
マロンと仲良くして頂き、ありがとうございました。
マロン、頑張ってくれたのでこれからは、サリーやけいすけとユックリ過ごして欲しいですね。
サリー&けいすけ&マロン&ワタルより (うさぎさんへ)
2023-06-15 23:21:49
本当にワンコ達はすごいですよね。
荼毘にふすまで少し時間に余裕がありマロンと一緒に過ごせたおかげなのか、今は気持ちが落ち着いて過ごせている気がします。
サリー&けいすけ&マロン&ワタルより (まろままさんへ)
2023-06-15 23:25:03
マロンへ温かいメッセージをお送り頂き、ありがとうございます。
空の上で3ワンが一緒にお散歩を楽しんでいると良いですね。
Unknown (chai_panda)
2023-06-22 23:07:31
パパさん、今、マロンちゃんの事、知りました。
遅くなってごめんなさい。

マロンちゃん、その愛くるしいお目目で
ユーモアたっぷりに笑うお顔がかわいくて。
時が経ってからまた悲しみが振り返ってきます。
でも、一緒に過ごした時間を思い出したら
そんな悲しみも乗り越えられるはずです。
今は呆然としてしまうかもしれませんが
ゆっくりと過ごしてみましょ。
いつもタイミング遅れてごめんなさい。
chai
サリー&けいすけ&マロン&ワタルより (chaiさん)
2023-06-25 12:01:15
ありがとうございます。
可愛いワンコでしたね。
最後まで頑張って生きてくれたので、少しずつですが私達夫婦も前へ進もうという気持ちが持てそうです。
急がずユックリこれからを過ごしてみたいと思います。

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