まもと一緒

大阪・八尾での子育て日記

楽しや着物

2008-02-16 17:36:03 | 暮らし
二週間後にせまった親友の結婚式のため、今日は美容院へ。
着付けの打ち合わせと、髪型の相談。

その後、早速実家へ行って着物を物色。
昔は嫁ぎ先へ着物をたくさん持たせたとかで、母が何十年もタンスの肥やしにしている着物をいろいろ出してもらった。
着物は時代を経ても、それなりの魅力があり、同じ着物でも帯や帯締め、帯揚げで若々しくも、落ち着いた感じにもなるのが面白い。

たとう紙に包まれた着物を大切そうに母が出し、「これはどこどこに着ていった」とか「これはだれだれと一緒に作った」とか、どの着物にもなにがしかのエピソードがある。
着物には思い出が色濃く残るようだ。
それに、母に教えを請うのも着物ならでは。
他のことなら、反対意見を言われるとムッとするが、こと着物に関しては従順すぎるほど従順に母の意見を尊重してしまう。

母の着物で気に入ったのがあったので、袖を通してみると袖が短い。
どれもこれも、母の体に合わせてしつらえてあるから、腕の長いあたしには短すぎる。
着物って、母から娘へ受け継がれるものじゃなかったっけ。