読書ダイアリー☆時々、東京散歩

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思春期とアタッチメント 林ももこ

2016-05-04 14:30:00 | 読書
思春期とアタッチメント
  
林 もも子、著。

みすず書房、出版。



~抜粋~
生物学的な適応の目的は、個体ではなく、“遺伝子の複製”である。すなわち、われわれ生物の個体は、遺伝子の乗り物に過ぎず、我々の行動は遺伝子により、遺伝子の複製という目的に向けてプログラムされていると考えられている。



精神分析学に関わる本を読んでいて

ボルビーの説いた

[愛着(アタッチメント)]

に興味をもち、何冊か読みました。


現在の自分はは、幼少期の環境などにより

愛着障害を起こしている可能性があるというものでした。

この本はまた、思春期ならではの行動が

幼少期の愛着に関係している、

というものです。

親子関係は、思いがけず連鎖します。



思春期の子供さんを持つご両親、

一度は、壁にぶつかることが

あるかと思います。

また、自分自身のルーツを探る

きっかけにもなります。

私は、私自身を知ることができ、

愛する母を客観的に見ることができ

これからどう行動するか、

ということを深く考えました。

感情的ではなく、理論的に

考えたい時にオススメの一冊です。













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