本日は、お稽古日・・・
先週二回目のお稽古日誌は、書かず仕舞いの内に、
今週に成ってしまいました
『東都獅子』に入りまして、
本日で三回目。
まだまだ振り入れの段階ですので、
そんなに書く事は・・・
否否、そうでも無いかなぁ?!
只今、自主稽古にも力を入れているのが、
「二舞扇」です。
先週二回目のお稽古にて、
「二舞扇」まで振り入れ!
(本日は、次の一くさりまで…)
この『東都獅子』は、短めの曲・・・ではありますが、
先生…進むの早いです
「二舞扇」・・・
日本舞踊の「振り」の中では、
技巧的…アクロバット的
と言えるでしょうか。
でも…
まめぞう は、以前『長唄 浦島』にて、
超!技巧的な「二舞扇」
を経験しているので、
(
その折の事は『浦島』にて・・・)
今回の「二舞扇」は、
そんなにビックリ…ビクつく事はない・・・のですが、
(「二舞扇」のクダリは、短いですし…)
多分…扇は「塗骨」です。
そう!
まめぞう は「塗骨」が、今一つ好きではない・・・
のですよね
いえいえ、
扇と致しましては、塗…の方が立派なものです。
塗の扇自体が嫌い・・・と云うのではなく、
扱い難い!
のです(まめぞう は…ですよ)
と云う事で、
早速に、お稽古用の「塗骨の扇」を購入しに行きました。
(それが、先週末の浅草への用向き!でした
)
そんな訳での、
「二枚扇」のお稽古ですが・・・
先週の振り入れの時には、普通の(白木の)扇でしたので、
まずまず…適度には出来たのですが、
(扇を飛ばして一回転する振りです)
本日は、新しい塗の扇です。
・・・失敗しました。
・・・落としました。
扇を飛ばし一回転!を両手した後に、直ぐに中骨を持って・・・の振りでは、
・・・落としました…何回も
苦手意識はあるものの、
扇が変っただけで、余りの出来なさぶりに、
我ながら情けない思いが一杯の、本日のお稽古でした
当初は、
今回購入した扇は、お稽古場に置いておいて、
自主稽古は、家に有る扇(白木の…)でするつもりでしたが、
即!お持ち帰り・・・に変更しました
これからは、
『浦島』以来の、
毎日…暇な時には扇と戯れる!
の、日々と成りまするぅ。
(…って、これ・・・扇と戯れる(自主練習)のは、
以外に好き!なのですよね
)
これが…
今回購入の「塗骨の扇」
同じ色を・・・とも思いましたが、
お稽古だし… 折角なので…
と、色違いにしました。
そして、
舞台のためにお稽古していくと、扇は直ぐに駄目になるので、
お安目の物です。
しかし、
ただ値段は付いていないものですね・・・
やっぱり、其れ也の使い易さです(…様は、今一つです
)
因に、
「出」の段も扇(一枚)なのですが、
先生より…
~ 確か『東都獅子』は、
「女持」(「女扇」とも「姫扇」とも…)だと思うからね! ~
と・・・
ですので、
浅草に行った折りに、お稽古用の「女持」が有れば・・・!
と思っての、お買い物でしたが、
本物の小道具「女持」しか無い・・・
お稽古用などは無い・・・
しかも、高い!(本物の金・銀 を使用しているのだから当たり前ですが…)
で、
購入断念でした
先生からは、
~私の(先生の…)を使って良いよ!
舞台のためのお稽古なんだから・・・~
と、
有難き御言葉を頂いております。
(先生の「女持」・・・勿論、本物です!)
そして、
本日…その本物の「女持」を出して下さり、
先生…
~いつでも、使ってお稽古して良いからね!
と・・・
ほんにほんに、有難き幸せな まめぞう です。
…ではありますが、
暫くは、普通の舞扇でお稽古しようかと思っています。
だって・・・
「女持」の扇でも、飛ばして地紙を取る!
の「振り」があるのです。
これも…何度かに一回は落としますので・・・
成功率が、ほぼほぼ100%に成って、
はれて先生の扇を使える様に・・・
早く成りたいと思います