塩野七生が十数年前から1年に1冊づつ出版している「ローマ人の物語」を、図書館から月に1~2冊のペースで借りて読み続け、ようやく昨年末に刊行された13巻まで読み終りました。(13巻は借りるのに3ヶ月ほど待ちました)
著者の塩野七生は古代ローマに心底惚れているようですが、私もこの本によって古代ローマの魅力にとり憑かれています。(自分でも単純だと思いますが)
右の写真は、フランス南部にあるローマ時代の水道橋(ポン・デュ・ガール)です。1500年以上前に建設されたこのような遺跡がヨーロッパには沢山ありますが、正にヨーロッパの礎は古代ローマが築いたことを感じさせます。
多神教の古代ローマに対して、一神教であるキリスト教の波及がローマ滅亡の大きな原因の1つであったとの見方の当否は私には分かりません。ただ、ヨーロッパの政治家の中には、現代の政治や社会は未だ古代ローマのレベルを超えていないのではないか、と自問する人がいると何かで読んだことがありますが、この本を読んでいるとそのような気がしてきます。
著者の塩野七生は古代ローマに心底惚れているようですが、私もこの本によって古代ローマの魅力にとり憑かれています。(自分でも単純だと思いますが)
右の写真は、フランス南部にあるローマ時代の水道橋(ポン・デュ・ガール)です。1500年以上前に建設されたこのような遺跡がヨーロッパには沢山ありますが、正にヨーロッパの礎は古代ローマが築いたことを感じさせます。
多神教の古代ローマに対して、一神教であるキリスト教の波及がローマ滅亡の大きな原因の1つであったとの見方の当否は私には分かりません。ただ、ヨーロッパの政治家の中には、現代の政治や社会は未だ古代ローマのレベルを超えていないのではないか、と自問する人がいると何かで読んだことがありますが、この本を読んでいるとそのような気がしてきます。
町田の薬師池公園と相模原北公園へ行き、菖蒲の写真を撮ってきました。
三脚を抱えたアマチュアカメラマンが大勢いました。
私は気恥ずかしくて、とてもとても・・・。
goo のブログは複数の写真を載せることができるのですが、何故か今はうまく行かないようなので、別ページとして掲載します。
バルセロナのサグラダ・ファミリア(聖家族教会)です。
1882年に着工され、完成は100年後とも200年後とも言われていますが、中も外も確かに工事現場そのものでした。建物の周囲にはクレーンが立ち並び、内部にはパイプのやぐら(右の写真の左側に赤く見える部分)が組まれ、石を削った粉塵が舞っていました。普通、工事現場は立入禁止ですが、観光客から集める入場料(まだ拝観料ではないと思う)を建築費の一部として当てにしているそうです。
現代でも大工事ですが、この様子を見ながら、ヨーロッパに中世からある巨大な教会などはどうやって建てたのだろうかと考えていました。
スペインへ行ってきました。
この建物はコルドバのメスキータです。
この辺りは13世紀にキリスト教徒が奪還するまでは、長い間イスラム教が支配していました。メスキータはイスラム教のモスクだった建物をそのままキリスト教の教会にしたので、イスラム空間の中にキリスト像があるという不思議な光景が見られます。
当時、イスラム教徒とキリスト教徒が戦ったのは事実ですが、イスラム教徒の残したものを(改築・増築したとは言え)キリスト教徒が引き継いだということは、今ほどにはお互いに憎しみ合うことはなかったのかも知れません。
この建物はコルドバのメスキータです。
この辺りは13世紀にキリスト教徒が奪還するまでは、長い間イスラム教が支配していました。メスキータはイスラム教のモスクだった建物をそのままキリスト教の教会にしたので、イスラム空間の中にキリスト像があるという不思議な光景が見られます。
当時、イスラム教徒とキリスト教徒が戦ったのは事実ですが、イスラム教徒の残したものを(改築・増築したとは言え)キリスト教徒が引き継いだということは、今ほどにはお互いに憎しみ合うことはなかったのかも知れません。