。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

伏見稲荷大社 千本鳥居♪

2013-10-16 | 野山を歩く

一度きり初詣でした伏見稲荷大社。
最寄り駅から本殿までの道が人で埋めつくされ、とにかく前進あるのみ。
凍えそうな身体を甚振るかのように、雪まで降り出した。
鮮明に覚えているのは、そんなことくらい。
あとは、消しゴムでざっと消したみたいにおぼろげだ。
人の背中ばかり見てた気がする。

初詣では、もういいやって思ったけど。。。
写真などでよく目にする千本鳥居、と言えば稲荷山。
結構きつい石段が続くとも聞き及ぶ。

娘と私の、登ってみたさが合致した。
じゃぁ、今から。
急なんだよ、いつも。
二十分後に出るからね、みたいな。

晴天のもと、JR稲荷駅に降り立つ。
改札を出ると、まん前に堂々たる大鳥居が。
表参道から境内へ進み、本堂の裏手に回った。

祝日だからか、想像以上の人出。
御多分に洩れず、外国人観光客もわんさかいる。
中でも目を惹いたのは、粋な着流しの男性数人と、花柄を着こなしたチャーミングな紅一点。
真似たい一面だけど・・・って日本人の私が言ってどうするの。
思えば、留袖以外は長らく袖をとおしていないよなぁ。

それはさて置き。

のっけから、ぞろぞろと列を成している。
それに加わり、鳥居がぎっしりと並ぶ緩やかな坂道を歩き出した。
自分のペースじゃないから、調子がのってこない。

奉納された鳥居は、一万基あるいはそれ以上あるらしい。
名所の千本鳥居は、狭い間隔で綺麗に並び、四角いトンネルのよう。
日差しが降ると、鮮やかな朱色の明暗はアートと化す。

写真を撮りつつ、ゆっくり行きましょか。
それも悪くない。
私なんか、梨田昌孝さんの名を見つけ上機嫌。
喜色満面、はいポーズ♪
近鉄バファローズ名キャッチャー時代からの大ファンだもんね。
一万分の一を見つけられただけで、これはもう奇跡的なラッキーだよ。

 

千本鳥居を抜けると、稲荷山を巡拝する参道の登り口に出る。
グルッと一周するコースだが、断続的な石段はここからだ。

山登りモードに入る。
石段は、続くよつづくよどこまでも。
木立でほとんど陽は遮られているが、じわじわと汗ばんでくる。
でも、この汗が気持ちいい。

ほどよい間隔で茶店がある。
多くの人たちが、そこへのみ込まれていく。
いい匂いが鼻先に食いついて、誘惑する。
一時も過ぎ、駄々をこねる胃袋をペットボトルのお茶でなだめ、その場をしのぐ。
お昼は、歩き終えてからの楽しみにとっておこう。

全体地図に「4km2時間」との表示があった。
しかし、4kmも歩いた感はなく、気分は爽快。

電車の便もよく、手軽ゆえ「また来ようね」などと話す二人。
コンビニで食料を調達したまでは良かったが、食す場所が見当らない。
思いついたのが、駅のホームのベンチ。
奈良方面は人も疎ら。
難なく確保したベンチで食事を開始した。
しかし、反対ホームに群れる人の視線が気になり、どうも落ち着かない。
喉を通らないとはこのことだ。
残飯を持ち帰る羽目になってしまった。

出だし良好、歩きは快調、喋り滑らかだったのに。。。
様にならない結末と相成った。 

 

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