。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

田楽(たらく)居酒屋ランチ♪

2013-10-25 | ランチ(奈良)

何度も通り過ぎる風景の中に、その佇まいを思い出せずにいた。
見慣れた街並みを、注意深く確認しながら進む。
知らないはずはないのだが。

目印の交差点をしばらく行くと、独特の建物がふいに現れた。
これほどの物を見落としていたなんて。
どう考えても腑に落ちない。

まあ、それはさて置き、予約時間ぴったりだし中へ入りましょう。
竹を上手くあしらい、居酒屋としてはずいぶんお洒落な構えの「田楽」。
一階は、少人数用の個室で構成されているようだ。
出入り口は開いているものの、壁でしっかり仕切られている。
すぐ後ろが衝立やカーテンじゃないのがいい。
外敵から守られた背中は無防備になり、体中の筋肉が緩みだす。

胃の受け入れ態勢も整ったところで。

~田楽弁当~
 ・刺身二品と他一品 ・ローストビーフ ・里芋の天ぷら ・豆腐の田楽
 ・小鉢物 ・焼き魚 ・かやくご飯 ・漬物 ・味噌汁 ・デザート



~おばん菜定食~

 ・北海たこの薄造り ・鶏のごま揚げ ・小鉢物 ・里芋の天ぷら
 ・かやくご飯 ・漬物 ・味噌汁 ・デザート

小芋と一緒の蓮根の天ぷらは、どうも苦手で後々まで残していた。
が、ひと口噛めば軟らかい~下味もついていてなかなかいける。

さすがは居酒屋のランチ。
皿ごとに、冷酒や焼酎、ワインなどが欲しくなる。
一品メニューも酒類も豊富で、近けりゃ夜も足が向く店だわねぇ。
遠くでよかったかも。

日本茶といただく、デザートの抹茶プリンときな粉プリンはたっぷり盛り。
それと共に、熱々お絞りの交換までしてくれる。
ランチでそこまでの気配りをする店は、そうはない。
お高い店は別として。

そうそう、かやくご飯はお代わり自由だから大食でも満足できるはず。
スタッフの対応にも、おもてなしの心意気を感じる。
とっても素敵ランチだった。

これまでは、いつも店舗の裏側を見る方向から通過していた。
その外観は、何の変哲もない風景の一部としか見えていなかったようだ。
と気付くまでに時間を要したが、店発見時の、狐につままれたような不思議さは解明された。

表の顔は対照的で、速やかに記憶に刻み込まれる独創性がある。
一度見たら、忘れるはずないもんね。 

 

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Sel et Poivre(セルポワ)♪

2013-10-22 | ランチ(滋賀)

この雨は、とうぶん止みそうもないなぁ。

そうだ・・・オムライスを食べに行かない?
どこへ?
大津まで。
なんでまた、そんな遠くなん?

と、降り続く雨とはまったく無縁のやりとり。

パンフレットの整理をしてて、見つけてしまったんだなぁ。
未知のオムライス店の栞を。
どの店だか忘れたが、そこに置かれていたのを持ち帰ったものだ。

屋外へ誘ったわけじゃなく、賛同を得るのに時間はかからなかった。
我が家~セルポワ行、発車オーライ!

ちょうど昼どき。
重いガラスドアを入ると、横一文字のカウンター席。
それに沿って、奥の厨房は活気付いていた。

大きく吹き抜けた造りは、それだけで十分に贅沢感を味わえる。
二階フロアの奥まった席に着いた。
一階との空間つながりは、開放的でありながらも、妙に落ち着く。

私は気になるミニコースをいただいた。
本日の前菜・おみそ汁・小さめオムライス・シャーベット・コーヒーorハーブティー。
オムライス小さめなのが私向きかなと思って。

種類はもちろん、好みのサイズまで選べるオムライス屋さんだ。
小さめ、並、大盛、特大。
もう一つ、小さめの小さめってのを見落としていた。
最小(とは書かれていない)があったんだよねぇ。
それも含めて、サイズは五段階。
私は最小でよかったかもって後悔しきり。

並サイズにした二人は、満腹の域を超えてしまったようだ。
しかしながら、完食できたのは優しい味つけゆえのこと。

*本日の前菜盛合せ
 ・オイル煮サンマとルッコラのサラダ
 ・さつまいものテリーヌ
 ・カボチャ、豚肉のコンフィ、玉ネギの
  チーズパン粉焼き            *昔ながらのチキンオムライス
  
  *ハッシュドビーフのオムライス   *和風しょうゆ味
                           しぐれ煮オムライス

オムライスは申し分ない。
その上で、特筆すべきは前菜だ。
どれも手の込んだ、見た目も味も綺麗な別嬪絶品の値打ち物ぞろい。

リンゴの甘酸っぱさが濃厚なすっきりシャーベット。
胃袋も、糊付けしたワイシャツのようにキリッと引き締まる。

オーダーが立て込み、待ち時間が長くなった。
しかし、全く気にせず過ごせる空間。
おもしろい、あるいは素敵なオブジェがいっぱい。
水を満タンにしたガラス瓶が壁面にずらりと並ぶ。
それが話題になったりする。

                             遊び心もしゃしゃり出る
                               ほんわか卵に包まれた
                               楽しく美味しいオムライス屋さん 

 

 

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伏見稲荷大社 千本鳥居♪

2013-10-16 | 野山を歩く

一度きり初詣でした伏見稲荷大社。
最寄り駅から本殿までの道が人で埋めつくされ、とにかく前進あるのみ。
凍えそうな身体を甚振るかのように、雪まで降り出した。
鮮明に覚えているのは、そんなことくらい。
あとは、消しゴムでざっと消したみたいにおぼろげだ。
人の背中ばかり見てた気がする。

初詣では、もういいやって思ったけど。。。
写真などでよく目にする千本鳥居、と言えば稲荷山。
結構きつい石段が続くとも聞き及ぶ。

娘と私の、登ってみたさが合致した。
じゃぁ、今から。
急なんだよ、いつも。
二十分後に出るからね、みたいな。

晴天のもと、JR稲荷駅に降り立つ。
改札を出ると、まん前に堂々たる大鳥居が。
表参道から境内へ進み、本堂の裏手に回った。

祝日だからか、想像以上の人出。
御多分に洩れず、外国人観光客もわんさかいる。
中でも目を惹いたのは、粋な着流しの男性数人と、花柄を着こなしたチャーミングな紅一点。
真似たい一面だけど・・・って日本人の私が言ってどうするの。
思えば、留袖以外は長らく袖をとおしていないよなぁ。

それはさて置き。

のっけから、ぞろぞろと列を成している。
それに加わり、鳥居がぎっしりと並ぶ緩やかな坂道を歩き出した。
自分のペースじゃないから、調子がのってこない。

奉納された鳥居は、一万基あるいはそれ以上あるらしい。
名所の千本鳥居は、狭い間隔で綺麗に並び、四角いトンネルのよう。
日差しが降ると、鮮やかな朱色の明暗はアートと化す。

写真を撮りつつ、ゆっくり行きましょか。
それも悪くない。
私なんか、梨田昌孝さんの名を見つけ上機嫌。
喜色満面、はいポーズ♪
近鉄バファローズ名キャッチャー時代からの大ファンだもんね。
一万分の一を見つけられただけで、これはもう奇跡的なラッキーだよ。

 

千本鳥居を抜けると、稲荷山を巡拝する参道の登り口に出る。
グルッと一周するコースだが、断続的な石段はここからだ。

山登りモードに入る。
石段は、続くよつづくよどこまでも。
木立でほとんど陽は遮られているが、じわじわと汗ばんでくる。
でも、この汗が気持ちいい。

ほどよい間隔で茶店がある。
多くの人たちが、そこへのみ込まれていく。
いい匂いが鼻先に食いついて、誘惑する。
一時も過ぎ、駄々をこねる胃袋をペットボトルのお茶でなだめ、その場をしのぐ。
お昼は、歩き終えてからの楽しみにとっておこう。

全体地図に「4km2時間」との表示があった。
しかし、4kmも歩いた感はなく、気分は爽快。

電車の便もよく、手軽ゆえ「また来ようね」などと話す二人。
コンビニで食料を調達したまでは良かったが、食す場所が見当らない。
思いついたのが、駅のホームのベンチ。
奈良方面は人も疎ら。
難なく確保したベンチで食事を開始した。
しかし、反対ホームに群れる人の視線が気になり、どうも落ち着かない。
喉を通らないとはこのことだ。
残飯を持ち帰る羽目になってしまった。

出だし良好、歩きは快調、喋り滑らかだったのに。。。
様にならない結末と相成った。 

 

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金のなる木の悲劇♪

2013-10-13 | ゆみのひとりごと

菜箸ほどの細い茎に、肉厚の葉が数枚。
小さなちいさな素焼きの植木鉢のあるじは、「金のなる木」。

いつのことだったか忘れるくらい昔に、父が挿し木したものを持ち帰った。
我が家がよほど気に入ったとみえる。
しだいに茎は幹となり、枝葉をふやしていった。

ある日、異変が・・・。
元気で艶々の葉が、しわっとして枝がうな垂れてきた。
それが日増しに広がり、木がぐらつくようでもある。

そういえば・・・。
過去2回も被った、被害状況を思い出した。

水不足でもなければ、病気なんかでもない。

植木鉢の土を掘り起こすと。。。
あぁ、やっぱり。

助け出した金のなる木は、見るも無残な姿に。

根は全滅。
幹もかなり上まで空洞になっていた。
実行犯は、黄金虫の幼虫だ。
あとからあとから、出てくるは、出てくるは!
両手足指の数を下らない。
栄養いっぱいで、丸々と太っちゃって。
無銭飲食は犯罪なんだぞ~!!
黄金虫なら小金くらい払いたまえ~なんちゃってねぇ。笑

当事者となり知った事実。
この被害を訴えている人が、なんと多いことか。
家も、来年は早めに駆除をしようかな。

自然治癒不可能な枝葉を切り詰め、すっかり貧弱になってしまったけれど。
3週間たった今、どうにか一命は取り止めたようだ。

それにしても、狙われるのはいつも金のなる木。
他にもたくさんの植木鉢があるのに。

あなたは知っているのね?
軟らかくて美味しい食料がふんだんに埋まっていることを。
そして、その糧に見合ったぶんの卵を産み付ける。
それで皆が巣立つまでの生活設計は完璧なはずだった。

そうだよね?黄金虫さん。
それって、計画的犯行だよ。
許せない~~!

 

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交野山~国見山=後編=♪

2013-10-07 | 野山を歩く

白旗池を右に見て、いきものふれあいセンター前を過ぎる。
そして国見山へ。

緩やかな勾配で歩きやすいうえ、明るく開けている。
気分も自然と上向く。 

枚方八景の一つに数えられる、国見山の展望。
山頂からは、京滋方面が一望できた。
やはり見慣れた風景は落ち着くものだ。
双眼鏡を覗いても、確認できる箇所がたくさんある。
交野山とは大違い。
馴染みの地形と、己の居場所が定まったことで安心感が増す。

目星をつけた京都市街方面・・・京都タワーがニョキッと突き出ていた。
その向こうには、比良・比叡の山容を認める。
天候しだいでは大阪湾まで見えるらしい。

夏がブーメランのように戻ってきた暑日。
多少乱暴にぶつかる涼風が、汗ばんだ肌に心地よい。

今回のルートにはない、杉の木立を一直線に突っ切る自然道を発見。
微かな木漏れ日が我をいざなう。
よそとはかけ離れた空間へ、迷わず歩を進めた。
杉に負けじと、背筋がしゃんと伸びる。

とっても素敵なスポット。
そのまま通り抜けたい思いを断ち切り、途中で引き返した。

道中の一部に、両サイドが緑色の金網で仕切られた箇所がある。
隣接するゴルフ場との境を成すフェンスだ。
それに、なにやら注意書きが。
危険区域につき、すみやかに通過すること・・・みたいな内容だった。
「これを超えてゴルフボールが飛んでくるなんてねぇ。」
などと話しつつ目を落とした足元に、なんとボールが一つ。
「お、落ちてるよ。。。」
見当違いの方向に飛んでくることもあるのね。
マジで忠告通りの危険地帯だ。

ラウンド中の人の会話が、至近距離で聞こえる。
さっさと、抜けなきゃ。

その先に、キラキラ輝く世界がポッカリあらわれた。
トトロの森へ続くトンネルだ~♪~♪



・・・夢み心地はここまで・・・

トンネルの上は、たぶん最終ホールへの通路じゃないかしらね。。。
 

 

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交野山~国見山=前編=♪

2013-10-04 | 野山を歩く

ビルが建ちならぶ繁華街や地下街、賑わいある都会のみが大阪のすべてだった。
それは、数ヶ月前までのこと。

大阪府民の森の園地をいくつか歩き、他府県との境をなす周囲の山々に着眼しはじめる。
と同時に大阪のイメージを刷新した。

くろんど園地へ向かった日と同じ道を、確かめるようにして走る。
なにしろ、迷いに迷った苦難の道筋だったから。
おもしろくない原因ともいえる、京都方面から見辛かった「くろんど園地→」の立て札。
え~っ!こんなにハッキリと見えるなんて?!
たぶん、向きが修正されたに違いない。
その先、園地への別れ道は大雨により通行止めになっていた。
看板を横目に通り過ぎる。

交野森林公園駐車場から交野山~白旗池~国見山~駐車場へ戻る、がその日のコース。

交野山は登り口から階段攻撃ときたもんだ。
段差も長さも、考慮なしのバラバラの中途半端。
途切れ途切れに続く様は、いかにも挑戦的すぎないか。
しかも、極めつけは上部の岩石登り。
足場が確保できない箇所は、コンクリート製のハシゴをのぼる。
でも、こっちはスリリングで楽しい。



ぅわぉ~でっかい岩石園!
頂上は巨大岩石が露出して、その先端まで上がれば。。。
360度の立体地図が広がるパノラマ台。
交野市が誇る、ご自慢の山だけのことはある。

最初にここを見つけた人は、何て叫んだのだろうか。
おそらく驚きと喜びの入り混じった叫びだよね。
いや、驚きのあまり声にならないってこともあるかな。

高所が怖いくせに、そこからの眺めは大好き。
最大岩の周囲は絶壁ゆえ、足が竦まないあたりを確保して早昼にした。

若い女性に、「落ちたらあかんでぇ」と中年男性。
「落ちたら、ここ立ち入り禁止になりますよね」と、冗談めかしの会話。

なのに、想像するだけで身震いする私って・・・。
あぁ、怖ろしや。

「・・・ガスタンクがあそこ・・・あのへんが四条畷やな・・・」と、先ほどの男性。
そういう話は、大いに結構。
という事は、ずぅっと向こうが大阪市内なんだ。。。

大阪方面を一望するのが初めてなもので、周囲の山々の位置関係すら定かではない。
普通は、おぼろげながらでも見当くらいはつくのだろうが。
悲しいかな、方向音痴は場所など考えずに威力を発揮するらしい。

中距離走くらいの風は、時おり意地悪をして速度を上げるものだから、肌寒かったりもする。
それにビクともしない岩面は、日差しを溜め込んで温か。
パタッと背中を預けたら、ホワンと天然微温岩盤浴だぁ~い。

このまま、ずっと居たい場所だけど。
そうも言ってられないや、タイムリミット。

後ろ髪を引かれつつ・・・来た道をもどった。
目指すは、白旗池。

                                              
                                           =後編に続く=




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いちじくの今昔♪

2013-10-02 | お菓子&フルーツ

生まれ育った家の裏庭に、いちじくの木があった。
幼少の私にとっては、とてつもなく大きな木。
だって、一階のひさしとの背比べに負けていないんだもの。

毎年、その木は少なからず実をむすんだ。
生い茂った葉は立派でも、果実は小粒だったはず。
しかし、小さな手のひらには、ずっしりと重く大きかった。

実が膨らんでゆくのは、子供心にも面白かった。
だからと言って、「好き」の次元とはまったく別ものだ。

夏も盛りの頃、完熟するとおやつに加わった。
割り口の、グロテスクなことといったらない。
人食い花の触手が今にも伸びてきそうで、目をそむける。
あまつさえ、アリが逃げ場を求めてあたふたしようものなら、こっちが逃げ出したくなっちゃうよ。
それだけ甘かったのかもしれないが。

そんな苦い記憶に塗りつぶされたいちじく。
口にしなくなって数十年。
まさか買い求めてまで食べるようになろうとは・・・。

数年前にお裾分け~といただいた。
見てくれは、もう大人だから平気。
小さな黒い侵入者もいなかった。

トロンと軟らかい果肉は、砂糖をまぶしたみたいに甘い。
それから、せっせと食べるようになった。

生産農家の直売へ、朝早くむかう。
デリケートな果実は、ほんの小さな衝撃で傷つく。
また、雨天の収穫物は、水っぽくてカビが生えやすい。
そのような理由で、出荷できないものを提供してくれるのだ。
1パック6~8個盛は小振りだが、天候や物によって200円~300円だからお得。



雨上がりは、実がしっかりしていても甘味が少ない。
やっと晴れ上がった日、いつもと同時刻に完売だった。
皆さん待ち構えていらしたのね。

翌日も晴れ。
30分時間を繰り上げて家を出た。
もちろん、ゲット!!

すっかり秋めいて、
もう、なごり。。。
 

 

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