気虚・陽虚に続いての「血虚」です。
気は臓腑を動かし、動いた臓腑が血を作り~。なので
気が不足(気虚)すると、血も不足してきて、今回テーマの「血虚」になる。
とゆーのが、東洋医学のスタンダード説明になりますが、
当然イレギュラーも多々あるワケですw
血によって養われるのは「眼」です。
この眼を酷使すると、血が不足してきます。
パソコンやスマホなどの画面を凝視する日常生活は、あまりよろしくないのです・・・
パソコン仕事のデザイナー関係者が数名お越しですが
全員が血不足の症状が出ておいでです
また女性は40過ぎると血不足!!とも言われてますので
40以降のテーマは「血」です。
血は栄養物質でもあるので、豊富であれば臓腑も間接も脳も機能不全を起こさずにすむので
(ちなみに認知症の原因の1つが血不足。ほか、多々あり)
血はむやみに減らすことなく、増やすにこしたことはありません。
今月の血虚対策料理は
大量の気を補うことで「血が増える」という考え方から
穀物を多用しました。
補気の王様、朝鮮人参と血に関わる当帰・枸杞子・棗で作った
サムゲタン風のおかゆ
黒米をベースにしたおしるこ風
日常で入手可能で、気を作る3大臓腑の「肺脾腎」に良い長芋を使った
焼きマリネ
ラストはマクロビオティックではおなじみのヒジキ蓮根を
鉄分豊富な蓮根の割合をかなり増量し、かつ塩分を控えて
(血を作りたいときは薄味。というのが薬膳の前提)
血を作るナッツペーストとあわせた海苔巻き
でした