マックンのメモ日記

気になったニュースや関心事などをピックアップ。
今チワワのプッチという犬を飼っています。
可愛いですよ。

振り込め詐欺撃退に新兵器!振込め詐欺見張隊が「会話を録音します」と警告!

2014-05-09 17:50:37 | 宇宙・サイエンス・科学技術
振り込め詐欺や金融商品取引詐欺など特殊詐欺の被害額が昨年、過去最高となったそうです。金融機関の職員による声掛けで被害を未然に防いでいるケースも増えていますが、現金を手渡しにしたり、郵便で送らせたりと手口は年々、巧妙化しています。そんな中、事件の入り口で使われる電話に着目し、被害を防ぐ機器が登場しています。利用者は「不審な電話がかかってこなくなった」と効果を実感しています。

「この電話は、振り込め詐欺などの犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます」。名古屋市の通信機器製造販売「レッツコーポレーション」が開発した装置は、電話をかけてきた相手にこのメッセージを自動的に流します。実際に会話内容は三十時間または千件録音でき、記録した音声は、声紋分析ができるレベルで、警察に提出すれば捜査に活用できるそうです。

機器の名前は「振込め詐欺見張隊」と言って、設置方法も簡単で、電話機と電話回線でつなぐだけです。事前に家族や知り合いの電話番号を登録しておけば、その相手には警告メッセージは流れません。価格は12,800円(税抜き)。実際に使用している愛知県小牧市の50代の女性は「以前は投資を持ち掛けてくる電話や過去に購入した通信販売の商品の営業など迷惑電話がたくさんあったけれど、設置後は全くかかってこなくなった」と話しています。

装置の下部には緊急時に使うボタン「大変だぁ~!!!」があります。押すだけで登録してある4カ所に発信。「緊急事態発生」のメッセージと、あらかじめ録音しておいたメッセージを流します。一人暮らしの高齢者向けに体調不良などの事態にも備えられるようにしています。同社の福田さんは「電話から始まる犯罪は多い。犯人は通話が記録されるのを嫌がって、その家を避ける。被害防止には有効」とPRしています。

怪しい電話自体を自動的に拒否する装置もあります。名古屋市のソフトウエア開発「トビラシステムズ」が販売している「トビラフォン」は、警視庁や埼玉、千葉県警などから提供される振り込め詐欺などに使われた電話番号の情報を蓄積し、その番号からの電話をつながないというものです。2011年6月から販売を始め、現在は約26,000件以上の電話番号の蓄積があるそうです。

使い方は装置を電話機とインターネットに接続するもので、インターネットに接続できない世帯向けには通信会社「ウィルコム」の「迷惑電話チェッカー」という装置もあります。PHS回線を使ってトビラシステムズの蓄積情報を利用します。

料金はトビラフォンが初期費用2,000円(税抜き)と月額300円(同)、迷惑電話チェッカーは初期費用なしの月額667円(同)。2つの装置は3月、全国の3,000世帯で実証実験に使われ、約10,000件の電話をブロックしています。2年前から利用しているという名古屋市の男性(79)は「以前は投資を持ち掛ける電話がしょっちゅうかかってきたが、今はほとんどかかってこない」と話しています。

両装置には「拒否」ボタンがあり、通話中や通話後にボタンを押して、番号を自動拒否に設定できます。一度登録した番号は、それ以後は自動的に拒否されます。トビラシステムズの明田社長は「設置するだけで26,000件の電話番号を拒否できる」とメリットを強調しています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿