って面白いと思うんです!
最近のラノベの風潮として、
やたらと大きな声でツッコむ気がするのです。でもそれって
小説では不利ですよね。
カンニング竹山がオチが分かりづらい時はとりあえず大きな声を出す
と話していたのですが、これはつまり、大きな声を出すことによって勢いを味方につけることが出来るのが利点です。
ですが小説ではいかに「なんじゃこりゃぁぁあぁぁ!」と大きく書いたって、伝わりにくいです。
だから、シュールボケ×シュールツッコミ、次は必ずこれが流行る。
先日聖剣を抜きまして より抜粋。ヒロインが初めて主人公の部屋に来るシーン。
彼女はピンクのスカートの裾を片手で折ながら女の子らしく座り、背負っていた大剣は畳に突き刺さった。
「狭いながらもいい部屋ですね」
「ああ。さっきまではどこも壊れていない、いい部屋だったよ。しばらくは湿気との戦いになりそうだ」
彼女は立ち上がり部屋の全容を見回す。
「ん? 穴があいてますよ。危ないですね」
「そうだね。おれもまさか剣を下ろさずに正座するとは思わなかったからね」
「まあ非常用の逃げ道だと思えば……」
ズブ、彼女が再び腰を下ろすと、二個目の非常用通路が完成した。
その音に驚いた彼女が、自称・聖剣の床に突き刺したまま、コンパスのように剣の先を移動させて振り向いた。
「曲者!?」
「いるね。おれの目の前に」
小説ではこういう書き方の方がクスクス読めると思います。
最近のラノベの風潮として、
やたらと大きな声でツッコむ気がするのです。でもそれって
小説では不利ですよね。
カンニング竹山がオチが分かりづらい時はとりあえず大きな声を出す
と話していたのですが、これはつまり、大きな声を出すことによって勢いを味方につけることが出来るのが利点です。
ですが小説ではいかに「なんじゃこりゃぁぁあぁぁ!」と大きく書いたって、伝わりにくいです。
だから、シュールボケ×シュールツッコミ、次は必ずこれが流行る。
先日聖剣を抜きまして より抜粋。ヒロインが初めて主人公の部屋に来るシーン。
彼女はピンクのスカートの裾を片手で折ながら女の子らしく座り、背負っていた大剣は畳に突き刺さった。
「狭いながらもいい部屋ですね」
「ああ。さっきまではどこも壊れていない、いい部屋だったよ。しばらくは湿気との戦いになりそうだ」
彼女は立ち上がり部屋の全容を見回す。
「ん? 穴があいてますよ。危ないですね」
「そうだね。おれもまさか剣を下ろさずに正座するとは思わなかったからね」
「まあ非常用の逃げ道だと思えば……」
ズブ、彼女が再び腰を下ろすと、二個目の非常用通路が完成した。
その音に驚いた彼女が、自称・聖剣の床に突き刺したまま、コンパスのように剣の先を移動させて振り向いた。
「曲者!?」
「いるね。おれの目の前に」
小説ではこういう書き方の方がクスクス読めると思います。