私が居る理由

~私が今ここに居る理由を探して生きている・・・~ とは言ってみたが、書いていることは超カルい、日々の雑記帳。

「ハゴロモ」を読んだ

2005-08-14 14:52:42 | 読んだ本
“よしもとばなな”さんの書き下ろし作品。「なんくるない」ですっかり“よしもとばなな”ファンになった私の3冊目。2冊目に借りた「体は全部知っている」は、“吉本ばなな”だった。。。だから、私には、“よしもとばなな”さんの方が合うのかな。

お勧め。アキヒトにも読んで欲しい。“静かな回復の物語”。「なんくるない」といい、主人公の相手の男性がとても魅力的。今回は、“みつるくん”。会いたいな。読後感がとてもいい、お勧めの本です。

ばななさんが、あとがきで「特にすぐれた小説でもないし、何ということもない内容ですが、」って書いてあるけど、「なんくるない」でもそのようなことを書いていたような。。。今のご時世、気負わずに書いた本の方が癒されます。

ハゴロモ

新潮社

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「草にすわる」を読んだ

2005-08-14 14:27:33 | 読んだ本
アキヒトお勧めの“白石一文”さんの本。
以前、この人の本を読んだ時、「暗い」「男の視点から過ぎる」って思ってそれから、読んでなかった。だから、アキヒトがこの人の本を「すべて面白い」って雑誌に答えているのを読んで、「だから、暗い森にはいちゃうんだよ」なんて一瞬思った。
でも、アキヒトがハマっている作家ならもう一度読まなくってと思って、旅に持っていくため、ソフトカバーのこの本を借りた。で、大阪の娘の家で寝る前と朝起きてで、読んじゃった。

思っていたより、というか、以前の印象より、ずーっと軽く読めた。でも、「草にすわる」の主人公、最初頃の描写にアキヒトがかぶっちゃって、かぶっちゃって。。。また、「こんなもの読むから・・・」なんて思ったりして。。

で、帯にあるように「覚醒の物語」だから、当然、そこには救いがあるわけで、よかった、よかった。今度は、ロングセラーの「僕のなかの壊れていない部分」を借りてこよう。ってか、一度、借りたけど、時間がなくて読めなかったヤツだ。

草にすわる

光文社

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