みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

台湾みやげ その16

2009年04月08日 00時00分01秒 | キット評
 さて、今回いただいた台湾みやげの中で私として一番ツボにはまったのが、これ。MiG-15用の「中国人民志願空軍」デカールです。これ、私がカットしたのではありませんよ。元々こんな感じでばら売りしていたそうです。「中国人民志願空軍」の文字の大小、計二機分が一枚に印刷されています。店頭ではこれがどさっとチャック袋に入ってぶら下がっていて、そこから欲しい枚数を自分で出して買うようになっていたとか。もう中共軍のマークなど台湾では普通に売っているんですね。
 メーカー名などのデータはどこにも印刷されていません。もちろん裏側にも。しかし印刷やフィルムの感じ、アイテムの選択などから考えて、おそらく台湾の「虎翼(タイガーウイング)デカール」ではないかという気がします。20年以上前にも、いかにもハサミで切りましたという感じで、袋にも入っていないばら売りの虎翼デカールを見たことありますし。
 ご覧のように、左半分が1/72用、右半分が1/48用です。それは分かるとして、さて、このデカール。この状態で売っていて、説明書も何も付いていないんです。デカールを貼る正確な位置も分かりませんし、それよりなにより、この文字以外の、機体や胴体のマークがどうなっているのかも分かりません。国籍マークは中共の「八一」でしょうか、それとも北朝鮮マークでしょうか。それに、使用する機体はMiG-15なのか、それともMiG-15bisなのかも気になります(細部が結構異なるんですよ)。せっかくのデカールを生かすには、もうちょっと資料が欲しい。
 台湾みやげの話もそろそろ終わりに近づきました(やっと…)。チャーチル戦車の作業もその後の進展の報告をしていないのですが、でもMiG-15となると黙っていられません。この後は、この「中国人民志願空軍」の文字を書いた朝鮮戦争に参加したであろう機体について、調べてみたいと思います。


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