しばらく忙しかったのですがやっと仕事がひと段落しました。仕事の山が終わったらぜったいカルトナージュのメガネケース作るぞ！とずっ～と考えていたのですが、さっそく実行です。普段いつも使っているメガネケースをお手本にしました。とは言うものの、形を推測しながら製図を描き、ダミーを作っては製図を修正し・・を繰り返して、形が定まるまで結構かかりました。表生地はソレイアードを使い、開閉はマグネットを付けたので快適です。
●全部試作ダミーの山です。試行錯誤、微調整をかなり繰り返しました。
●出来上がった製図です。黒線が外側用、赤線が内側用です。紙は外側が厚手のボール紙、内側はやや薄手のボール紙です。実際に作るときは紙の厚さや布の厚さによって影響されるので、また微調整が必要です。
●材料です。表用、内側用の布がそれぞれ1枚づつ。製図を写しカットしたボール紙は、丸いものに巻きつけてカールさせておくと良いでしょう。手芸用上下のマグネットセット：片側は磁気の無いものがお勧めです。鼻の部分に使うスタイロフォーム。へり止め金具：開閉の多い口の表裏が弱くなってはがれてしまっては悲しいので、このへり止め金具は必須です。
●スタイロフォームで鼻の部分の詰め物を作りました。スタイロフォームは木工ボンドもセメダインも効かないのでスチロールボンドかプラスチック用ボンドを使って貼ります。
●ボール紙に布を貼ってサイドを止めたところです。サイドは別布や薄い紙でつないでいます。
●内側の切り込みに鼻のツメを差し込んで固定し、しっかり糊付けします。画像はツメを引っ張り出して貼ったところです。
●内側にマグネットセットを付けておきます。両面テープを使いました。本体には磁気のある方で、ふたには磁気の無い方を付けます。100円ショップのマグネットが使えないかと試したのですが、磁気が強力過ぎて今のところうまくいってません。ポイントは磁気が外に漏れてはいけないという点です。バッグに入れて持ち歩くことの多いメガネケースなので、磁気がカード類などに悪影響を与えてはいけませんよね。
●組み立てた表側に内側をしっかり差し込んで下半分を先に糊付けします。のりが乾くまでしっかりピンチで押さえておきます。乾いたら上半分も同様にくっつけます。
●最後に口にへり止め金具を付けたら出来上がりです。
●後姿です。
