今日は教室で以前に作った、ミニチュアフードのパンのレシピをイギリス食パンを例に載せます。より作りやすいように配合は変更しました。２回同じものを作ったので、画像は2種類が混じっています。プロセスの説明には問題ないと思っています。
●計量スプーンに摺り切りに粘土を詰めて、比率を量ります。
●今回は、パンド1対レジックス2にしました。それと重層を画像の量（耳かき５杯くらい？）入れてよく練りこみます。レジックスの代わりにグレイスでも構いません。その場合は重層を少々減らしたほうが良いかも。（粘土については「ミニチュアフード粘土の話」をご参照ください。）
●よく練ったら次に、切った時においしそうな色になるようにイエローディープの絵の具を混ぜます。少しずつ筆で絵の具を塗って、練って、ちょうど良い頃合いを見計らうとよいでしょう。
●ボール紙で型を作ります。高さと幅を１７ミリにしました。長さはテキトウです。
●本当のパン作りと同じように窯伸びがするので、型の高さちょうどくらいに粘土を詰めます。
●レンジで４０秒チンします。３０秒だとあまり窯伸びしないし、５０秒だと固くなりすぎたので４０秒がちょうど良いみたいです。
●アクリル絵の具で着色します。イエローディープ、オレンジ、アンバー（茶）の３色を混ぜたりしながら塗り重ねます。
●色を塗り終え、上部にだけ最後にグロスメディウム（艶出し）を塗りました。おいしそうに見えますか？
●スライスします。ほとんどほど良い感じで細かい気泡が入りましたが、２か所くらいちょっと大きめの気泡が入りました。まあ許せる範囲です。スライスしたパンは別途ハムやレタスを作って挿みサンドイッチを作ることができます。時間が立つと固く乾燥してスライスできなくなるので、色を塗り終えたらすぐにスライスする事をお勧めします。
●その他のパンです。スライスしないパンはレンジに入れなくても乾燥させるだけで良いのですが、乾燥に時間が数日かかったりするので、レンジでチンしたほうが次の作業がすぐにできます。フランスパンは細長く成形してレンジでチンした後、３か所ほど表面を荒らして（削って）から着色します。クロワッサンは細長い三角形を作りくるくる丸めてチンして着色です。
