この時期、記事のネタがなくて困るわけですけど、とりあえず家の中で写真を撮っておいて、それをもとにして記事をでっちあげるという手法を開拓しつつあります。この場合、本棚っていうのは、なかなかの素材です。
この本(白痴・二流の人/改訂13版)は、昭和51年11月の発行です。その頃に買って読んだんだと思います。高校3年の11月ということになります。
「偉大なる落伍者」という言葉に感化されたのはこの年の7月か8月だったはずので、この本ではなかったということになります。探せば見つかるかもしれませんけど、そこまでしようというつもりはありません。
この本(第4刷)は、昭和51年2月の発行です。増刷のペースが3ヶ月ごとみたいなので、2~4月頃に買ったんだと思います。高校を卒業する前後ということになります。高校生として大学受験の真っ最中に買ったのか、予備校生として東京で一人暮らしをするようになってから買ったのかはわかりません。
狼男シリーズには2系統があって、両方とも主人公は犬神明という名前でややこしいんだけど、これはアダルト・ウルフガイ。アダルトの犬神昭は、当時、カエサルのヒーローでした。
これは、昭和51年9月の発行ですけど、初版だし、頻繁に増刷されたとも思えないので、いつ頃買ったのかはわかりません。大学生になってからじゃないかという気がします。
お話の発端は、ある青年からの依頼です。新婚旅行中に新婦が失踪してしまったのだそうです。捜査を始めてみると、新婦を訪ねてきた男がいたということがわかります。その男を探し出し、会ってみると、行方不明だった娘だと思って会いに行ったのだが人違いだったとのことです。しかし、その男は・・・
・・・・というようなお話だったということを、ネットで調べてみて思い出しました。いろんな人が次々と登場してくるし、みんなカタカナの名前でややこしいんですよ。でも、お話はポンポンと進んで行きます。いろんな謎が出てくるのだけど、ポンポンと解決していくという感じで、小気味いいのです。
その一方で、大きな謎が深まっていきます。そして、最後には、大どんでん返しみたいな結末が待っています。びっくりしましたね。
かなり複雑な話なので、細かいところは忘れています。2回目でも、ポンポンポンという展開を楽しむことができました。最後のどんでん返しについては、2回目に読んだときもビックリしました。それから数年後、3回目に読んだときもビックリしました。
細かい展開を忘れているのはしかたないとしても、結末を忘れているというのはどういうことなんだ????と思ったりしました。不思議な本ですね。
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