カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・あけうま

2014年01月01日 | ☆動物園とか   

 あけましてうまでしょう。

 2014年は午年ということで、ウマについて勉強してみようと思いました。
 写真は、すべて、仙台市八木山動物公園のタイシュウバ、和海(なごみ)ちゃんと留希(るき)くんです。


 ウマは、脊索動物門/哺乳動物綱/ウマ目/ウマ科/ウマ属/ウマということになります。
 ウマ目には、ウマ科・サイ科・バク科の3科が含まれます。まあ、サイやバクのことをウマとは言いません。
 ウマ科には、ウマ属だけがあります。
 ウマ属には、ウマ・シマウマ・ロバなどが含まれます。まあ、シマウマやロバについては「ウマのなかまだけど、ウマではない」と言っていいと思います。


 ウマには、さまざまな品種があります。その分類のしかたにはさまざまなものがあるみたいですが、一例として、下のような分類を紹介します。
 軽種・・・サラブレッド、アラブ、アングロアラブなど。
 中間種・・セルフランセ、スタンダードブレッド、クォーターホースなど。
 重種・・・ペルシュロン、ベルジャン、シャイヤーなど。
 ポニー・・シェトランドポニー、ハクニーポニー、日本在来馬など。

 こうした分類は生物学的なものではなく、血統・登録に基づくものです。たとえば、競走馬として有名なサラブレッドですけど、まったく同じ遺伝子を持っていても、登録されていなければサラブレッドとして認められないそうです。
 ポニーというのは、小型の馬の総称だそうです。日本在来馬は、すべてポニーに分類されます。


 外来の馬種とほとんど交雑することなく残ってきた日本固有の馬が「日本在来馬」で、北海道和種(道産子)・木曽馬・御崎馬・対州馬・野間馬・トカラ馬・宮古馬・与那国馬の8種があります。
 小型で、ずんぐりした体形、体質強健で、粗飼に耐え、温和な性格、蹄が堅い・・・などの特徴があるそうですけど、個体数がたいへん少なく、絶滅が危ぶまれているそうです。


 八木山動物公園にいる和海ちゃんと留希くんは、対州馬(タイシュウバ)です。タイシュウウマ、タイシュウマという読み方もあり、対馬馬(ツシマウマ)とも言うそうです。
 1952年には2408頭いたそうですが、2005年には25頭と激減しているそうです。その後、保護活動が進んでいるようですけど、現在の生息数がちょっとわかりませんでした。いずれにしても、貴重な存在であることに変わりはありません。


 オスの留希くん。たてがみが黒いです。


 メスの和海ちゃん。たてがみが赤いです。


 最後に、十干・十二支・干支の確認をしておきましょう。

 今年の十干(じっかん)は、甲(きのえ、コウ)です。
 今年の十二支(じゅうにし)は、午(うま、ゴ)です。
 今年の干支(えと)は、甲午(きのえうま、コウゴ)ということになります。

 今年もよろしくお願いします。
                          甲午元旦 カエサル


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