カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

夏の蔵王(刈田岳山頂)

2012年08月19日 | ★蔵王・松島など 

 刈田岳山頂の避難小屋です。屋根も壁もコンクリートで、そこに岩石が貼り付けられています。装飾のためなのか、何かの意味があるのかはわからないけど、いかにも頑丈そうですよね。その岩石が剥がれちゃってるけど、大地震の影響かもしれません。


 伊達宗高公命願の碑。
 伊達宗高は伊達政宗の七男で、村田城主。刈田岳が噴火したとき、刈田岳に登り、天に命願することによって噴火を鎮めたという人なんだそうです。


 御釜です。このへん(車で来た後、ハイヒールでも行けるところ)は、どこからでも御釜が見えるんだけど、ここ(展望サークルではなく山頂)から見える御釜がいちばん綺麗なんじゃないかな。


 望遠レンズ(270mm/APS)だと、これくらいまで撮れます。


 刈田峰神社(奥宮)、刈田岳山頂にある神社です。住所としては、七ヶ宿町になるみたいです。
 蔵王町(遠刈田温泉)には刈田峰神社(里宮)があって、冬期は里宮、夏期は奥宮に遷座するんだそうです。

 蔵王町(宮)にも刈田峰神社があって「白鳥大明神」と呼ばれたりしているのだけど、これは来歴が違うみたいです。白鳥さんはもともと神道の神社だったのだけど、奥宮・里宮は修験道の寺院だったものを神仏分離令で神道の神社にしたんだそうです。
 まあ、ここは「蔵王」ですからね。オンバサラクシャアランジャウンソワカですよ。


 社務所もあります。営業もしています。
 まあ、あたりまえなんですけどね。熊野岳山頂にも、太白山山頂にもこういうのはありません。


 何と呼べばいいのかわからないんだけど、「宮の中」です。ちゃんと撮れば、御神体みたいなのがあったのかもしれませんけど、清酒蔵王とかが見えるだけでした。


 奥宮のあるところが本当の刈田岳山頂ということになるみたいです。ここからも御釜は見えます。
 この後、参道(と言っていいのかな?)を下って、展望サークルに向かいます。


 展望サークルから撮った御釜です。

 参道を下る途中、ボツリと雨がきました。傘を開く人など誰もいないようなボツリですけどね。やばいと思いました。
 予報では、午後から晴れることになっていたんですよ。これまで曇り空での御釜を撮ってきたわけだけど、青空の下での御釜を見ることができるだろうと思って楽しみにしていたのですよ。
 それが、雨。山の天気は怖い→予報はあてにならない→土砂降りになる可能性もある・・・などと考えました。土砂降りの雨の中、雨具もなしに山道を下っていくカエサルの姿が思い浮かんだりもしました。


 とりあえず、雨を避ける。空模様の様子を見る。それに、たぶん、昼時だろうし・・・ということで、レストハウスの食堂に入りました。写真のデータによると、12時45分くらいのことでした。
 食堂は、食券を買ってカウンターに出し、半券をもらって番号を呼ばれるのを待つというシステムです。席を確保して待っていたのだけど、なかなか呼ばれません。まあ、ちょっと混んでいるからな・・・などと思ってはみたのだけど、呼ばれません。ついでだから、撮った写真をチェックしていたのだけど、呼ばれません。
 遅れているのではなく、忘れられているのだと思いました。でも、催促しにいくのは恥ずかしいんですよね。でも、最初はそれほどでもなかった空腹感がズンズンと盛り上がってきたんですよ。それに、その後のスケジュールということもありますしね。
 催促しにいったら、真摯に対応してくれて、すぐに出てきました。カツカレーの大盛り、美味しかったです。でも、食べ終えたのは14時近くになっていました。


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