鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

2014年も暮れていき

2014年12月30日 17時48分11秒 | 日常
2014年もそろそろ終わりですね。
ろくに記事が書けないまま月日が過ぎて行き、すこし愕然としてます。
参加するイベント数も多くなったせいもありますが、絶対的に体力と集中力をこちらに割くことが出来なくなったこともあるんでしょうが。

そんなロクに更新もしない、たいした情報も発信できないブログではありますが、ご訪問いただきありがとうございました。
番組協力で参加出来たものやライブやイベント、セミナーについてアレコレ書きたいことがあるのでこの数日間で日にちをズラしてアップしていくのでしょうが(今更?!とか)、その時はどうぞ薄笑いで見てやってくださいませ。

それでは皆様、よいお年を!










そして今年も自分への慰労のため?に買った、サムライ08!
翔さんの花だよなあ~と見る度に思います。
元気になれます。

ブエノスアイレス午前零時@新国立劇場(12/6)

2014年12月10日 00時12分34秒 | 舞台・コンサート感想



ブエノスアイレス午前零時

原作:藤沢 周「ブエノスアイレス午前零時」
脚本:蓬莱竜太
音楽:coba
演出:行定 勲
出演:森田 剛/瀧本美織 橋本じゅん、千葉哲也、原田美枝子 他



12/6に舞台・ブエノスアイレス午前零時の観劇に行って参りました(新国立劇場)。
中劇場(1000席程度)ということもあって、演者の指先の動きまでじっくり味わう事が出来ました。
劇場特有の奥行きのある舞台を生かした場面展開が素敵な舞台でした。

日本の田舎のホテルで働く繊細な現代の青年と、ブエノスアイレスの売春宿で働くチンピラの2役を、V6の森田剛さんが演じておりました。
実のところ、森田君や他のキャスト方々がそれぞれ2役を演じると聞いて、観察力と集中力のない私は実はびくびくしていたのですが(区別がつくのかなとか)、なんの準備もなしにするりと2つの異なる世界(現代の日本とブエノスアイレス)に入りこむことが出来ました。

都会で挫折し、田舎に逃げてきた繊細な青年と、盲目の老女が出会ったことから始まるこの物語は、現代日本と一昔前のブエノスアイレスとが交差する不思議なもので。
孤独な魂、傷ついた魂とが触れ合うことで互いの欲するものが見えてくるような、、、仮令それがハッピーエンドでなくても。
そんな風に感じられる物語でした。

森田くんが演じた繊細な青年、挫折した青年、乱暴なチンピラが本当に良かった!
それに彼が踊るタンゴもまた良くて。
乱暴なチンピラの男の中に宿る繊細で弱く美しいものを表しているようで。
(森田くんの舞台は数年前に見た金閣寺が最初だったのですが、その時に演じた青年も弱くて屈折している鬱屈してたなあと思い出しました。。。)

他のキャストも良かった!橋本じゅんさんや千葉さん、原田さんたちが演じる人たちも。
音楽も素敵だったな、アコーディオンのタッチが素敵だなと思いましたが、音楽スタッフにcobaさんの名前が出ていて思わず納得した次第。


直前の思いつきで行く事を決めた舞台だったので(前日とかだったので)プレイガイドでチケットをとることが出来ずに当日券を求めて入ることになった公演だったのですが、これからの森田くんの舞台は前もってチケットを抑えておこうかなと思った舞台でございました。


目下の悩みは、DVD化される鉈切り丸(森田剛くん主演の舞台)を購入するかどうかということ。。。
むーん。
お金が飛んで行くぜい。