ジャイナ
昼
紺碧海岸のパトロール
前日は豪雨のために休み
故に本日は入念
肩から鸚鵡のビリー離れず
スポットライト
この世の闇にばかり当てる
というような偏狭
キッキと掻き消すのは
paradise bird
なのか
ジャイナ
理想を足首に結わえ
鉄のメインストリート
Garou-garou
踏めば
猿人たちする碧い眼の
直立
読みは鋭し
巡る時代は掌の上
なのか
選ぶ向きは
忘れた頃に飛来する季節鳥
ダイナミックに
開陳
するのか
ある者言うには
遠くを見る眼になる
時にはなにか
ある
なければ
おかしい遠近のなぞ
そこ山上の覚者に
今日を選んで
伺う