my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

クリスマスのちいさなおくりもの

2017-12-14 18:12:59 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は、ペアさんとふたりで、2年生のクラスでの
読み聞かせ当番でした。

ペアさんが選んで、最初に読んだのはこちらの絵本。


私は、初めて知った絵本でしたが、おはなしは、『しんせつなともだち』と
同じで、ロシア民話を底本としたものでした。
『しんせつな~』は、クリスマス色が出ていませんが、こちらは友から友へと
持っていく「にんじん」が、「くりすますのおくりもの」というふうになってます。

最初に、私が考えていた組み合わせが『マドレーヌのクリスマス』と
『しんせつなともだち』だったので、危うく同じ内容の絵本を読んでしまうところでした。



内容と時間のことを考えて‥私はこの絵本を読んでみました。
 題名が限りなく似てますね(笑)。

私が持っているのは、2006年12月号のこどのとも版ですが、その後
単行本化されたようです。


表紙に描かれたねことねずみが住んでるいう家は、おかみさんが病気で
入院しているため、だんなさんもすっかりふさぎこみ、何もクリスマスの準備が
できません。
せっかくのクリスマスだというのに、何もないなんて!と憤慨したねずみが
ねこに頼みます。

「ねこさん、あんたが なんとかしてくださいよ」
と、ねずみは いいました。
「こんやは みんなが なかよくする よる、でしょ。
おれたちも てつだいますよ」


そこからねこは文字通り立ち上がり(笑)、ミンスパイやケーキの用意、
ツリーにする木を森へとりにいき、ねずみに指図をし‥とおお忙し。
飾り付けは、くものおばあさんにも手伝ってもらいます。
そして、がんばった甲斐があり、サンタクロースから褒められ、くももねずみも
もちろんねこも、サンタさんから「ちいさなおくりもの」をいただき、
めでたしめでたし、でお話は終わります。

最後のページと裏表紙に、この家の子どもたちもちゃんとプレゼントをもらって
うれしそうにしている絵が描かれているのもよいなあと思いました。

ただ11分くらいかかる長いお話なので、2年生はどうかなー飽きてしまったかなーと
気がかりでした。


明日は4年生のクラスでまた限りなく似ている題名の本を読みます。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« はじめましての絵本たち in K... | トップ | クリスマスのおくりもの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ひらきよみ(読み聞かせ)」カテゴリの最新記事