my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

ライオンキング@四季劇場

2010-08-24 22:49:26 | 好きなもの・おでかけ
8月22日。
rの14回目の誕生日に、劇団四季のライオンキングを、二人で観に行きました。

曜日で日にちを選んだので、誕生日観劇になったのは偶然なのですが、でもやはり
嬉しい気持ちが二重になった感じです。


ライオンキング。

10年以上も日本で公演が行われているのですって。

最初はディズニーの映画でしたよね? 調べたら1994年6月全米公開となっていました。
それを観たのは、住んでいたときのニューヨークではなくって、その翌年遊びに行ったときの
ニューヨークの映画館でした。

そして、その後、ブロードウェイでのミュージカルの初演は、1997年11月。
2歳になる少し前のrを連れて、ニューヨークへ行ったのが1998年6月だったので、無理すれば
観れないこともなかったのですね。もう全然そのあたりのこと忘れていました。

ライオンキングの話や劇が、特別好きなわけではないのですが、何度か続けてNYへ
行っていた頃とちょうど自分の中で重なるのです‥。
だからなのかー
冒頭のシーン‥太鼓が鳴って、歌が始まり、動物が(動物を演じている人です、もちろん)
どんどん出てきて舞台に集まってくるところで、なんだかぐっとこみあげてくるものがあり、
涙がとまりませんでした。

行ったこともないサバンナが頭の中に現われたり、太鼓の音に、いろんな思いを乗せてみたり、
ブロードウェイでの舞台は、日本人が演じている目の前のものと、どう違っていたのだろうと
ふと考えたり。



前半1時間半、休憩20分、後半1時間半、って感じだったと思います。
とてもよくできていたなと思いました。
ミュージカルに全然詳しくないのに、生意気な言い方ですが、詳しくない人をちっとも飽きさせない
演出が満載だったし、舞台(演劇ってことでもありますが)に関わっている人って、演じる人も
裏方の人も、すべての人が、舞台のおもしろさに魅了されているのだろうなあと、
思わせてくれました。

もちろん音楽もよくって。太鼓の音で始まる歌や曲に私はすごくよわいです。



余談ですが、今朝まで、『ミムス』という本を読んでいたのです。
中世の話で、お城や道化師や王様が出てくるのですが‥ライオンキングが始まって少ししたら
何度もその話を思い出している自分に気が付きました。
王様とか、王様の弟とか、裏切りとか、復讐とか、そんなことが繋がっていたのだと思いますが。
ライオンキングにおいて、主役より存在感があったのが、王の弟のスカーだったし、
悪者のハイエナの演技は秀逸でした。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする