第1回小学生女流名人の新藤仁奈さんが今回のLPSAの
1dayトーナメントに参加してその活躍からふと思う。
女流棋士たちは普及活動をしてきてその中で
強い女の子がでてきたとき、「女流になりたい」という相談されたときに
どう思うのだろう
奨励会を通過できるほどの実力なら奨励会を進めるかもしれない
しかし、女流棋士としてやっていきたいと思った子には
女流棋士を勧めるのだろうか
人の注目を浴びる以外はその環境はTOP棋士以外は劣悪である
男性プロ棋士には最低でも年300万円(推定)の基本給が保障されている。しかし、女流には基本給はなし。厚生年金も入れず、健康保険も自前
バイトよりも劣る
このような環境の中で女流棋士を勧める人はいるのだろうか
先が見えない
連盟女流棋士会は、以前よりは要求ができる環境にあるといってよい
また、今こそ改善要求のチャンスである
もちろん、男性プロと同等の待遇というわけではない
将来の女流棋士を目指す子に堂々と勧められる環境にする責務が
連盟女流棋士会にある
LPSAもまだこの点については見えてこない
ともあれ、女性蔑視とも思われる将棋界にあっては
時代遅れの今の連盟では不可能か
男社会に負けるな
17+40