大千穐楽に行ってきました。
大阪初日が中止になったので、幕が上がるだけで泣きそうになりました。
そしてなんか安心する春風さん。と思ったら、みんなの歌が上手い。凄すぎて泣きそう。
お話が工場で働く女性達が自由と平等を求めて闘うものだから、覚悟はしてたけど寺西くんはなかなか出てこない（笑）もしかして分かってないだけ？ってちょっと思った頃に出てきた。良かった。
出てきたらいきなり歌！ソロ！！
歌上手い！！
ミュージカルの歌い方がとっても綺麗で、もちろん良い声で、ずっと聞いていたい。
でも女性よりも低い賃金だという移民の役。苦しい。
そして女性がいっぱいだし、衣装もグレーの暗い感じで、役名はカタカナだし、誰が誰だか正直分かりにくく・・・。
2幕になってあれこれ繋がり始めたら、事故が起きて（涙）
ストーリーに夢中になっていたら終わっていました。
ここから30年って簡単に書くけど、30年経ったということはここで闘ったガールズはもうすっかり大人になってるんだよね。長い長い年月を経て、今があるんだってしみじみしちゃいました。
きっとこの物語は男性と女性では受け取り方が全然違うんだろうな。そんなことも考えながら観てました。
でもちょこっとしたアドリブっぽいのもあって、笑いもあったから堅苦しい感じでもなかったです。最後の「つまり？」「フリーってこと？」も可愛かったなあ。
そして「寺西くんから9人話します」ってことで、テラさんがトップバッターでカテコの挨拶。スタオベになったのを「座ってください」と座ったことで、しっかり話すことにしたテラさん。
「えー、僕が最初なので、僕の時間によってみなさんの時間が決まると言われまして」とどんどん前に出るテラさん（笑）
「昨日、中華弁当を食べました。そしたら胃もたれしまして、分かります？胃がもたれるってことなんですけど」って自由にしゃべるもんだから、水田さんが「違う」と修正を入れて、お弁当の話は終わりました（笑）
まとめると「今、この瞬間をみなさんと過ごせて」みたいな感じだったと思います。
観劇出来るということ、中止公演はあったけど、代役を立ててなんとか最後まで走り抜けたということ、奇跡なんだよね。
幕が開いて降りるというのは当たり前じゃないんだよね。
だからかな、挨拶が終わってハケてから、バンドメンバーも出てきて全員で手をつないで礼があり、そこから2回ぐらい出てきてくれて、お手振りもあり楽しく終わりました。
最初の方に回れなかったハリエットがクルクルって回ったのとか楽しかったね。
柚希さんの挨拶の最後が少し関西弁でにっこりしました。
働くことへの意識がこの時代と全然違うし、うちの会社は女性が働きやすいを売りにしてたりするから恵まれててぼーっとしちゃってるんだろうな私。
前向きに働くということを考えないとなと思いました。
3時間の予定でしたが、終わって時計を見ると15:53だったから、カテコが長かったですね。
