木村シェフが福岡の『パティスリー・フレ』にいた頃が懐かしい。
実は、東京にいらしてからはほとんど食べてないのです。
今回も、強い見方「マ・パティスリー」で。
■ 「サントノーレ・オ・マロン・カシス」
ザクザクとした歯応えのしっかり焼かれたパイを土台に、シャンティやシュー、キャラメリゼと
テクスチャーの違うものが組み合わさっている。
マロンはやさしく、カシスがアクセントに。
でも。
やっぱりそれぞれがバラバラな気がする。
それは「サントノーレ」全般のハナシ。難しいなぁ。
★★
■ 「フィグ」
雑誌でみるたびに気になっていたこの鮮やかな緑。
フォルムもいちじくのかたち。
ショコラとフィグ、そしてレーズン。ブランデーが効いてます。
マジパンのジャリっという食感が意外とはまります。
ちょっと難しいガトー。賛否両論ありそう。
★★☆
■ 「モンブラン」
シャンティの真ん中に大きめココナッツのメレンゲがあるモンブラン。
タルトの上にカスタードとマロングラッセがあって、これがかなりのポイント。
その上にミルキーなシャンティ、ホワイトチョコでコーティングされたメレンゲ。
そしてマロンクリームたっぷり。
アイデアはいいし、細かく上品なモンブランだけど、ちょっと食べづらいです。
★★★☆
『LA VIEILLE FRANCE(ラ・ヴィエイユ・フランス )』
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