Fly with the Angels(ブログ)

エンジェルセラピープラクティショナー®、レムリアン・ヒーリング®ティーチャーのルイーズ☆Louiseです。

過去世への旅 (イギリス編 4)

2009-11-10 01:52:24 | 過去世への旅
前回の続き、この回でこの過去世は終わりです。


今度の場面はいきなり戦いの場面に変わりました。
私は王様の軍隊と戦っています。
この場面はこのときの私の過去世では最後の場面になります。

この時代はもうすでに現代のような銃撃戦が主流で、
切りあいをする白兵戦は兵力が完全に接近してからでないと行われません。
このときには私は敵と剣で戦っているような感じがしましたので、
もうすでに激しい白兵戦の真っ只中にいたように思います。
私は常にリーダーとともに行動していたように思いましたが、
このときにリーダーが切られて、馬から落ちたのを目撃しました。
私は驚き、助けようとして駆け寄りました。
たぶんそのときには気が動転して
周囲に注意する余裕がなかったのだと思います。
私は背中から誰かに切られたような気がしました。
しかし大きな負傷ではなく、応戦していますが、完全に気が動転しています。
私にとってこのリーダーはこのときの自分の人生をかけた相手でした。
若いときから尊敬し、慕っていた心からの友と言えるような大事な人でした。
その彼が今深手を負って倒れているのです。
私自身も動転してあまり気づいていませんが、すでに背中に傷を負っています。
私は彼の名前を呼び、神に祈りました。
「神様、私達は清教徒です!!助けてください!!」
しかし彼は目を閉じ、私の腕の中で死んでいきました。
この人生では私は恋愛や結婚もせず、
ただこの人と社会のために自分の人生をかけてしまいました。
そのように大事な人物が自分の腕の中で息を引き取ったときの
混乱と驚きの感情は催眠中の私にもとてもリアルに感じられました。
私自身はまだ自分の体や背中から流れる血に気づいていません。
しかし、このまま戦場にいて王様の軍隊につかまったら、
このリーダーの体をどうされるかわかりません、
なにしろ我々は反乱者なのですから・・・。
私は戦場から離脱し、そばの木の陰にリーダーを運んで行きました。
このときには自分ももう最後だという気がしていました。
戦場から離脱した私の目は離れた戦場の様子をずっと見ていました。
次第に私の視界がかすんできた気がしました。
ショックのあまり何もできず、何も考えられず、
ただ呆然と自分の死を待つのみだったのかもしれません。
そのままリーダーの体を抱えて、私も同じ運命をたどったことと思います。
このときは本当は戦いの場に似つかわしくないとても気持ちのいい日でした。
美しい5月か6月の森がとてもきれいに見えて天気も良く
ピクニックでもしたいようなとてものどかな日だったように思います。
私が最後に見た光景も美しい新緑のイングランドの森の光景だったように思いました。


これでこの過去世は終わりです。
この人生では正義感と優しさだけは持っていましたが、
自分が何かのリーダーシップを取ることも、表舞台に出ることもなく、
恋愛もせず結婚もせず、本当のところは何もなさず、
おそらく30代はじめぐらいで死んだ人生でした。
催眠中の私は、自分の意見を持たず優しさだけで、
他の人の意見に従い何もなく終わったこの人生を後悔していました。
今思っても人のために何かをしようという心意気だけは感じられるのですが、
やはり自分自身がないなあという感じがします。
自分のためには何もしようとしなかった人生だったのかもしれません。

この内乱の時代は1642年ごろから始まっていますが、
私はこの後1644年ぐらいにフランスでまた生まれているので、
おそらく内乱の最初の頃に死んだのだと思われます。
歴史的に有名なイギリスの内乱とそれに続く清教徒革命ですが、
私自身はこの戦いで死んだ名もない人々の一人だったのでしょう。

さて現代でのことですが、この催眠からさめた後に
いったいこのリーダーは誰だったのだろう?と思いました。
私はそのときに職場のボスだったアメリカ人に
似ているように心では感じましたが、即座に全否定してしまいました(笑)
というのも、このときのボスというのがこの過去世で出てきた
リーダーであった男性とまったく違い、
私とはまったく気が合わず、その上尊敬できるどころか、
そのま逆にしか思えない人物だったからです。
今でも、あれはこのボスだったのかな?と考えると
深層意識は「イエス」と答えるけれど、
感情的には「ノー」と言いたくなってしまうのです(笑)
これは自分のエゴがそういっているのでしょうね。
この過去世のときの、貧しい人のためを思い、
人々を助けることに命までかけた尊敬すべきリーダーと、
あのときの「ボス」はあまりにも正反対のキャラで今生現れたものですから(笑)

でも、私は今生で初めてこの「ボス」と会った時に、
なぜか「イギリスの方ですか?」と聞いているんですよね~。
そのときは過去世なんて考えてもみなかったときですが、
何かが心に響いていたのかもしれません。
でも、私はこのボスとは本当に性格が合わなくて、
最初から反発ばかりしていました。
何か心の中から言いようのない感情がわいてくるんです。
ボスだから言うことを聞こうという思いと並行するように
「いや、この人の言うことは何か間違っている」
という思いがよくわき起こってきたように思います。

もしこの過去世のリーダーと、この「ボス」が同一人物だとすると
考えられるのは、もうこの人の言うことを今生では聞くのはやめようという、
魂の取り決めがあったかもしれないということが考えられます。
それがあったから、何かもう絶対にこの人の言うことは聞けない、
何か心の中からこの人への反発心を感じてしまうことになったのかもしれません。
今思えば、お互いに職場でいやな思いして、悪かったな~とも思います。
もしこのときの過去世と同じように、
私が心から尊敬し協力できる「ボス」だったら・・・、
私はセラピストの仕事をまだやらずに同じ職場で
このボスの下で働いていたかもしれません。
でも今生では、出会っても絶対に同じルートに
のるようなことはせずにいようと魂同士で約束していたのだとしたら・・・、
そう思えば、あのとき職場でこうむったいやな思い出も
なんとなく許せるような気がしてしまいます。
もしかしたら、あなたのそばの気の合わない人も、
過去世ではとても親しい間柄だったのかもしれない・・・、
でも今生では同じルートに乗らないために、
お互いを避けようとしてる・・・そんなこともあるのかもしれませんね。
人と人の出会いと関係性って本当に不思議・・・、
そんなふうに思える過去世でした。




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