苦難さえ

「それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。
それは、苦難が忍耐を生み出し、
忍耐が練られた品性を生み出し、
練られた品性が希望を生み出すと、
私たちは知っているからです。
この希望は失望に終わることがありません。
なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
ローマ人への手紙5.3-5

Hallelujah
みことばのとおりに祈りましょう。

「私は苦難さえも喜びます。それは、苦難が忍耐を生み出し、
忍耐が練られた品性を生み出し、
練られた品性が希望を生み出すと、知っているからです。
この希望は失望に終わることがありません。
なぜなら、私に与えられた聖霊によって、神の愛が私の心に注がれているからです。
イエス・キリストの御名によって、アーメン！
Hallelujah、主よ、感謝します。」

祈る時

「また、祈るとき偽善者たちのようであってはいけません。
彼らは人々に見えるように、会堂や大通りの角に立って祈るのが好きだからです。
まことに、あなたがたに言います。彼らはすでに自分の報いを受けているのです。
あなたが祈るときは、家の奥の自分の部屋に入りなさい。
そして戸を閉めて、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。
そうすれば、隠れたところで見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。」
マタイによる福音書6：5－6


人の目に宗教的に見えるとか、敬虔そうに見えるとか、外側は関係ありません。
それどころか、人目を意識した祈りは霊的には悪臭を放っていると思います。
人は外見を見ますが、神様は心の内側を見ておられれます。
心の最も深いところから、神様との真実で親密な交わりを持つことができる人は幸いです。

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」
ピリピ人への手紙4:6

シャローム！
主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

重荷を【主】にゆだねよ

「私の咎が、私の頭を越え、
重荷のように、私には重すぎるからです。」
詩篇　38篇4節


人にはそれぞれ、負うべき重荷があります。
しかし、罪の重荷は自分で負うには重すぎます。
誰もこれを自分で解決することはできません。

解決の方法はたった一つです。
主なる神、キリスト・イエス様に渡してゆだねることです。

「あなたの重荷を【主】にゆだねよ。
主は、あなたのことを心配してくださる。
主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。」
詩55：22

ここで言う「正しい者」とはイエスを主と告白して神の義を受け取った者です。
その人はもう、自分で自分の罪の重荷を負う必要はありません。
シャローム！

祈り

『主なる神様、
私の罪ととがはあまりにも重すぎて、自分では担いきれません。
どんなにがんばっても、絶対に無理です。
しかし、
全能の神様が、私を愛してくださり、
十字架で私の代わりにすべてをあがなってくださったことを信じます。
すべての重荷をあなたにゆだねます。
あなたが、神であられる主、主イエス様が、私の救い主です。
信じます。
救い主イエスの御名によって・・・アーメン！』

望みの喜び

「このキリストによって私たちは、信仰によって、今立っているこの恵みに導き入れられました。
そして、神の栄光にあずかる望みを喜んでいます。」
ローマ人への手紙5.2


キリストを信じる信仰と、神様の恵みによって、私たちは神の義、すなわち「罪の赦し」と「永遠のいのち」を得ました。
それは、もはや神様との間に何の隔てもなく、神様の栄光にあずかることができるようになったということなのです。
これを喜ばずして何を喜ぶのでしょうか。
永遠に神とともに生き、神の栄光に与り、永遠に神を喜ぶことができるのです。

主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

祈りましょう。

「Hallelujah、主よ、
キリストによって私たちは、今立っているこの恵みに導き入れられました。
そして、神の栄光にあずかる望みを喜んでいます。
感謝と讃美をもって
主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン。」

その動機は？

「あなたが施しをするときは、右の手がしていることを左の手に知られないようにしなさい。
あなたの施しが、隠れたところにあるようにするためです。
そうすれば、隠れたところで見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。」
マタイによる福音書6.3-4


偽善はどんな善行をも腐敗させます。
使徒パウロも聖霊によって語りました。
「たとえ私が持っている物のすべてを分け与えても、
たとえ私のからだを引き渡して誇ることになっても、
愛がなければ、何の役にも立ちません。」

愛と愛によって働く信仰によってこそ、よいことがよいこととして働くのです。
神に愛されていることを知り、
その愛ゆえに私たちは神を愛し、人を愛します。

Hallelujah、主の御名はほむべきかな。
主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。

隠された宝

そのとき、イエスはこう言われた。
「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。
これらのことを、賢い者や知恵のある者には隠して、幼子たちに現してくださいました。」
マタイ11.25

今日もルターの著作から紹介しましょう。

隠された宝

すべての人に心から、すすめたいことは、
「どうか聖書の中に書かれている単純な物語につまずかないでください、疑わないでください」
ということです。
どんなにそれらの物語が貧弱にみえても、
それは、神の大能、力、知恵から出たことば、歴史、決定なのです。

キリストがおっしゃっているように（マタイ11・25）、
この書はあらゆる賢い知恵のある人々を愚かにし、
単純な人々によってのみ理解される書物であるからです。

それゆえ、あなたの考えと思いを捨て、
決して尽きることも、掘り尽くすこともない無尽蔵の宝の鉱山に出会ったように、
この書物を最上、最良の宝として尊敬すべきです。
その時、あなたは聖書の中に神が示しておられる神の知恵を見いだすでしょう。
それはあまりにも単純であって、賢い人々の誇りをくだき、無に帰するものです。
この書の中にキリストが産着を着て、飼い葉桶に横たわり、
御使いが羊飼いらをそこに導いたと書かれております。
この産着はみすぼらしく貧弱です。
しかしその中に包まれている宝はすばらしいです。
それはキリストだからです。

Hallelujah！

祈り

「神様、私にあなたの真理を教えてください。
幼子のようにすなおに、純粋に、あなたの教えを受けとめることができますように。
清い、柔和な心を、霊的な洞察力を私に与えてください。

主イエス様の御名によって祈ります。アーメン！」

神との平和

「こうして、私たちは信仰によって義と認められたので、
私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。」
ローマ人への手紙5.1


神様がおられることと、その一人子を与えてくださったほどの神様の愛を信じる者は
神様の恵みと信仰によって神様の御前に義とされます。
それはいわば神様との関係回復です。
神様との間に平和が回復するのです。
さばきはもはや十字架で完全に終わりました。
今や神様の愛と恵みを存分に受け取ることができるのです。
神様を求める者は必ず報いていただけます。

祈り

「主なる神様、私はあなたがおられることと、あなたを求めるなら必ず報いていただくことができると信じます。
あなたは愛だからです。
主イエス様は私たちを愛して、十字架でいのちを捨ててくださり、
よみがえって死を滅ぼしてくださいました。
今日も十字架の愛と復活の力で私を満たし、
とこしえの道に導いてください。
愛する主イエス・キリストの御名によって祈ります。
アーメン！

人に見せるため？

「人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。
そうでないと、天におられるあなたがたの父から報いを受けられません。
ですから、施しをするとき、偽善者たちが人にほめてもらおうと会堂や通りでするように、自分の前でラッパを吹いてはいけません。
まことに、あなたがたに言います。彼らはすでに自分の報いを受けているのです。
マタイによる福音書6.1-2


虚栄心や偽善は醜いものです。自分を汚し、関係を汚します。じわじわと少しずつ腐敗が進みます。
善行が善行でなくなっていくのです。
自分の栄光をもとめる生き方は実を結びません。
求めるべきはただ神の国とその義であり、その栄光です。

ただ神にのみ栄光がありますように。 Soli Deo Gloria

みことばに聞け！

「だれでも神のみこころを行おうと願うなら、
その人には、この教えが神から出たものか、
わたしが自分から語っているのかがわかります。」
ヨハネ7：17


今日はルターの著作の中に非常によい勧めがありましたのでそれを紹介させていただきます。

「みことばに聞け！」

人間イエスの言われたことを聞き、そのみことばに耳を傾けるのが父のみこころです。
みことばに対しては、賢くあって、それを征服し、それについて議論しようとすべきではなく、
単純に聞くべきです。
その時、聖霊が降って、あなたの心を動かし、みことばを信じ、
心の底から、「これは神のみことばであり、まことの真理である」と叫ばせ、
あなたの人生をそれにかけるようにしてくださいます。

　中略

「聞け、聞け！」これが命令です。
これこそ、私たちの主なる神のみこころを忠実に行なうことであります。
主は、だれでも御子に聞く者は聖霊を受け、光に照らされて、
それが神のみことばであると正しく理解できるようになると約束されました。
神はその人をみこころにかなう人につくりかえられます。
これこそ、御霊なる主の働きです。


祈り

『主よ、お語りください。
しもべは聴きます。
あなたのみことばを、
乳飲み子が母の乳を慕い求めるように、
求めます。
主よ、お語りください。
しもべは聴きます。

主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』

すでに聞かれている

「恐れるな。ダニエル。
あなたが心を定めて悟ろうとし、
あなたの神の前でへりくだろうと
決めたその初めの日から、
あなたのことばは聞かれているからだ。
私が来たのは、あなたのことばのためだ。」
ダニエル書 10章12


心配は要りません。
神に対して祈ったことは、すでに神の御前に届いています。
あとは時が来るだけです。

主は言われます。
「時が来たとき、はたして信仰が見られるだろうか？」と。
その時までに必要なことは忍耐です。
しかし、ただの忍耐ではありません。
ただのがまんではありません。
希望がそこにあるからです。
そして、その希望は失望とはなりません。
神の愛が聖霊によって注がれているからです。
シャローム！


祈り

『神様、私の祈りを、
どんな小さな祈りでも、
どんなにつたない祈りでも、
聴いて下さっていることを信じます。
感謝します。
あなたの定めの時が来るまで、信仰と希望と確信を持って、
喜びのうちに待ち望むことができますように、
私の信仰を強めてください。

主イエス様の御名によって祈ります。
アーメン！』