めそのたわごと

夢の場所へ 揺られながら 汽車に乗って

中国旅行記 Ⅵ

2007-05-10 23:18:47 | traveling
駅に到着してからタクシーで市内に向かいましたが
運転手は私が泊まろうと思っていたペントックゲストハウスを知らないようでした
ちょっと迷ったり誰かに道を聞いたりしながらようやく到着したそこは
予想とはちょっと違っていたのでした・・・・・・

1泊50元・・・
北京のユースホステルより安いくらいの値段で
シングルに泊まれてしまうのです
階段しかないので4階まで上がると
さすが高地だけあって結構苦しい・・・
休み休みでないと、息切れと頭痛がしてきます
部屋の中はまあこざっぱりとして特に不潔ではなく
(毛布に毛がついていたのがものすごく気になった以外は)
暖房はないけれどそれでも平気な気温でした

これだけ見てるとよいホテルのようですが
安いには安いだけのわけがあるというのが現実のようです

部屋を入ってすぐにおいてある洗面器を不可解に思いつつ
荷物を置いてシャワーでも浴びて疲れを取ろうと思いました
部屋を案内してくれた人は、確かに
"シャワーはここだ"と言いました
でもドアを開けてもそれらしきものは見当たらない・・・・・・
?????
いくら英語の苦手な私でも、それくらいの英語は聞き取れるはず
シャワーを浴びたいと思うあまりの幻覚だったのか??
いやいや、そんなはずはない・・・・・・
と、いったんドアを閉めて部屋に戻り、もう一回シャワールームに行ってみると
やはりシャワーはありませんでしたが、どういうことか分かりました
そこにあったのは、水浸しのコンクリートの床
そして蛇口がふたつ着いたステンレスの四角い何か
部屋には不可解な洗面器・・・・・・



シャワールームにあったのは給湯器と、お湯・水の出る蛇口で
部屋にある洗面器を使って浴びろ、ということだったんですね
あ~、これで謎が解けて、よかったよかった
・・・なわけありません
丸二日間シャワーを浴びてなくて
ようやく浴びれると思ったらこの仕打ち
ガイドブックならシャワーの有無くらい書け!!!!!
『地○の歩き方 チベット』は役立たずです

シャワーを浴びて汗と疲れを流したかったけれど
鍵もかからない汚そうな部屋で得体の知れない洗面器で湯浴みをするくらいなら
今日は我慢して翌朝チェックアウトしよう
そして新しいホテルですぐにシャワーを浴びようと硬く決意し
その晩は絶望のうちに床に就いたのでした

翌朝・・・
7時頃目が覚めたけど外はまだ真っ暗
早くシャワーを浴びたかったけれど
見知らぬ土地で暗いうちに動くのはちょっと怖かったので
明るくなるまで寝てることにしました

明るくなってから即チェックアウト
今度はヤクホテル(亜旅館)に行きました
オフシーズンなので8人部屋のドミトリーならなんと1泊20元!!!
日本円にして大体300円です
ドミトリーなのに男女同室なのがちょっとびっくりでしたが
全体的に清潔だしトイレもシャワーもすごくきれいだったので満足です

親にメールして、いよいよラサ観光です!
続きマース

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは☆ (rachael1963)
2007-05-11 17:11:12
めそさん、めそさん
ホテルは日本から予約して行ったんですか?
それとも現地調達??

それにしても洗面器をシャワーって言い切るあたり中国っぽい気がする。(失礼)
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Unknown (めそ)
2007-05-11 23:46:38
>rachaelさん
ホテルは、日本でガイドブックを見てある程度目星をつけていきましたが、全部現地調達です・・・と言うのも、三ツ星以上の高級ホテルじゃないと日本からは予約できなさそうだったからです。でもヨーロッパなら、日本からでもいろいろありそうですよね。とりあえず1泊目だけ予約しておいて、2泊目以降は値段や立地の兼ね合いを見ながら現地で調達するという手もあるみたいですよ
その辺の適当さが中国なのかな・・・でもあれは本当にひどかったです
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Unknown (usio55)
2007-05-13 10:09:09
この間の 侵入者といい やはりめそさんは
思っていた以上に(勝手に思うなって)たくましいのですね
そのたくましさこそが 世間が求めているものでしょう
弱そうに見えて羊は実は強いんですね 思ったら
プロフィールの画像が替わってる~
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Unknown (めそ)
2007-05-14 11:40:42
>usio55さん
高校時代は山岳部だったので
それにどこでも生きられるに越したことはないですしね(笑)
プロフィール画像、なんとなく変えてみました。羊にちょっと飽きてきたので・・・
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