2013年10月19日、千葉の幕張メッセでのライブ。KISS実に7年ぶりの来日公演を完全収録した2枚組CDです。とにかく音が素晴らしい。ストーンズと同じX-AVELレーベルからのリリースで、知らない人に「これオフィシャルのライブ盤だよ」なんて言っても信じてしまうほど、もう聴いた感じはまんまステレオライン録音なんですが、これでもオーディエンス録音だというからクリビツです。
観客の声援や話し声などは奥に引っ込み、ボーカルや楽器の音が生々しいほど前面に出て、これぞライブ盤!と言わんがばかりの重厚さを味わえます。マルチIEM(イン・イヤー・モニター)+オリジナルAUDマトリクス音源という次世代の録音方法だそうで、もうこれは完全に技術の進歩の勝利ですな。いくつものIEMをステレオミックスして見事なアンビエンスを完成させています。ズンズン来るドラムの重低音が非常に安定していて、この点は思わずスゲ~!と唸ってしまいます。ボーカルやMCは少々高音気味かなって印象を持ちますが、聴いていて疲れないので然程問題ではないです。
DISC 1のオープニングはツェッペリンのロックンロール(しかもオフィシャルテイクw)から収録されていて、いきなり「チバァー!」のMC炸裂にドキッとさせられます。1曲目のサイコサーカスで最高のロックショウの幕が開け、シャウトイットアウトライドに続きます。この曲は好きですね。選曲も良いし演奏もカッコイイ。ボーカルがとにかく近いので迫力充分です。ソースはアリーナのフロントロウで録られたようですが、オーディエンスの音が抑えられているのは、かなり指向性の効いたマイクでも使っているのでしょうか。
曲間で叫ぶチバ!チバ!チバ!アナタワサイコー!なんてサービス精神たっぷりのMCも、ショーに長けた強者だなぁ~って印象を持ちました。
クレジットのSukiyakiは「上を向いて歩こう」の事で、なかなか達者な日本語のアカペラで披露してくれます。途中歌詞が分からなくなって迷子になる様もご愛嬌。
DISC1最後のトミーセイヤーギターソロではちょこっと君が代も演奏してますね。しかしこの方達、チバって何回叫んでるんでしょうか?
ボクがKISSの存在を知ったのは中学2年の頃。新譜のアルバム紹介の記事で、4人のメンバーが悪魔っぽいクマドリを施してるデザインですが、このクマドリがアルバムジャケットだけの演出だと思っていたら、実物もそのまんまのクマドリだった事にガツンとカルチャーショックを受けた記憶があります。このタイトルもジャケがカッコイイですね。「ジャケ買い」の魅力も充分でしょう(笑)。ちなみに裏スリーヴの内側は渋谷の駅前を歩くKISSメンバーの写真です。
アンコール一発目のデトロイト・ロック・シティはゾクゾクモノでカッコイイ。いや全テイクカッコイイんですが、出来たらハードラック・ウーマンも演って欲しかったですね。
見に行ってない人が興奮する位なので、行った人にとってこのCDはとても良い記念になる事でしょう。これで3600円は結構お手頃だと思います。
観客の声援や話し声などは奥に引っ込み、ボーカルや楽器の音が生々しいほど前面に出て、これぞライブ盤!と言わんがばかりの重厚さを味わえます。マルチIEM(イン・イヤー・モニター)+オリジナルAUDマトリクス音源という次世代の録音方法だそうで、もうこれは完全に技術の進歩の勝利ですな。いくつものIEMをステレオミックスして見事なアンビエンスを完成させています。ズンズン来るドラムの重低音が非常に安定していて、この点は思わずスゲ~!と唸ってしまいます。ボーカルやMCは少々高音気味かなって印象を持ちますが、聴いていて疲れないので然程問題ではないです。
DISC 1のオープニングはツェッペリンのロックンロール(しかもオフィシャルテイクw)から収録されていて、いきなり「チバァー!」のMC炸裂にドキッとさせられます。1曲目のサイコサーカスで最高のロックショウの幕が開け、シャウトイットアウトライドに続きます。この曲は好きですね。選曲も良いし演奏もカッコイイ。ボーカルがとにかく近いので迫力充分です。ソースはアリーナのフロントロウで録られたようですが、オーディエンスの音が抑えられているのは、かなり指向性の効いたマイクでも使っているのでしょうか。
曲間で叫ぶチバ!チバ!チバ!アナタワサイコー!なんてサービス精神たっぷりのMCも、ショーに長けた強者だなぁ~って印象を持ちました。
クレジットのSukiyakiは「上を向いて歩こう」の事で、なかなか達者な日本語のアカペラで披露してくれます。途中歌詞が分からなくなって迷子になる様もご愛嬌。
DISC1最後のトミーセイヤーギターソロではちょこっと君が代も演奏してますね。しかしこの方達、チバって何回叫んでるんでしょうか?
ボクがKISSの存在を知ったのは中学2年の頃。新譜のアルバム紹介の記事で、4人のメンバーが悪魔っぽいクマドリを施してるデザインですが、このクマドリがアルバムジャケットだけの演出だと思っていたら、実物もそのまんまのクマドリだった事にガツンとカルチャーショックを受けた記憶があります。このタイトルもジャケがカッコイイですね。「ジャケ買い」の魅力も充分でしょう(笑)。ちなみに裏スリーヴの内側は渋谷の駅前を歩くKISSメンバーの写真です。
アンコール一発目のデトロイト・ロック・シティはゾクゾクモノでカッコイイ。いや全テイクカッコイイんですが、出来たらハードラック・ウーマンも演って欲しかったですね。
見に行ってない人が興奮する位なので、行った人にとってこのCDはとても良い記念になる事でしょう。これで3600円は結構お手頃だと思います。