【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

マリア様の薔薇 ~ ローズマリー

2006-09-29 17:03:02 | ハーブと香り雑学
   こちらは、連日の秋晴れ。
  開け放たれた窓からは、心地良い風が、
  そよそよと、そよいでいます。

   そんな陽気に誘われたのか、
  今日も朝から小さなお客様が、お出ましです。






  


 



   今朝のテレビで、おすぎが、映画 <イルマーレ> を評して、
  「な~に、あの映画、今時、ポストで手紙でもないでしょ・・・」 
  ~なんて、笑っていました。

   そんなこと、どうだっていいのです。
  細かい事の矛盾をひっくるめて好きなのですから。

   兎にも角にも、私の “イルマーレ症候群”? 
  は、当分治まりそうにありません。

   映画の話は、この位にして。
  先日の 『マリラ』 に対して、今日は 『マリア』。

   何とも紛らわしいですが、
  <マリア様の薔薇>とは、ローズマリーの別名です。

   <海の雫> が一般的ですが、
  ヨーロッパでは聖母マリアに因んで、このようにも呼ばれるとか。
  それだけ皆から愛されるハーブだということなのでしょうね。

   そのローズマリー、
  “若返りのハーブ” として、つとに有名です。

   その証拠に、ハンガリーの女王エリザベートが、
  ローズマリーの化粧水で若返り、
  70歳にしてポーランド国王からプロポーズされたとか。

   尤も本来は、
  持病のリウマチを治すのが目的だったと言いますから、
  若返りは怪我の功名だったようです。

   でもリウマチをも治してしまうなんて、
  凄いハーブですね。一方・・。

   「これはローズマリー、ものを忘れぬようにする花よ。
  お願い、あなた、私を忘れないでね。」
 

   こんな台詞が、シェークスピアの 『ハムレット』 にあります。
  この事からも分るように、ローズマリーには記憶力の回復、
  つまり 脳の活性化 に非常に効力のあることが分ります。

   これらを含めて 
  “若返りのハーブ” と言われる所以なのでしょうね。



   写真はローズマリー・ワインです。
  そろそろ残り少なくなって
  来たのですが、このワイン、
  毎日お猪口1杯飲むだけで、
  元気モリモリ・・・。

   作り方は至って簡単。
  甘口の白ワインに、
  ローズマリーを枝ごと
  5、6本入れて、
  常温で暫く寝かせておけば、
  いいだけです。

   大体1週間程度で飲めますが、
  長ければ長い程、美味になります。

   何より安物のワインでいいのがミソ。
  このワインも398円位だったかな!?

   私はついでに楊貴妃も愛用していたという、
  シナモンスティックも入れています。

   又、干し葡萄を入れるとコクが出て、
  一層美味しくなるそうです。

   もう一つ、同様の方法でりんご酢に漬けた、
  リンスもお勧めです。艶やかな髪になりますよ。

   勿論、リンスだけでなく、これを飲んでも構いません。
  ワインの苦手な方は、別々に作っておくと、一石二鳥ですね。

   そうそう、今ローズマリーのアロマタイム中です。
  と言っても、精油ではなく、庭から採って来た生のそれです。

  アロマポットにお湯を張り、細かく刻んだローズマリーを入れ、
  普通にキャンドルを焚きます。いい香り・・・。

   精油は香りが飛ぶのが結構早くて、
  度々注ぎ足していましたが、こちらは大丈夫です。

   それにお湯の色が、ワイン色になり、
  硝子を通して大層綺麗です。


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2 コメント

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Unknown (めぐみ)
2006-09-30 09:26:42
ローズマリーの精油、私は最近鼻づまりの酷い時にティッシュに数滴垂らして、それをマスクの中に入れ呼吸してました。

これすると、結構鼻がスースーして気持ちいいんですよ



ローズマリーの名前の由来はラテン語の

「ros marinus」(海のしずく)からきてるんですよね

ローズマリーは水辺を好む植物らしいですね。



痛みを鎮める効果があるからリウマチの他に普段の月経痛や頭痛にもいいみたい
夢のあるハーブ (リラ)
2006-09-30 15:50:47
 こんにちは!!

めぐみさんも色々工夫なさっていらっしゃるのですね。(^^♪



 それにしても、<海の雫> も <マリア様の薔薇> もロマンティックな

名前で、それだけでうっとりです。勿論、ローズマリーもいいですが・・。



 めぐみさんの仰るように、ローズマリーは、乾燥気味の海辺の崖などに

良く生えているそうですね。あまり手を懸けない方がいいそうです。

本当に、育てやすいハーブですね。

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