【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

微笑みを誘う花

2011-07-30 15:27:35 | 香る庭の花綴り






笑い ―― 黄金の、妙なる笑い、
それは突然にあなたをも誘い込むものである。
笑いは実に安全だ ――
何物にも背かずに人は素直に笑う事が出来る。
              【「エミリーの求めるもの」 第13章】


   今朝の目覚めは何と
  けたたましい蝉の啼き声。

   それからどの位の時間、
  啼いていたでしょう・・。

   一時はテレビの音も聞こえない程。
  その数がだんだん少なくなり、
  いつの間にかピタッと啼きやんでいる・・。

   「蝉時雨」 とは良く言ったものですね。
  ここでもこんな素敵な言葉を
  考え付いた先人たちを思います。

   さて写真はランタナです。(1、3枚目)
  七変化の異名の通り、1枚目と
  3枚目では花の色が変化しています。

   因みに1枚目は今日撮ったもので、
  3枚目は数日前。 

   同じように七変化の紫陽花とは
  似ているようで、その趣は
  全く違うような気がします。
  
   そう言えば今年は紫陽花が殊の外、不調でしたっけ。 
  それにしても小さくて可憐な花は・・
  (実際には小さな花が寄り集まって咲いている)そこにあるだけで微笑みを誘います。

   上記のように笑いには色々ありますが、花を見て怒る人はいないでしょう。
  花の存在価値は、単に美しいというだけでなく、その効用は有り余るものがありますね。

   一方、ランタナの楚々とした風情に対して、
  夏の太陽に向かって奔放に肢体を伸ばしているハイビスカス。
  頼もしい力強さと共にこちらは、はじける笑顔でしょうか・・。

   一方、こちらは 「藜(アカザ)」。
  テーブルの間から顔を出しました。
  生命力の強さを思います。

   リンド夫人 も、いつか大きくなる草
  ~なんて言っていましたね。

   この藜、随分増えて来ました。
  同じアカザ科のホウレンソウのように
  食用出来るそうです。

   でも食するのは若芽でしょうね。
  秋には木質化するそうですから。
  
   その茎は太く硬くなるため杖の
  材料にもなるそうです。
  
   そうそう乾かして
  お茶にも出来るそうです。

   効能は、整腸作用、
  喉痛、湿疹、歯痛の改善とか。
  
   お茶として飲んでみましょう。ドクダミ茶と一緒に。
  「アカザ茶」 として市販もされているのですね。