起床時こそ真珠色の空でしたが、
時間の経過と共に青空も・・。
ただ、気温は19度しかありません。
起床時が18度でしたから、
気温は、ほとんど上がっていません。
“今、何月!?” 以前は、
逆の意味で使っていたこの言葉、
今年になって何度使った事でしょう。
寒い・・のです。
カレンダーの数字は、
既に若いものから確実に
老いて? 行っていますのに。
でも、こんな風に嘆いてばかり
いても何も始まりませんね。
ふと周りを見渡せば・・
木々の青葉は、その緑をより鮮やか
にし、薔薇の女神は次から次へと
微笑んでくれているのですから。
「春は何もかも新しいわ。
春そのものがいつも真新しいんですものね。
毎年、春は変わっているのよ。
前の年と同じと言うのは一つもないわ。
必ず何か特別なものを持っていて、独特の美しさがあるのよ。
ご覧なさいな、あの小さな池の周りの草が何て青々している事か。
柳もあんなに芽を吹いているわ」 【「アンの愛情」 第9章】
さて、今日の写真。ご覧のように、全部野の花です。
と言っても先日の山口で撮ったもの。
野の花に変わりがあろう筈はありませんが、
見る場所が違いますと、なぜか新鮮な気がして。
それに場所が場所ですから、至る所に、のびのびと咲いています。
ついつい近寄って、シャッターを切っている私がいます。
それにしても・・何と華奢(きゃしゃ)で、楚々とした姿なのでしょう。
“まるで アン のようね・・” と、呟いてみたかと思えば、
思わず自分の姿を省みて身づくろいしてみたり・・。
そんな野の花に、我ながらすっかり寛いでしまったものです。
ところで星野富弘氏の詩集に野の花を謳った次のような詩を見つけました。
以下にご紹介しますね。