[個人史]: 日記 思想・信条・(宗教 聖書) 終末観
※ 「個人史」を記そう。
ユダが書き継いで来た記録(旧約聖書)の始め 『創世記』 には、「ノアの洪水」の後 再び多く増えた人間が共に街を作り、塔を建てた事が触れられている。
現代における 高層ビルを見るたびに 「現代人ですらここまで高いビルを造れるのだから、 創世記に記された当時であれば よほど高い建築物を建てる事ができたのだろう..」 と、つくづく思う。
<歴史的意味>
聖書は有る意味 歴史書 でもある。 それは記録された内容が実際にあったことの証明として 遺跡や歴史的遺物と結びつけるためだ。
バベルの塔における記述はごく僅かなのだが、奴隷の境涯にあったイスラエルの民をエジプトから解き放し、 約束の地 へと導いた モーセが記したことには意味があろう。
<ノアの洪水>
アダムの子、セツが生まれて以後、 地に増え満ちた人間たちが 罪悪に走り、預言者ノアを通して 神から発せられた警告にさえも聞き従わなかった人間を絶ち滅ぼす為に 大洪水 が起こった。
結局、人間は、ノアとその家族(息子夫婦)を除いて 滅びてしまったが、 再び神に命じられた 「産めよ、増えよ、地に満ちよ」 の言葉どおり、 再び 人間はその数が増えた。
<バベルの塔>
人の数が増えると人間はまた罪悪に走り、 神によって全地に分かたれる前に、 人間は共に相図って、 天まで届く塔を建て、神に挑もうと試みたのである。
繁栄と物欲が人間の傲慢を産み、 罪悪を欲しいままにしている 自分を神(天の声)と考え始めるのは いまだに 愚かな人間が陥るワナだ。
<不義の証明と『罰』の正当性>
結局、天に届くほどの塔が完成する以前に、 神は人間の思い(こころ)を見て その悪意を確認することとなり、 神からの罰として、 人間の一つの言葉は 通じ合わない複数の言葉(言語)となり、 また、一つのところに住む事を許されず、 全地に散らされることが 神の義に叶うことだと 人間は自らの悪事で証明してしまった訳である。
(続)
関連記事
04/07 日記: 人間の傲慢 「バベルの塔」(後) (聖書)
03/30 日記: 人間の傲慢 「バベルの塔」(前) (聖書) ・・・ 本記事
03/24 日記: 人間の傲慢 「バベルの塔」(序) (聖書)
03/23 日記: 都心の高層ビル群と 道路財源と.. (徒然)
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現代における 高層ビルを見るたびに 「現代人ですらここまで高いビルを造れるのだから、 創世記に記された当時であれば よほど高い建築物を建てる事ができたのだろう..」 と、つくづく思う。
<歴史的意味>
聖書は有る意味 歴史書 でもある。 それは記録された内容が実際にあったことの証明として 遺跡や歴史的遺物と結びつけるためだ。
バベルの塔における記述はごく僅かなのだが、奴隷の境涯にあったイスラエルの民をエジプトから解き放し、 約束の地 へと導いた モーセが記したことには意味があろう。
<ノアの洪水>
アダムの子、セツが生まれて以後、 地に増え満ちた人間たちが 罪悪に走り、預言者ノアを通して 神から発せられた警告にさえも聞き従わなかった人間を絶ち滅ぼす為に 大洪水 が起こった。
結局、人間は、ノアとその家族(息子夫婦)を除いて 滅びてしまったが、 再び神に命じられた 「産めよ、増えよ、地に満ちよ」 の言葉どおり、 再び 人間はその数が増えた。
<バベルの塔>
人の数が増えると人間はまた罪悪に走り、 神によって全地に分かたれる前に、 人間は共に相図って、 天まで届く塔を建て、神に挑もうと試みたのである。
繁栄と物欲が人間の傲慢を産み、 罪悪を欲しいままにしている 自分を神(天の声)と考え始めるのは いまだに 愚かな人間が陥るワナだ。
<不義の証明と『罰』の正当性>
結局、天に届くほどの塔が完成する以前に、 神は人間の思い(こころ)を見て その悪意を確認することとなり、 神からの罰として、 人間の一つの言葉は 通じ合わない複数の言葉(言語)となり、 また、一つのところに住む事を許されず、 全地に散らされることが 神の義に叶うことだと 人間は自らの悪事で証明してしまった訳である。
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