ジョージィは見た！ 『男と女』 の物語（20） 相性＃３

［個人史］： 男と女、恋愛、性、ミッション（使命）
※ 男女の相性 結婚

根拠の無い太鼓判まで押して、 男性に結婚を勧めた最初のカップルだが、
私が３０代を目前にしたころ、最後に会ったツテを探し 夏休みのバイク旅行のルート途中に設定して立ち寄ってみた。

その後の二人の成功の軌跡を聞かされ、 奥さんが場を離した隙に コッソリ耳打ちした。

『どう？結婚して良かったでしょ？』 すると 「ああ！ 良かったよ！」 と大満足した答えが返ってきた。

＜１０代最期に．．＞
一方、私が地方に飛ばされて出会ったカップルだが、 ”結婚を前提にしたつきあい” を 販売店の皆に宣言した。　（そういう時代だったのだ）

その後も、 彼女が仕事を終えて 寮に帰る前に部屋に立ち寄るまでの時間、 私は同僚の部屋で共に話していたが、 彼女と関係した前後の 男性の微細な変化を見逃すことはなかった。 （というより、私の中で赤信号が灯った）

＜ＮＧ、ＮＧ、ＮＧ．．＞
何とも表現しにくい不安感の中で、 変化の先にある男性の状況と 女性の資質を 何度計算しても ”男が女性を壊す” としか思いが浮かばない。

同僚の結婚なので 祝福しなければいけないのに、 女性の側に立てば 「ＮＧ」 なのである。

（続）

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