ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<厚労審議会>政・官目線で 医療改革 は無い!

2008年02月27日 13時58分57秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 医療 中核病院(公立) 医事利権 政官業癒着 国民ダマシ政治
※(ネタ記事): 厚労利権 天下り(官僚・議員・(正副)知事) 未熟化

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勤務医の疲弊、患者にも原因 (医療介護情報CBニュース) 2月27日 9時48分配信
【記事抜粋】厚生労働省の審議会で、産科・小児科・救急の医師が共通して挙げたのは勤務医の疲弊で、その原因の1つに「クレーマー患者」や「暴力患者」などの存在を挙げた。 ■ 西川京子厚生労働副大臣は「医療の分野では国民の意識が育っていない。すべて受け入れる側が悪いというのではなく、一緒に医療を構築するという方向性を持たないと不毛の議論になっていく」と感想を述べた。
■ 厚労省は2月25日、「安心と希望の医療確保ビジョン」会議を開き、産科・小児科・救急の現場で先進的な取り組みをしている医師から意見を聴いた。 ◆ この会議は、長期的な視点に立って日本の医療の問題点を考えようと、舛添要一厚生労働大臣が中心となって1月7日に設置された。 ◇ 4回目を迎えたこの日のテーマは、医師不足が深刻な産科・小児科・救急医療などの現状把握。
◆ 東京都立府中病院・産婦人科部長の桑江千鶴子氏(東京医科歯科大産婦人科臨床教授)は「産婦人科臨床現場の3つの問題」として、(1)劣悪な労働環境と待遇、(2)医療事故と訴訟への恐怖、(3)医療者への暴言・暴力(モンスターペイシャント)の存在――を挙げた。 ◇ 桑江氏は「大野病院事件で産婦人科の医師が逮捕されて以来、ビクビクする状況で萎縮医療になっている」と述べ、過酷な労働環境に追い討ちをかける訴訟リスクや患者の暴力などが医師のモチベーションを下げていると指摘した。

 「優しい気持ちでなんとかしてあげたいと思っても仕事に対する誇りをズタズタにされ、若い医師は疲弊している」 ◇ 桑江氏はこのように述べ、早急に解決することが難しい大きな問題であるとした。

◆ 愛知県岡崎市の花田こどもクリニック院長の花田直樹氏は「現在の小児医療の問題点」として、(1)不当な報酬の低さとフリーアクセスによる患者数の多さ、(2)小児科勤務医の減少、(3)乳幼児医療無料化に伴う救急外来のコンビニ化、(4)訴訟リスクとクレーマーの存在――を挙げた。
◇ 花田氏は「コンビニ感覚で救急車が利用されるが、コンビニ診療さえ難しい状況だ。しかし、司法判断は救急外来にも最高級の医療レベルを要求している。 ◇ 無理して対応しても刑事事件の対象になり得ることを医師は学習している」と述べ、産婦人科の医師が逮捕された福島県立大野病院事件の影響で入局する医師が減少し、現場では「無理に救急を受け入れない」という萎縮医療が生じているとした。

 花田氏はまた、医師らに言いがかりを付ける「クレーマー患者」の存在が萎縮医療に拍車を掛けているとした。 ◇ 「過熱する医療事故の報道で、不信に満ちた攻撃的な言動が目立ち、現場のやる気をさらに萎えさせている。今までは医師の使命感でカバーしてきたが、現状では医療安全上も自分の健康上も無理がある」
[記事全文]
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<目線は何処に?>
いつものように 患者より目線の高いところから見た 政府案に沿う会議内容だろう。
モンスターペイシェント(暴言・暴力患者)が居ることは確かだが、 存在比率はごくごく希少だ。
しかも、 患者本人に問題があるケースになると、 さらに比率は激減するのは間違いない。

なぜ 患者が怒るのか? その理由を医師・病院側が勝手に決めて いったい何が解決すると云うのか?!
医師の実力が上がり、 天下りや政治力を当てにした病院側の不当な医師・職員管理が無くなれば モンスター患者 は減るだろう。
そのとき、結局 医師や病院の管理体制に問題があったことが判るのは明白である。

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