ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<医療過誤>『免責』の導入で医療レベルが上がるのか?

2007年12月28日 23時41分34秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 政界再編! 衰亡自公政権 省庁利権 民営化 天下り 官民癒着 国民ダマシ政治
※ ネタ記事: 天下り(官僚・議員・(正副)知事) 厚労利権 医療利権

医療被害者 免責の導入に反対 (NHK) 12月28日 5時48分
【記事抜粋】 医療事故の原因を第三者機関が調べる新しい制度について、医療界から、医師などの責任を問わない「免責」の導入を求める意見が出ていることから、医療事故の被害者で作る団体は、過失が明らかになった場合は刑事責任を追及すべきだとする要望書をまとめ、厚生労働省に提出しました。
■ 要望書を提出したのは、医療事故の被害者で作る「医療過誤原告の会」で、患者が死亡した医療事故の原因を第三者機関が調べる新しい制度について、被害者の立場から要望をまとめています。 ◆ 具体的には、第三者機関を設ける目的を、事故の原因究明や被害の救済、それに再発防止としたうえで、調査の結果、医師や看護師などの過失が明らかになった場合は、刑事責任を追及すべきだとしています。 ■ 制度を検討している厚生労働省は、医療者に重大な過失があった場合は捜査機関に通知するとしていますが、医療界からは、第三者機関に届け出れば刑事責任を問わない「免責」の導入を求める意見が出ています。
■ 「医療過誤原告の会」の宮脇正和さんは、「免責を導入すると、責任があいまいになり、医療事故が繰り返されるおそれがある。 ◆ 過失に応じて刑事責任を追及し、被害者が納得できる制度にしてほしい」と話しています。
[記事全文]

<『責任』の無い 機械的作業か?>
医師不足 と云われるが、 治らない患者もどんどん増えていくのだから 悪循環 だ。

医療従事者は 「患者の『生命』に関して責任がある」 と考えてはいないのだろうか?

<『免責』は 不正の隠ぺい>
茅ヶ崎市民病院で起こった カテーテル検査・治療器具 の使い回しで 肝炎が院内感染した。

このような医療事故で刑事告発となれば 「使い回しは 病院としての指示だった」 とか、 あるいは 「使った事にして横流しした」 云々 が報道されることだろう。
だが 免責 では、 関係者に関する悪事が現われてこない。

<『免責』の先にある 患者の苦痛>
結局は 薬害肝炎被害者と同じ様に 事実も分からないまま 長年苦しんで、やがて闇に葬り去られる(泣き寝入りさせられる)事になる。

第三者委員会 と云っても、 年金問題でも 社保庁監査委 があったが 何か国民の役に立っただろうか?
責任ある者が 無責任な仕事をしても 誰も幸福にはなれない のである。

記録する。

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2 コメント

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刑事責任追及は医療崩壊を加速しますよ (通りすがり)
2007-12-31 11:44:20
>責任ある者が 無責任な仕事をしても

ブログ主さんの不勉強がこの文章に集約されていると思います。少しだけ述べます。
医療で患者さんの期待通りの結果が得られなかったとしても、大部分は医師、看護師など医療従事者の過誤ではありません。システムエラーが原因であることがほとんどです。
責任ある者がまっとうな処置したにも関わらず、不当な刑事訴追、民事訴訟に巻き込まれる現状が医療崩壊の最大の原因なのです。
他の先進国の3分の1から10分の1の乏しいマンパワーで、他国と同様以上の医療を提供してきた日本の医療の崩壊を加速させるか否かは、新制度がまともな制度設計となるかどうかにかかっています。
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医学生 (後藤康平)
2008-08-30 18:59:05
医療事故を刑事裁判のように力で封じようとしても無理があります。誰も起こしたくて事故は起こしません。医療者は無責任な医療はやっておりません。訴訟になった多くのケースは医療者は懸命にやって結果が良くなかったパターンなのです。カルテを書き換えるのとはわけが違います。医療は本質的に危険なものです。懸命にやっても結果が思わぬところ最悪になることもあります。さらに仮に予想出来たとしても危険な処置をしなければならないこともあるのが医療です。医療事故を減らすためには医療スタッフを充実させ、事故が起こりにくいシステムを構築するべきなのです。メディアも医療の不確実性をしっかり報道するべきです。
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