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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

[中学校で] 坊主の息子が 担任になったら..

2006年11月15日 11時26分58秒 | Weblog
「稚心を去れ!」 中学校の入学式が終わり、教室へ戻ると転勤してきたばかりの担任教師はそう言って、黒板に大きく書き出した。

いなかの小中一緒の学校 である。小学校では子供が少なく2学年で一クラスだ。
細身で優しかった小学校の担任は私の卒業に合わせ転勤していき、新たに転任してきた大柄の教師が中学校3年間の担任教師となったのだ。

自己紹介で 「自分は大きな寺の住職の息子として育った。いたずらの罰として 広いお堂でたった一人で寝かされたときは怖かったゾ!」などと冗談を交えて話した。私たちは話を聞きながら想像するだけでも怖かった。

その 坊主の息子の担任教師が 「 稚心を去れ! 」と板書したのである。
『稚心』 すなわち、「中学生にもなって いつまでも子供のままであっては成らない 大人になれ」 と、説教(教えを説く)されたのだ。
ありがたい法話(?)は続く、
「ひとはいつ死ぬか判らない。そのときに悔いを残さないよう 一日一日を精一杯頑張れ」
と、のたまった。( おまけに 人の上に立つ者のこころ構え まで身体で覚えさせられた )

以来、「いつ死んでも良いように..」と日々努力してきたら こんな人生になった。
(私は嫌われ者だから)なんども 「生きていられると思うなよ!」と脅されても、「準備は 中学生の時からできてる」 と考えると大して怖くもない。 刃物を向けられたり しても平気で、未だに しぶとく生きてきる。

教師が自分の主義主張を身をもって生徒に示す事には 違和感 は無い。
だが、強制的に国家主義を植え込まれる事だけは 拒否 する。

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