福岡いじめ自殺、その痛ましい事件の真相は？

先日、女の子が遺書を残して自殺した内容の報道があったばかりだが、今回もまた中学２年生の男子生徒がイジメを苦にして自殺したとの事である。

ただ、テレビ報道で流された際、男子生徒の父親が「学校に行けば先生が親代わり．．」の発言が見逃せず記事にする。
また、
男子生徒の母親も１年生の時の担任教師がからかって発した言葉がイジメの原因として当該教師に詰め寄った様子である。
しかしながら当の本人はすでに亡くなってしまったのだから真相は分からない。

私が思うには、家庭環境の問題が大きいと思う。
教師には全く問題はないか？というとそうとも言い切れない。
私がかつて 様々な人々と話をしていた ときだ、ある教育大の学生に『将来の夢（やろうとしていること）』を聞いたとき、「やることが無いから『教師』にでもなる」と答えた。何度確認しても「そのとおりだ」と言う。
このような教師が増えては将来大変な世の中になると感じたのは当然である。
しかし、
このような人物は教育界のみならず、どこの企業にでも見つける事ができる。（どこでも私の頭痛の種だ）
（ 日本の現状として、大学を卒業する年齢になっても 未熟な人格のままで社会に出て行く者が多すぎると思う ）

とはいえ、今回の教師も同様か否かも定かではない。親しい関係になれば、生徒をからかったり、ニックネームで呼ぶのもごく自然な事だ。

イジメを苦にして自殺するなら、先の女の子の場合のように『手紙』を残す。
イジメで遺書は書かない。自殺は自分の命をもって行う『イジメる人物への抗議』だ。
自分で死を選び、実際に死ぬときには相当な努力が必要だ。決して簡単には死ぬことはできない。
突発的に死を選ぶとしたら、
しかも自宅で死ぬとしたら、それは家庭に問題があったと思われるのだが．．。

イジメた側の生徒らも 『イジメ行為の愚かさ』 を家庭で教えられていたなら、たとえ教師の発言があったとしてもイジメる加害者にはならないはずだ。
事実、その母の教え（シツケ）により、少年期に他の生徒たちの差別行動（イジメ）を真似ず良き友人でいたと話してくれた人物がいる。

おかしくなっているのは 教育の現場ではなく、家庭の中にこそ原因がある。

（続）

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