ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<自衛隊機炎上>F2納入前検査(?)(名古屋)

2007年10月31日 12時19分57秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 危険事故多発世紀 納入前検査 自衛隊機 F2

試験飛行の空自戦闘機炎上、乗員2人脱出…名古屋 (読売新聞) 10月31日11時12分配信
【記事抜粋】 31日午前9時12分ごろ、愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)で、F2支援戦闘機が離陸に失敗し、炎上した。乗員2人は脱出し、病院に運ばれた。いずれも軽傷。 ◆ 同空港事務所は午前9時26分に滑走路を閉鎖し、消火活動を実施、約20分後に鎮火した。
◆ 愛知県警や防衛省航空幕僚監部などによると、事故機は三菱重工業製で、同社が航空自衛隊に納品する前に試験飛行をしていた(という)。 戦闘機は滑走路脇の着陸帯に墜落した。 ◆ 戦闘機を操縦していた永田恵嗣さん(52)は首に軽いけが、もう一人の水島光男さん(56)も右肩打撲の軽傷を負った。
[記事全文]

<報道されないだけで..>
空自関係者から聞いた話では 自衛隊機等の訓練事故は多数発生し、 多くの方が亡くなっていると聞いている。 その理由が操縦ミスなのか整備不良か はたまた 製造不良か 設計不備 かは判らない。

今回は たまたま 出火・炎上したことで 報道されたと思うが、 近年の日本では 事故が多く起こっても不思議はない。

<広く・深く考察できない国民性>
危険物製造には 設計段階で 多種多様の 可能性 を事前に見つける事が必要だ。 近年の日本で最も弱い部分である。 (狭く低い経験値だけで就労するからであろうと思う)

<職人(玄人)がいなくなった>
不備な設計を補ってきたのが 現場の職人気質 だった。 安全に関しても 製造の現場 が最も重要なのである。
ことさら圧がかかる部分には 強固な材料・部品を選び 軽量化出来そうな部分には 軽い材料を選び出す。

米国の破滅型政治を真似た小泉改革が行った大失策は、 製造現場から職人(玄人)を追い出し 使い捨て型の 工員 で埋めたことだ。 その誤ったノウハウは 保守現場のもおよび ついにはこれまで安全だった多くの施設・設備で 危険事故が多発するに及んだ。

そんな製造現場で作られる 日本のミサイルである。 (ロケットは一点集中だが ミサイルは大量生産)
いいかげんに眼を覚ませば良いモノを...。

記録する。

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