ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

宝くじ(富くじ)は、なぞれば当たる

2006年09月15日 14時55分34秒 | 格差社会と政治
米国を訪れると、老齢の職員・スタッフが多いのに驚かされた。
聞くと「以前の不景気のとき、若者ばかりの会社になったが失敗してしまった。その教訓から『経験値の高い社員・スタッフ』に働いて貰う方が効率的だからだ」と答えた。
しかしその結果、経験の浅い若年者ほど仕事に溢れ新しいビジネスを開拓せざるを得なかった。
米国ではベンチャー旋風が起こったが、その資金には日本から持ち出された莫大な 『○資金』 が充てられた。

日本のバブル崩壊が色濃くなってきた1990年代初頭、米系銀行の知人が云った。
「これから日本の銀行は合併を繰り返し巨大な銀行(メガバンク)になっていくよ」
当時、日本のだれもが「信じられない事」と感じていた。
しかし、そのようになった。

人類は過去の失敗から学ぶべきはずであるが、
日本では過去に日本や外国が犯した失敗を同じくなぞることで、そこから得られるわずかな数の成功者を生み、そして大多数である国の崩壊へと向かう。

先人が歩んで得た結果は、現代人が歩んでも同じ結果を生む。(成功者も失敗者も先人らと同じ方法で生まれる)
それを立証してくれた 改革 であり、さらに後任者が引き継ぐ 改革 である。

しかし、日本には米国がベンチャー育成に使った 『資金 はとうに無い。
戦争を始めても、惜しみなく日本に金をつぎ込んでくれる国はあるのか?
課題は解決どころか混迷を深める。

郵政問題は終わっていない証拠

2006年09月15日 13時01分43秒 | 格差社会と政治
小泉首相と共に「郵政民営化」にまい進してきた竹中氏が、
「次期政権の発足時に参議院議員を辞職する意向」を示した。

小泉首相といい、竹中氏といい、最後の結果まで責任を取らない姿勢には憤りしか覚えない。

壊すのは誰にでも出来る。出来ないのは「良心と自制」が働くからである。
造る(始める)行為も実は誰にでも出来るが、『成功』させられるのはごく一部しかいない。
自分の手がけた仕事を最後まで完遂するのがプロだが、小泉内閣にもプロはいない。

皆の評価が高い内に、途中で仕事を引き渡す者は、実は「できない者(無能者)」であることは、経験上はっきりと断定できる。

日本にどれほどの出来損ないが溢れ、無駄な金が使われているかを考えると大きな不満を覚える。
無責任な政治家は不要だから辞職も構いはしない。しかし、中途の仕事は残すな!
貴殿らが残していく中途の仕事(複)は、国民の金を非常な勢いで浪費させるものである。

竹中氏は慶応大学に設立されるシンクタンク組織の代表となる予定との事。

追い出した「郵政民営化反対議員」への甘言といい、
小泉改革のシンボル的な存在である「村上ファンド問題」や「ライブドア事件(堀江氏は無罪主張)」 。
さらに「耐震強度偽装事件」の関係者の公判姿勢、
小泉政権に汚点は無かったと言い張るらしい。

どこまで国民を愚弄したまま、その任期を閉じようとするのか!?
まことに怒り心頭である。