「イニョン王妃の男」[追記あり]

「イニョン王妃の男」
オススメ度 ★★★★★
キュンキュン度 ★★★★★
脚本 ★★★★★
キャスティング ★★★★★

評判いいのは知っていましたが、よかったですー、この作品！久々の満点です。
チ・ヒョヌ は「マイスウィートソウル」や「セレブの誕生」で観たことがあるけれど、あまり格好いいと私は思えないので、この作品の評判は知りつつも観ていませんでした。

いやー、手にとってみてよかった。久々に面白いラブストーリーでしたよ。全8巻16話というのも、無駄な中だるみもなく、とてもよい。テンポがいいんですよね、この作品。

チ・ヒョヌ演じるキム・ブンドは300年前の両班。ユ・インナ演じるチェ・ヒジンは現代の女優さん。時代を超えて出会うタイムスリップ話は「屋根部屋のプリンス」等よくあることですが、こちらはそれに加えて、実在の歴史上の人物も少しだけ絡めてあって面白い。イニョン王妃というのは、「トンイ」でパク・ハソン が演じた王妃さま。チ・ジニが演じていた粛宗の妃ですね。

この作品を通じて、チ・ヒョヌとユ・インナちゃんはドラマだけでなく、実際にもお付き合いをすることになったそうです。なんでも、「イニョン王妃の男」の放送終了を記念するファンミーティングの現場で、チ・ヒョヌ は 「このドラマを愛してくれるファンの前で、心から告白したかった。本気で、ユ・インナさんが好きだ。暖かく見守って欲しい」 と突然、公開告白をしたそうなのですよ。キャー、大胆。やるな、チ・ヒョヌ。で、10日後にユ・インナ も交際をスタートさせることに決めたそう。撮影中からユ・インナはチ・ヒョヌの好意に気づいていたそうですが、チ・ヒョヌが役にのめりこんでいるだけなのかも、と確信が持てずにいたらしい。そりゃそうよね。

二人の関係を知ってからは、ドラマを観賞していても、チ・ヒョヌ とユ・インナとが恋に落ちるドキュメンタリーに見えてきてしまったんですけれども、それを上回るストーリー展開で、結局は最後まで引き込まれて観ることができました。相変わらず、チ・ヒョヌは私の好みではなくw、ドラマの中でキム・ブンドが「イケメン」と言われる度に疑問符がうかんだけれどw それでも、ラブラブアツアツなキスシーンには釘付けでした(笑)あんなキスは好きじゃないとなかなかできないよねw


↑これは、序の口。もっとイチャイチャとラブラブなシーンが目白押しですw それはそうと、赤い公衆電話ボックスって、韓国には普通にあるの？いかにもセットっぽかったけど(笑) 日本だと公衆電話ボックス自体、もうなかなかお目にかかれないですよね。

交際宣言のほぼ１ヶ月後、チ・ヒョヌは入隊してしまい、今も兵役についているそうですが、今でもユ・インナとは続いているそうですよ。

このドラマが当たった要因の一つとして、キャスティングがあると思うんですよね。チ・ヒョヌは自分でも「僕は地味だ」とインタビューで言っていたけれど、明るくて愛嬌のあるユ・インナちゃんとはすごく釣り合いがとれていてお似合いだと思う。冷静なキム・ブンド役にはチ・ヒョヌが、自分に正直で可愛いヒジンにはユ・インナがまさにイメージピッタリでした。

主演の二人以外もキャスティングがなかなかいい。ヒジンの元彼ハン・ドンミン役のキム・ジヌも愛嬌あるし、ヒジンのマネージャー役を演じるカ・ドゥッキもいい味だしています。カ・ドゥッキって、最初、チェリムに似ていると思ったのですが、最終的には元モーニング娘。の保田圭さんにみえてきましたw 皆様はいかが？

人の運命は決まっているけれど、行動ひとつでそれは変えられる、というようなことも、このドラマを観ていて感じました。

ちなみに、エンディングには別のバージョン、ディレクターズカット版があって、こちらはキスだけじゃなく、服を脱がせようとするところまでいっています。やりすぎ(笑)若いのー。 気になる方はyoutubeで観られるようですよ。

[追記:この記事の後、チ・ヒョヌの除隊後に判明したことですが、ユ・インナとチ・ヒョヌは破局してしまったそうです。残念！]

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